インプラント手術、補てつ主導型と外科主導型について
相談者:
プーすけさん (53歳:女性)
投稿日時:2015-11-27 19:17:29
初めてご相談いたします。
25年前に神経を抜いた下奥歯6.7番が駄目になり抜歯し現在はない状態です。
インプラント希望で3件歯科に相談しに行きました。
3件めに相談した所、CT以外に型どりをする事、また7番の上下の間が狭いので、レントゲンを確認され、上の歯(銀歯、神経あり)を削らないといけないとの事。
ただ神経を抜く可能性ありと言われ悩んでしまいました。
前2件歯科からは上の歯や狭さ等何も言われていません。
手術方法?が違うからなのか、調べると補てつと外科主導型とあるようですが、その違いで削らずにすむから前2件は説明されなかったのか、素人でわかりません。
削らずにすむような方法があるのか、宜しくお願いいたします。
25年前に神経を抜いた下奥歯6.7番が駄目になり抜歯し現在はない状態です。
インプラント希望で3件歯科に相談しに行きました。
3件めに相談した所、CT以外に型どりをする事、また7番の上下の間が狭いので、レントゲンを確認され、上の歯(銀歯、神経あり)を削らないといけないとの事。
ただ神経を抜く可能性ありと言われ悩んでしまいました。
前2件歯科からは上の歯や狭さ等何も言われていません。
手術方法?が違うからなのか、調べると補てつと外科主導型とあるようですが、その違いで削らずにすむから前2件は説明されなかったのか、素人でわかりません。
削らずにすむような方法があるのか、宜しくお願いいたします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2015-11-27 21:30:31
補てつと外科主導型 = 補綴主導型・外科主導型
補綴主導型
理想の咬合を獲得するために、インプラントの埋入箇所方向なども、あくまでも理想のものとするもの。
外科主導型
顎堤の状態により、インプラントの埋入箇所方向などを優先して決めること。
両方を考慮できればよいことで、そう語句にこだわることはないでしょう。
>7番の上下の間が狭いので
同様な質問が過去何回も出されているのですが、上7番の挺出がどの程度かということと、加えて多くの歯科医の理解を得られにくい事として下顎の患側が上方に偏移していることが多いということです。
挺出に対しては矯正的に、下顎偏移に対しては咬合挙上という咬合学的対処法があります。
補綴主導型
理想の咬合を獲得するために、インプラントの埋入箇所方向なども、あくまでも理想のものとするもの。
外科主導型
顎堤の状態により、インプラントの埋入箇所方向などを優先して決めること。
両方を考慮できればよいことで、そう語句にこだわることはないでしょう。
>7番の上下の間が狭いので
同様な質問が過去何回も出されているのですが、上7番の挺出がどの程度かということと、加えて多くの歯科医の理解を得られにくい事として下顎の患側が上方に偏移していることが多いということです。
挺出に対しては矯正的に、下顎偏移に対しては咬合挙上という咬合学的対処法があります。
回答2
ほほえみ歯科(大阪府高槻市)の松岡です。
回答日時:2015-11-27 22:18:47
プーすけさん、こんばんは。
松山先生のおっしゃるように、今回の上7が挺出していてインプラントを入れるスペースがない場合、外科主導、補綴主導はあまり関係ありません。
簡単に言うと、顎の骨の形態を主に考えるか、歯の位置・噛み合わせを主に考えるかという意味です。
上の挺出した歯を矯正的に圧下するという手があります。沈めるという事ですね。
ただ、1つの医院でしかインプラント入れるスペースの不足を指摘されていないのであれば、他の2院で理由を聞いてみるのもいいかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
松山先生のおっしゃるように、今回の上7が挺出していてインプラントを入れるスペースがない場合、外科主導、補綴主導はあまり関係ありません。
簡単に言うと、顎の骨の形態を主に考えるか、歯の位置・噛み合わせを主に考えるかという意味です。
上の挺出した歯を矯正的に圧下するという手があります。沈めるという事ですね。
ただ、1つの医院でしかインプラント入れるスペースの不足を指摘されていないのであれば、他の2院で理由を聞いてみるのもいいかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
プーすけさん
返信日時:2015-11-27 23:47:52
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-11-28 08:40:32
ご相談ありがとうございます。
インプラントをする目的は、歯の働きを取り戻すためです。
それは、良く噛めること、良く話ができること、良く飲み込めること、見た目の回復、です。
歯の働きを取り戻す治療のことを、補綴と言います。
目的があれば、必要な手段が分かります。
その結果、外科治療、矯正治療などが決まります。
どうなれば良いのかお気持ちを整理しましょう。
インプラントをする目的は、歯の働きを取り戻すためです。
それは、良く噛めること、良く話ができること、良く飲み込めること、見た目の回復、です。
歯の働きを取り戻す治療のことを、補綴と言います。
目的があれば、必要な手段が分かります。
その結果、外科治療、矯正治療などが決まります。
どうなれば良いのかお気持ちを整理しましょう。
タイトル | インプラント手術、補てつ主導型と外科主導型について |
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質問者 | プーすけさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 53歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。