[写真あり] 自覚症状のない歯周病
相談者:
shimashimaさん (30歳:女性)
投稿日時:2016-01-10 15:43:32
先日初めて受診した歯科医院で、歯周病の初期段階といわれました。(レントゲンで歯槽骨が少し吸収されている、歯茎下がりがみられる)
まさか自分が歯周病だったなんてと大変ショックを受けました。
とゆうのも、違う歯科医院で4年前から年に3回ほど定期検診を受けていたからです。
歯石取りや、クリーニング、歯周ポケットのチェックなども定期的にしてもらっていて、一度も歯周病といわれたことがありませんでした。
歯磨きもきれいにできていますと言われていました。
歯茎はもともとやせていて下がり気味で、最近隙間ができてきていたのですがそれは、オーバーブラッシングが原因といわれていました。(かなり力を入れて歯茎と歯の境目をみがく自覚がありました)
歯周病の症状の歯肉炎や、出血、口臭なども今までなかったので全くわかりませんでした。
そこで質問なのですが
*こんなにも何の症状もなく歯周病は進行するものなのでしょうか?
*歯科医院を移る半年の間に、急速に進行してしまうようなこともあるのでしょうか?
*歯肉炎や歯周ポケットに問題がなく歯槽骨が吸収されているとはどうしてでしょうか?
*オーバーブラッシングが原因で歯茎下がりや歯槽骨の吸収がみられることはあるのでしょうか?
*実は初期ではなく重度の歯周病で侵襲性歯周病の可能性があるのではないか?
歯がすべて抜けてしまったらどうしようと毎日不安です。
なぜ気づかなかったのかと後悔しています。
前向きに治療していくためにも今後、少しの変化でも気づけるように情報収集したいと思っています。
宜しくお願いします。
*参考にならないかもしれませんが画像添付しております。
画像1
まさか自分が歯周病だったなんてと大変ショックを受けました。
とゆうのも、違う歯科医院で4年前から年に3回ほど定期検診を受けていたからです。
歯石取りや、クリーニング、歯周ポケットのチェックなども定期的にしてもらっていて、一度も歯周病といわれたことがありませんでした。
歯磨きもきれいにできていますと言われていました。
歯茎はもともとやせていて下がり気味で、最近隙間ができてきていたのですがそれは、オーバーブラッシングが原因といわれていました。(かなり力を入れて歯茎と歯の境目をみがく自覚がありました)
歯周病の症状の歯肉炎や、出血、口臭なども今までなかったので全くわかりませんでした。
そこで質問なのですが
*こんなにも何の症状もなく歯周病は進行するものなのでしょうか?
*歯科医院を移る半年の間に、急速に進行してしまうようなこともあるのでしょうか?
*歯肉炎や歯周ポケットに問題がなく歯槽骨が吸収されているとはどうしてでしょうか?
*オーバーブラッシングが原因で歯茎下がりや歯槽骨の吸収がみられることはあるのでしょうか?
*実は初期ではなく重度の歯周病で侵襲性歯周病の可能性があるのではないか?
歯がすべて抜けてしまったらどうしようと毎日不安です。
なぜ気づかなかったのかと後悔しています。
前向きに治療していくためにも今後、少しの変化でも気づけるように情報収集したいと思っています。
宜しくお願いします。
*参考にならないかもしれませんが画像添付しております。
画像1
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-01-10 16:12:13
こんにちは。
写真拝見いたしましたが個人的には歯周病ではなさそうに思います。
>*こんなにも何の症状もなく歯周病は進行するものなのでしょうか?
初期の歯周病は自覚症状がありません。
歯周病 http://yamadashika.jp/perio.html
>*歯科医院を移る半年の間に急速に進行してしまうようなこともあるのでしょうか?
歯周病ではなさそうなので、心配ご無用だと思もいます。
>*オーバーブラッシングが原因で歯茎下がりや歯槽骨の吸収がみられることはあるのでしょうか?
これはしばしば見受けられます。
オーバーブラッシング http://yamadashika.jp/prevent08.html
歯肉の退縮 http://yamadashika.jp/prevent08.html#a012
>*実は初期ではなく重度の歯周病で侵襲性歯周病の可能性があるのではないか?歯がすべて抜けてしまったらどうしようと毎日不安です。
重症の歯周病V http://yamadashika.jugem.jp/?cid=212
重症の歯周病W http://yamadashika.jugem.jp/?cid=225
重度の歯周病ではなさそうです。
歯周病の原因はプラークです、プラークの原因はおさとうです、したがってお菓子を食べすぎないことと、歯肉を傷つけることなく歯をきれいに磨くことです、これができれは歯周病にはならないと考えれもらっていいと思います。
毛先磨き http://yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
歯ブラシ http://yamadashika.jp/prevent08.html#haburashi
参考になさってください。
写真拝見いたしましたが個人的には歯周病ではなさそうに思います。
>*こんなにも何の症状もなく歯周病は進行するものなのでしょうか?
初期の歯周病は自覚症状がありません。
歯周病 http://yamadashika.jp/perio.html
>*歯科医院を移る半年の間に急速に進行してしまうようなこともあるのでしょうか?
歯周病ではなさそうなので、心配ご無用だと思もいます。
>*オーバーブラッシングが原因で歯茎下がりや歯槽骨の吸収がみられることはあるのでしょうか?
これはしばしば見受けられます。
オーバーブラッシング http://yamadashika.jp/prevent08.html
歯肉の退縮 http://yamadashika.jp/prevent08.html#a012
>*実は初期ではなく重度の歯周病で侵襲性歯周病の可能性があるのではないか?歯がすべて抜けてしまったらどうしようと毎日不安です。
重症の歯周病V http://yamadashika.jugem.jp/?cid=212
重症の歯周病W http://yamadashika.jugem.jp/?cid=225
重度の歯周病ではなさそうです。
歯周病の原因はプラークです、プラークの原因はおさとうです、したがってお菓子を食べすぎないことと、歯肉を傷つけることなく歯をきれいに磨くことです、これができれは歯周病にはならないと考えれもらっていいと思います。
毛先磨き http://yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
歯ブラシ http://yamadashika.jp/prevent08.html#haburashi
参考になさってください。
相談者からの返信
相談者:
shimashimaさん
返信日時:2016-01-10 17:03:30
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-01-10 19:10:12
>レントゲンで歯槽骨の吸収がみられるのに歯周病ではない場合もあるのでしょうか?
それはありません。
>また、レントゲン、歯周ポケット以外に歯周病と判断する検査はあるのでしょうか?
視診です、歯肉の腫れ具合やら色調です。
それはありません。
>また、レントゲン、歯周ポケット以外に歯周病と判断する検査はあるのでしょうか?
視診です、歯肉の腫れ具合やら色調です。
相談者からの返信
相談者:
shimashimaさん
返信日時:2016-01-11 11:08:24
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-01-11 11:29:11
>*こんなにも何の症状もなく歯周病は進行するものなのでしょうか?
一般的に歯周病は自覚症状なく進行するものなのですが…
> *歯科医院を移る半年の間に急速に進行してしまうようなこともあるのでしょうか?
そもそも、歯周病検査は「測定する人」によって測定値にばらつきがあります。
また、測定値からの判断基準も歯科医によって様々です。
つまり、「半年の間に急速に進行した」と考えるより「転院した事によって判断基準が変わった」と考える方が自然なのかもしれません。
> *歯肉炎や歯周ポケットに問題がなく歯槽骨が吸収されているとはどうしてでしょうか?
個人的には、こう言った症状は「力のコントロール」に問題がある方に多いような気がします。
> *オーバーブラッシングが原因で歯茎下がりや歯槽骨の吸収がみられることはあるのでしょうか?
あるとは思いますが、個人的には「少数派」のような気がします。
(これに関しては山田先生とは意見が全くかみ合いません)
昨年1年間で僕が「オーバーブラッシングである」と判断した患者さんは数名です。
それ以外の方は「力のコントロールに問題がある」と判断し、ブラッシング指導ではなく、TCH是正指導を行いました。
その結果、歯肉の状態が改善される方がほとんどでした。
(もともと歯周病と判断した患者さんは除きます)
> *実は初期ではなく重度の歯周病で侵襲性歯周病の可能性があるのではないか?
「歯肉炎や、出血、口臭なども今までなかった」のであれば、あまり考える必要は無いようにも思います。
一般的に歯周病は自覚症状なく進行するものなのですが…
> *歯科医院を移る半年の間に急速に進行してしまうようなこともあるのでしょうか?
そもそも、歯周病検査は「測定する人」によって測定値にばらつきがあります。
また、測定値からの判断基準も歯科医によって様々です。
つまり、「半年の間に急速に進行した」と考えるより「転院した事によって判断基準が変わった」と考える方が自然なのかもしれません。
> *歯肉炎や歯周ポケットに問題がなく歯槽骨が吸収されているとはどうしてでしょうか?
個人的には、こう言った症状は「力のコントロール」に問題がある方に多いような気がします。
> *オーバーブラッシングが原因で歯茎下がりや歯槽骨の吸収がみられることはあるのでしょうか?
あるとは思いますが、個人的には「少数派」のような気がします。
(これに関しては山田先生とは意見が全くかみ合いません)
昨年1年間で僕が「オーバーブラッシングである」と判断した患者さんは数名です。
それ以外の方は「力のコントロールに問題がある」と判断し、ブラッシング指導ではなく、TCH是正指導を行いました。
その結果、歯肉の状態が改善される方がほとんどでした。
(もともと歯周病と判断した患者さんは除きます)
> *実は初期ではなく重度の歯周病で侵襲性歯周病の可能性があるのではないか?
「歯肉炎や、出血、口臭なども今までなかった」のであれば、あまり考える必要は無いようにも思います。
相談者からの返信
相談者:
shimashimaさん
返信日時:2016-01-12 19:32:17
櫻井先生
ご返答ありがとうございます。
ちょうど今日歯科医院に行って、今の状況、治療方法など改めて聞いてみたのですが、初期なのでプラークコントロールとクリーニングで様子を見ましょうとのことでした。
>そもそも、歯周病検査は「測定する人」によって測定値にばらつきがあります。
>また、測定値からの判断基準も歯科医によって様々です。
>つまり、「半年の間に急速に進行した」と考えるより「転院した事によって判断基準が変わった」と考える方が自然なのかもしれません。
先生のご返答を見て、歯科医院によって状況のとらえ方や、治療方法の判断などにも違いがあるのでは?と思いました。
TCHなど、歯を食いしばる癖があることも自覚していたので、やはり歯周病の専門医のいらっしゃる歯科医院に転院しようとかんがえております。
どういった治療になるかはわかりませんが、前向きに治療していこうと思います。
どうもありがとうございました。
ご返答ありがとうございます。
ちょうど今日歯科医院に行って、今の状況、治療方法など改めて聞いてみたのですが、初期なのでプラークコントロールとクリーニングで様子を見ましょうとのことでした。
>そもそも、歯周病検査は「測定する人」によって測定値にばらつきがあります。
>また、測定値からの判断基準も歯科医によって様々です。
>つまり、「半年の間に急速に進行した」と考えるより「転院した事によって判断基準が変わった」と考える方が自然なのかもしれません。
先生のご返答を見て、歯科医院によって状況のとらえ方や、治療方法の判断などにも違いがあるのでは?と思いました。
TCHなど、歯を食いしばる癖があることも自覚していたので、やはり歯周病の専門医のいらっしゃる歯科医院に転院しようとかんがえております。
どういった治療になるかはわかりませんが、前向きに治療していこうと思います。
どうもありがとうございました。
回答4
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2016-01-13 12:30:32
>TCHなど、歯を食いしばる癖があることも自覚していた
TCHは、食い縛りや、噛み締め、歯軋りといった、強い力をイメージするのとは、全く次元が異なります。
下記のリンク先を、ご一読ください。
参考⇒TCH、歯列接触癖
TCHは、食い縛りや、噛み締め、歯軋りといった、強い力をイメージするのとは、全く次元が異なります。
下記のリンク先を、ご一読ください。
参考⇒TCH、歯列接触癖
相談者からの返信
相談者:
shimashimaさん
返信日時:2016-01-13 17:02:28
小林先生
ご返答ありがとうございます。
ご指摘いただいた通り、TCHをきちんと理解しておりませんでした。
私の自覚している食いしばりは違うみたいですね。
ご指摘ありがとうございます。
まだまだ勉強不足でした。
ご返答ありがとうございます。
ご指摘いただいた通り、TCHをきちんと理解しておりませんでした。
私の自覚している食いしばりは違うみたいですね。
ご指摘ありがとうございます。
まだまだ勉強不足でした。
相談者からの返信
相談者:
shimashimaさん
返信日時:2016-01-13 17:22:21
ご返答くださった先生方
本日、改めて歯周病専門医のいる歯科医院に、検査とカウンセリングをして頂きました。
歯周病の専門医院は初めてでしたので、普通かもしれませんが、通常のレントゲンとは別に奥歯部分を何か所かに分けたレントゲン撮影がありました。
歯周ポケットの検査もしていただきました。
1本の歯に対して内側、外側と4か所ほど確認して頂きました。
結果、レントゲンを見た限りでは、歯周病と思われるほどの歯槽骨の吸収はなく、年齢相応だと言われました。
加齢とともに歯槽骨も少なからず減るのですね。
歯周ポケットは、親知らず周辺は4.5ミリと深めだが、歯肉に埋もれているため特に問題はないが、痛かったり腫れがあれば抜歯も視野に入れたほうがいいと言われました。
奥以外の歯周ポケットはすべて2.3ミリで問題ないと言われました。
先生がおっしゃるには、現時点で歯周病の心配はなさそうだが、いい機会なのでひどくならないように定期的にみていきましょうとのことでした。
こちらでいろいろとお話しを伺っていたので、自分のいまの状態や聞きたかった事、不安な点など具体的にお話しすることができとてもよかったと思っています。
自分の歯について考えることができたので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
今日の検査で今しているブリッジの状態が少し不安定なのと、虫歯も見つかりましたので
また、何かあればこちらで相談してみようと思いました。
本日、改めて歯周病専門医のいる歯科医院に、検査とカウンセリングをして頂きました。
歯周病の専門医院は初めてでしたので、普通かもしれませんが、通常のレントゲンとは別に奥歯部分を何か所かに分けたレントゲン撮影がありました。
歯周ポケットの検査もしていただきました。
1本の歯に対して内側、外側と4か所ほど確認して頂きました。
結果、レントゲンを見た限りでは、歯周病と思われるほどの歯槽骨の吸収はなく、年齢相応だと言われました。
加齢とともに歯槽骨も少なからず減るのですね。
歯周ポケットは、親知らず周辺は4.5ミリと深めだが、歯肉に埋もれているため特に問題はないが、痛かったり腫れがあれば抜歯も視野に入れたほうがいいと言われました。
奥以外の歯周ポケットはすべて2.3ミリで問題ないと言われました。
先生がおっしゃるには、現時点で歯周病の心配はなさそうだが、いい機会なのでひどくならないように定期的にみていきましょうとのことでした。
こちらでいろいろとお話しを伺っていたので、自分のいまの状態や聞きたかった事、不安な点など具体的にお話しすることができとてもよかったと思っています。
自分の歯について考えることができたので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
今日の検査で今しているブリッジの状態が少し不安定なのと、虫歯も見つかりましたので
また、何かあればこちらで相談してみようと思いました。
タイトル | [写真あり] 自覚症状のない歯周病 |
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質問者 | shimashimaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病(歯槽膿漏)治療 その他(診断) その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。