右奥歯の根管充鎮のタイミング、治療後のコアとクラウンについて

相談者: 花奈さん (29歳:女性)
投稿日時:2015-11-19 10:16:49
こんにちは。

根管治療を始め、2ヶ月程掛かっているいる者です。
先生が来週には充鎮しましょうと話していたのですが、通常充鎮のタイミングはどのようなものなのでしょうか?

現在根管治療をした右奥から2番目の歯は、痛みは大分和らいできましたが、まだ鈍痛はたまにあり、歯ぎしり持ちのため、朝起きた時に痛みを強く感じます。

食べ物はずっと根管治療をしていない反対側で食べており、ちょっと前までは柔らかいパスタやお米がふいに治療をした歯に当たっただけでも、痛みを感じておりました。
その恐怖心からか、今でも治療をした方の歯での飲食はしておりません。

そのため、来週充鎮となると怖さがあります。
皆さんは充鎮はどのようなタイミングで行っておりますか?

治療をした歯で飲食しても何とも感じないくらいになってから処置をするのでしょうか?
充鎮して痛みが生じた場合、容易に充鎮したものを除去して、再治療することは出来ますか?

また充鎮後被せものをする場合、ファイバーコアオールセラミッククラウンを考えているのですが、歯ぎしり持ちにはオールセラミッククラウンは止めた方がよろしいですか?

被せた後に痛みが生じた場合、簡単にファイバーコアやオールセラミッククラウンを外して再治療することは出来るのでしょうか?
他の掲示板でファイバーコアだとオールセラミッククラウンは除去しずらいとも書かれていたので、再治療のことを思うと踏切がつかない状況です。

私事ですが、来月中旬までには結婚のため渡英(永住)しなければならず、なるべく日本にいる内に現在進行中の根管治療を終わらせたいと思っている状態です。

只痛みのある内に充鎮&被せものの処置をするのは頂けないことなのかとも思うので、皆さんのご助言を頂ければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-11-19 12:20:52
花奈さん、こんにちは

根管治療をしていて、根管充填タイミングについてのご相談と、根管治療後のコアとクラウンについてのご相談ですね。

根管治療を行っている歯の根管治療になった原因は何でしょうか?

根管充填のタイミングとしては通常、痛みや腫れなどの症状がないこと、根管内が充分に清掃されていて残髄や排膿がないことなどが条件になります。

若干の痛みが残る程度であれば根管充填して仮歯などで様子を見ることもありますが、最終的なコアやクラウンは痛みがなくなってからの治療になります。


>私事ですが、来月中旬までには結婚のため渡英(永住)しなければならず、なるべく日本にいる内に現在進行中の根管治療を終わらせたいと思っている状態です。

来月中旬までにクラウンまで完成させるとなると、そろそろ根管充填をして治療をすすめないと時間的に間に合わないということだと思います。

>只痛みのある内に充鎮&被せものの処置をするのは頂けないことなのかとも思うので、皆さんのご助言を頂ければ幸いです。

痛みのある中でクラウンまで治療をすると、痛みが強くなった場合に再根管治療が必要になる可能性が高いです。
そうなると、コアとクラウンは壊してはずさなければならなくなってしまいます。

花奈さんにとって、どうするのが良いかというのも難しいところですね。

根管治療になった原因と、根管治療が長引いている理由にもよりますが、痛みが治まるのを待つ方が良いかとは思います。
コアとクラウンも自由診療で行う予定のようですので、海外でも金額的には大きな差はないのではないでしょうか。

しかし、海外で歯科治療を受けることに不安もあるかと思います。
その場合には再治療の可能性を理解したうえで、日本にいるうちに出来るだけの治療を行うという選択もあるかと思います。

ご参考にしてください。
お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 花奈さん
返信日時:2015-11-20 11:39:08
秋馬先生、ご回答どうもありがとうございます。

根管充填タイミングでとてもわかりやすい説明を頂けたので、大変助かりました。
通常であれば残髄や排膿がないことが確認出来てから、多少の痛みであれば充填をして様子を見るということもあるとの事ですね。

根管治療が必要になった原因ですが、飲食をしていて冷たいものだけでなく温かいものを口にいれる時もしみる感じが強くなり、神経を取るという形になりました。
その歯は以前虫歯治療を行っていた歯で、どうやら詰め物の下に虫歯が出来てしまっていたようです。

根管治療が長引いている原因ですが、やはり痛みが中々取れない、、という所でしょうか。
最初の1〜2週間は、ドクンドクンと脈立つような痛みで、薬を飲んでも中々収まらず、寝れずの日々が続きました。

それ以降も鈍痛や体の体調が全体的に悪い状態がずっと続き、特にパスタや米粒などの柔らかいものが、治療中の歯にふとした瞬間にあたっただけでも痛みがありました。
今はようやくその痛みも和らぎ、柔らかいものであれば試しに噛めるくらいまで治ってきています。

現状ですが、まだ少しの鈍痛は続き、ちょうど顎の下のリンパが腫れているのか、たまに痛みを感じます。来週充填予定ですが、やはりまだ不安が取り切れないのがありますね。

イギリスでは無料診療(NHS)では治療がずさんな様で、出来ればプライベートでかかる予定でおります。
只、プライベートとなるとかなりお値段も上がるようで、やはり日本で治療を終えるべきなのではないかと思っています。

日本では普通に受けられる歯科治療が、いかに世界的にみてもトップクラスなのが、今回色々と調べる段階でしみじみと感じるようになりました。
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-11-20 14:49:52
日本の保険治療は、世界的にみてもトップクラスの安さだとは思います。

根管治療があまりに長期に及ぶと、幾つかのマイナス因子が現れてくる可能性はありますね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 花奈さん
返信日時:2015-11-20 16:21:26
藤森先生、ご回答どうもありがとうございます。

宜しければ、根管治療が長期に及ぶマイナス因子を教えて頂いてもよろしいでしょうか?
尚、長期とはどれくらいの期間になるのでしょうか?(私の場合は、既に2か月を経過しております。)
回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-11-20 19:29:54
治療回数を重ねる程、感染のリスクは高くなると思います。
可能な限り、(一回の治療時間を長く)x(少ない回数)が良いと思います。
これが難しい医療機関はあるかもしれませんが。

根管充填の先のコアの築造まで、なるべく短期で進む方が望ましいと思います。

長期に痛みが続いたケースは、その回復にも時間がかかるような印象を受けます。(特に、鎮痛剤の長期に渡る服用)

痛いからとの理由で数年もの間、仮歯も入らておられないケースの相談もありますが、それが簡単に治るとは、どうしても思えません。(噛む力を長期に渡って受けていない→歯の本来の機能をさせていない)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 花奈さん
返信日時:2015-11-21 21:49:44
藤森先生、ご回答どうもありがとうございます。
なるほど、感染のリスクが高くなるということですね。

しかし、先生の仰る通り、私のかかりつけの歯科医院も例外ではなく、先生一人で仕事を回してらっしゃって、一人一人の患者と時間をかけての内容説明や処置といったものが、きちんと出来ていない気もします。

今の医院でも早めに短期×長時間で治療が終わるように、こちら側としても祈る限りです。



タイトル 右奥歯の根管充鎮のタイミング、治療後のコアとクラウンについて
質問者 花奈さん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
歯科治療中の歯の痛み
根管治療に関するトラブル
痛みがある状態での治療終了
根管治療後の詰め物・被せ物
根管充填
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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