埋伏犬歯（左上）抜歯手術と楽器演奏への影響

相談者：ナオリスさん (48歳：女性)

投稿日時：2015-12-18 20:58:47

こんにちは。
13歳女子、トランペットを吹きます。

楽器を口に当てていると左上前歯が痛むのでCTをとり、左上犬歯の永久歯が、左上１番の後ろに埋伏して歯の先がその歯根を押している、嚢胞もあるようだと言われ、抜歯することになりました。

大学病院口腔外科にかかっています。

このままでは、歯根を溶かし前歯が抜けてしまうということで抜歯を決めましたが、楽器を吹くことへの影響がどれほどか心配です。

手術説明で、上唇をめくるように切開して抜歯するので、前歯の神経が痛んで死んでしまう可能性があるとのことでした。
前歯の治療や抜歯などで楽器が吹けない（音がでなくなってしまう）体験をたくさん聞いています。

楽器を吹ける状態に戻ることがなによりの希望なのですが、神経がダメになるリスクはどれくらいなのでしょうか。

それと、歯の裏側（上顎側）から切開するのは不可能なのでしょうか。

素人ながら、その方が前歯へリスクが少ないように思いますし、傷口も内側で楽器が当たることへの影響ものちのち少ないと思います。

金管楽器演奏者の類似の手術に詳しい先生にぜひアドバイスをお願いします。

回答1

加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。

回答日時：2015-12-18 23:57:06

ナオリスさんは、13歳女子でトランペットを吹いているのですね。

左上犬歯の永久歯が、左上１番の後ろに埋伏して歯の先がその歯根を押しているので、抜歯することになったのですすが、楽器を吹くことへの影響かとても心配なのですね。

大学病院の手術説明では、上唇をめくるように切開して抜歯するので、前歯の神経が痛んで死んでしまう可能性があると言われ、神経ががダメになるリスクはどれくらいか悩んでいるのですね。

これはＣＴで三次元に診て、神経と（根の先）埋伏歯の位置関係になるのではないかと思います。

また、歯の裏側（上顎側）から切開するのは不可能かどうかも、埋伏歯との位置関係によって変わってくると思います。

例えば埋伏歯が唇側側にあれば唇側側から抜歯することが多く、逆に裏側（口蓋側）に埋伏歯があれば口蓋側から抜歯を選択することが多いと思います。

ＣＴで判断した先生が1番良く分かると思いますので、トラペットが今後吹きたいことを担当医に伝え、担当の先生によく相談されるとよいとおもいます。

参考までに。

タイトル	埋伏犬歯（左上）抜歯手術と楽器演奏への影響
質問者	ナオリスさん
地域	非公開
年齢	48歳
性別	女性
職業	非公開
カテゴリ	抜歯：３番(犬歯) 口腔外科関連その他(その他)
回答者	加藤　道夫先生

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