5本ブリッジの予後は?

相談者: オーパさん (75歳:男性)
投稿日時:2015-12-28 00:22:20
上あご左側の3番〜6番が現在4本ブリッジになっており、奥に7番の健全歯があり、8番はありません。
下あご左側は、1番が先欠、2番〜6番が残存。

7,8番はないため、上あごの7番が噛み合っておらず伸びてきている状態です。


最近歯医者に行ったところ、

「下あごの4本ブリッジの支柱になっている6番の歯根が溶けてなくなってきているので、3番〜7番の5本ブリッジにしましょう」

と言われました。


5本ブリッジはどうでしょうか?
支えになる両側の歯(3番と7番)にかなり負担がかかりそうで心配ですが、現在7番は下に噛み合う歯がなく使っていない状態なので、有効利用という意味では5番ブリッジもありでしょうか?

他の治療法があるようなら是非ともご教授お願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-12-29 13:41:32
>他の治療法があるようなら是非ともご教授お願いします。

「5本ブリッジ」というのが、どのような構造を指しているのか、そもそも、当該部位の状態が判りませんが、当該部位はもちろん、他部位の歯肉や骨との関係、さらには、全身的な状態により、インプラントの埋入や、義歯の装着も選択肢に挙がるかと思います。

お掛かりの担当医とディスカッションを重ねてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オーパさん
返信日時:2015-12-29 20:53:17
ご回答ありがとうございます。


専門家の先生が、「5本ブリッジがどのような構造を指しているのか判らない」と仰るところをみると、5本ブリッジはあまり一般的ではないのですか?

十数年前になりますが、左上の4番を抜歯した時に、3番から5番のブリッジになりました。

それから数年が過ぎ、5番が弱くなったため6番を支えにして、3番から6番のブリッジ(4本ブリッジ)になりました。
5番6番ともに歯根抜髄)はある状態です。



今回歯科医院に行ったところ、

「骨がなくなっているので5番は抜歯、6番の二股の歯根のうち5番よりの1本の歯根は抜歯して、7番を支えにして、3番から7番までの5本ブリッジにしましょう」

と提案され、次回治療に入ることになっています。


担当医からは

「5本ブリッジにしてもまだグラグラしていたら、2番から7番までの6本ブリッジでいきましょう」

とも言われています。


4番が抜歯になりブリッジにしたことで、隣の歯に負担がかかり結果だめになり、そのまた隣の歯を犠牲にする治療が続いています。

3本ブリッジはよく聞きますが、4本ブリッジ、5本ブリッジ、6本ブリッジと進むことは一般的な治療でしょうか?


最初は1本だけの欠損だったのにこのままでは、左上は全てがブリッジになりかねません。
この治療法は妥当でしょうか?
よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-12-29 22:00:36
>3本ブリッジはよく聞きます

どの歯が支台で、どの部位が欠損しているのか、B4Dという表記はよくしますが、○本ブリッジという表現はあまり耳にしません。


>骨がなくなっているので5番は抜歯、6番の二股の歯根のうち5番よりの1本の歯根は抜歯して、7番を支えにして、3番から7番までの5本ブリッジにしましょう

B456EFということでしょうか。

もしも、そういう設計なのでしたら、健康保険の力学的判定では不可ということに当たり、無理な設計ということになります。

* ブリッジの保険適応の計算式

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オーパさん
返信日時:2015-12-30 20:15:38
小林先生
ありがとうございます。
ブリッジのサイト、拝見させていただきました。

B456EFの指数を計算すると、

F=4+4+3=11
R=5+3+6=14
(r)=14−11=3

になり、保険適用可になるような気がするのですが?
ただし6の指数は6ですが、歯根を半分抜歯するので6とEを3ずつで計算しました。
計算がまちがっていますでしようか?

保険適用の数値にならなければ、無理な設計ということになり、やるべきではないということでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-12-30 21:31:52
>計算がまちがっていますでしようか?

確かに「(r)が0以上になること」は満たしているようですが、「ブリッジの1側の支台歯のRの総計が、隣接するポンティックのF及びFSの総計の1/3以上であること」という条件は、満たしていないようですね。

そういう意味では、仮に、支台となる歯の状態が良好だったとしても、お勧めし難い設計になるかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オーパさん
返信日時:2016-01-04 12:01:46
支台となるBEFに負担がかかり、結果それらの歯もだめになる可能性が高いということでしょうか?

左下の7番欠損のため、現在上のFは咬み合う歯がない状態なので、有効利用という考え方はないでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-01-04 19:26:46
ブリッジの歯のない部分を欠損と呼ぶと思います。
健康保険でできる臼歯部のブリッジの要件として欠損が2歯までというルールがあったように思います。

そうすると4.5の2歯と6の一部となり残念ながら保険ではできないように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オーパさん
返信日時:2016-01-05 09:00:55
柴田先生
ご回答ありがとうございます。

健康保険でできる臼歯部のブリッジが2歯までとは存じませんでした。

自費治療でもいいならば、先生なら、B456EFのブリッジは作られますか?
B456EFのブリッジの予後についてどう思われますか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-01-05 12:08:12
自費治療でもいいならば、先生なら、B456EFのブリッジは作られますか?

自費でも良いと言う事であればCT撮影をしてインプラントの可能性を第一に考えると思います。

CT撮影にてインプラント治療が難しいと判断した場合にはブリッジも考えますが、予後に関しては「あまり期待しないでください」と伝えるような気がします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: オーパさん
返信日時:2016-01-05 14:03:30
櫻井先生
ありがとうございます。

4番のみが欠損だった頃にインプラントを選択できていたらと思いますが、年月が流れ、現実は4番、5番、6番(一部)が欠損になる上、5番と6番(一部)には骨もありません。

上記の状態でも、インプラントが第一選択になりますか?


最初は咬み合う歯がない7番を支台(犠牲)にして保険ブリッジを入れる予定でいましたので、自費となると費用面での負担は増大します。

骨がないところにインプラントの植立が可能なのか、またインプラントはこの場合何本必要か、ご教授いただけるとうれしいです。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-01-05 14:33:36
>上記の状態でも、インプラントが第一選択になりますか?

そうですね。
CTの結果次第ですが、僕ならできればインプラントにしたいと考えます。


>骨がないところにインプラントの植立が可能なのか、またインプラントはこの場合何本必要か

どの程度、どのように骨が無いかによって変わります。

また、インプラントの本数も2本になるか3本になるかはCTの結果、担当医の判断によって異なると思います。




タイトル 5本ブリッジの予後は?
質問者 オーパさん
地域 非公開
年齢 75歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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