[写真あり] 噛み合わせが悪くなっても歯列矯正すべきか?
相談者:
kamaさん (30歳:女性)
投稿日時:2015-12-01 15:05:32
インビザラインで矯正を予定しています。
現在の口の中の状況
上顎前突(オーバージェット7、8ミリくらい)
右上左上2番が矮小歯
左下5先天欠損4、6ブリッジ
右下5先天欠損のインプラント
(右も左も乳歯Eの大きさがあります。)
下の前歯のスピー湾曲が強く噛み合わせが深い
顎が小さく狭い
(インプラントがあるので側方拡大はできない)
6、7番の奥歯は噛み合わせを変えたくないので動かさず、ブリッジとインプラントはできればやり直したくないので、そのままで治療してもらうことを伝えました。
上は抜歯はせず左右5番から前歯までをIPRして隙間を作り、歯列を後ろに下げ、下は前歯のスピー湾曲を圧下させる治療計画となりました。
IPRは最大限することになりますが、結構前歯が下がることがシュミレーション上でわかりました。
でもそのかわり噛み合わせが悪くなりそうな気がします。
現在、前歯は噛み合ってないですが、3番から奥歯の噛み合わせは1歯対2歯で不正咬合ながらしっかり噛み合っています。
ですが、矯正後、1歯対1歯になる歯がでてきたり、少しずれてしっかり噛まなくなる可能性がありそうです。
前歯も下げるためには仕方ないそうで、先生はあまり気にすることはないと言っています。
見た目がよくなっても噛み合わせが悪くなってしまっては嫌だなぁと思い、治療を受けようか迷っています。
わたしの場合、前歯も奥歯の噛み合わせもよくするのは難しいそうです。
先生方のご意見、聞かせていただけたら幸いです!
画像1
現在の口の中の状況
上顎前突(オーバージェット7、8ミリくらい)
右上左上2番が矮小歯
左下5先天欠損4、6ブリッジ
右下5先天欠損のインプラント
(右も左も乳歯Eの大きさがあります。)
下の前歯のスピー湾曲が強く噛み合わせが深い
顎が小さく狭い
(インプラントがあるので側方拡大はできない)
6、7番の奥歯は噛み合わせを変えたくないので動かさず、ブリッジとインプラントはできればやり直したくないので、そのままで治療してもらうことを伝えました。
上は抜歯はせず左右5番から前歯までをIPRして隙間を作り、歯列を後ろに下げ、下は前歯のスピー湾曲を圧下させる治療計画となりました。
IPRは最大限することになりますが、結構前歯が下がることがシュミレーション上でわかりました。
でもそのかわり噛み合わせが悪くなりそうな気がします。
現在、前歯は噛み合ってないですが、3番から奥歯の噛み合わせは1歯対2歯で不正咬合ながらしっかり噛み合っています。
ですが、矯正後、1歯対1歯になる歯がでてきたり、少しずれてしっかり噛まなくなる可能性がありそうです。
前歯も下げるためには仕方ないそうで、先生はあまり気にすることはないと言っています。
見た目がよくなっても噛み合わせが悪くなってしまっては嫌だなぁと思い、治療を受けようか迷っています。
わたしの場合、前歯も奥歯の噛み合わせもよくするのは難しいそうです。
先生方のご意見、聞かせていただけたら幸いです!
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回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-12-01 18:02:40
インビザライン矯正はシュミレーション機能があるので術中術後のイメージがわきやすく一般の方にも契約の前によく考えていただくことが出来るよい治療法だと思います。
ネット上では診断できませんから一般的な内容になりますが。
IPRの量も厳密には出来ませんから(元々IPRの量自体が幅を含んだ設定になっているため)1個のシュミレーションだけではそのとおりには完成までは行きつきにくいと思います。
最終的には咬合を調整したり冠をやり変えたりして微調整を行う必要があるかもしれません。
特に固有顎運動のガイドと歯の関係(歯が横揺れを受けとめる許容量)は顎運動の反応性を確認しながら微調整を行う必要があると思いますから、最初のシュミレーションだけで最後まで問題なく進行し長期的に安定した噛み合わせを獲得させるというのはちょっと難しいと思います。
ただ、システム上、5年間は何度かやりかえが可能になっていると思いますから、その間にご自身の顎の動きにあった噛み合わせを与えるようにするのか?咬合調整や形態修正で対応することになるのではないかと思います。
現状のあなたの上顎前突(過剰なオーバージェット)を正常に見せかけるために歯の神経を温存しながら治療を行おうとすればいずれにしても矯正治療を選択することになると思います。
インビザラインは目立ちにくく痛みも少なく歯磨きもしやすく出っ張りも少ないので口内炎にもなりにくく、アライナー矯正の中では自由度の高い治療法ですから非常によい治療法だと思います。
最終的にインビザラインだけではうまく動きにくいこともあることをご承知になったうえで、他の方法の助けも借りられる契約であることをご確認いただいて検討されたらよいのではないかと思います。
よい結果になられるとよいですね。
ネット上では診断できませんから一般的な内容になりますが。
IPRの量も厳密には出来ませんから(元々IPRの量自体が幅を含んだ設定になっているため)1個のシュミレーションだけではそのとおりには完成までは行きつきにくいと思います。
最終的には咬合を調整したり冠をやり変えたりして微調整を行う必要があるかもしれません。
特に固有顎運動のガイドと歯の関係(歯が横揺れを受けとめる許容量)は顎運動の反応性を確認しながら微調整を行う必要があると思いますから、最初のシュミレーションだけで最後まで問題なく進行し長期的に安定した噛み合わせを獲得させるというのはちょっと難しいと思います。
ただ、システム上、5年間は何度かやりかえが可能になっていると思いますから、その間にご自身の顎の動きにあった噛み合わせを与えるようにするのか?咬合調整や形態修正で対応することになるのではないかと思います。
現状のあなたの上顎前突(過剰なオーバージェット)を正常に見せかけるために歯の神経を温存しながら治療を行おうとすればいずれにしても矯正治療を選択することになると思います。
インビザラインは目立ちにくく痛みも少なく歯磨きもしやすく出っ張りも少ないので口内炎にもなりにくく、アライナー矯正の中では自由度の高い治療法ですから非常によい治療法だと思います。
最終的にインビザラインだけではうまく動きにくいこともあることをご承知になったうえで、他の方法の助けも借りられる契約であることをご確認いただいて検討されたらよいのではないかと思います。
よい結果になられるとよいですね。
相談者からの返信
相談者:
kamaさん
返信日時:2015-12-03 13:44:45
Dr.ふなちゃん先生
お返事が遅れて申し訳ありません。
とても詳しく回答してくださってありがとうごいます。
やはり前歯を放っておくのはよくないのですね。
顎関節もわずらっていることもあって、顎関節と噛み合わせをよく見ながら治療してくださるのが理想なのですが…現在の先生は詳しくなさそうです。
ある程度噛み合わなくても歯が自然に噛み合わう位置に落ち着いてくるとのことです。
長期安定した噛み合わせにするにはブリッジを外して奥歯も真っ直ぐ動かす必要がありそうですね。
今の治療計画ではただ前歯を下げるだけかもしれないです。
5年間はやり直しの保証があるのは安心ですね。
微調整など、必要があればワイヤーも使用してくれるそうです。
心配なのが、インビザラインの場合、噛み合わせ部分はマウスピースの厚み分浮いてしまうのでしょうか。
お返事が遅れて申し訳ありません。
とても詳しく回答してくださってありがとうごいます。
やはり前歯を放っておくのはよくないのですね。
顎関節もわずらっていることもあって、顎関節と噛み合わせをよく見ながら治療してくださるのが理想なのですが…現在の先生は詳しくなさそうです。
ある程度噛み合わなくても歯が自然に噛み合わう位置に落ち着いてくるとのことです。
長期安定した噛み合わせにするにはブリッジを外して奥歯も真っ直ぐ動かす必要がありそうですね。
今の治療計画ではただ前歯を下げるだけかもしれないです。
5年間はやり直しの保証があるのは安心ですね。
微調整など、必要があればワイヤーも使用してくれるそうです。
心配なのが、インビザラインの場合、噛み合わせ部分はマウスピースの厚み分浮いてしまうのでしょうか。
タイトル | [写真あり] 噛み合わせが悪くなっても歯列矯正すべきか? |
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質問者 | kamaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 噛み合わせ(咬合)その他 その他(写真あり) マウスピース矯正 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。