26歳、今から歯科医師へ転職することについて

相談者: りりはさん (26歳:男性)
投稿日時:2016-01-11 23:57:24
こんばんは。

私は公立大学卒業後、公務員として3年間勤務している者です。
今回この掲示板に投稿させて頂いたのは、歯科医師への転職に挑戦しすることに対して、先生方に意見をお聞きしたいと思ったからです。


私の父は開業の歯科医師として働いており、年齢も60歳を迎えました。
父に直接話をするのが一番いいのですが、自分にまだ迷いがあり、なかなか話を切り出せません。
父は1代目で、大変苦労してきた人なので、中途半端に話をすると申し訳ないという思いがあるので…


私が歯科医師に挑戦したいと思った理由としては、

・昔から歯科医師に興味があった
・社会人として働きだし、歯科医師である父親の偉大さを知り、歯科医師に挑戦したいという思いが強くなった
・歯科医師に挑戦してみたいという気持ちの方が大きくなり、現在の仕事に対する向上心がもてない
・父の歯科医院を残したい
・友人で最近医学部に入学した子や、社会人になってから大学入学に挑戦している子がいるということ

です。


迷ってる原因としては、

・この年齢から歯科医師に挑戦すれば、33歳に卒業し、まともに働くには35歳ころになる
・ネットでも色々調べましたが、歯科医師業界はとても厳しくなっているので、自分が歯科医師になれた時にやっていけるか不安
・やはり公務員は安定しているという考えがある
・もう60歳になり、落ち着きたいであろう親に心配させ迷惑をかけることになる
・今の仕事をしながら勉強は厳しいので、予備校に通ってから国立大学入学を目指したいが、入試失敗した後のことを考えてしまう・入学出来たとしても国試に受からなければ話にならない
・金銭的な問題

です。


この掲示板にも、同様の相談をされている方もおり、結局進路は自分が決めることというのは理解しているつもりです。

しかし、父親と同じように現場で働いている方の意見が聞きたいので、よろしくお願いします。
長文で申し訳ありません。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-01-12 00:39:23
こんばんは。

歯科医歯への転職を考えていらっしゃるようですね。


>私が歯科医師に挑戦したいと思った理由としては、

いいと思います。


>迷ってる原因としては、

もっともです。

お勧めします理由としては十分価値のある仕事だからです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-01-12 09:00:24
ご相談ありがとうございます。

結論から言えばチャレンジに賛成です。
本当の歯科医療は、一生の健康な社会生活を送るためにも、心身を含む総合的な予防医学としても、非常に価値が高いと社会から認知されるからです。

反面、誰にでも困難はありますが、転職組ではなくてもそれは同じです。
意義を忘れなければ、ご自身の青写真にそってうまくいくと思います。
私の同窓生にも転職組の成功者がいます。


>・この年齢から歯科医師に挑戦すれば、33歳に卒業し、まともに働くには35歳ころになる

学生時代から先輩歯科医師のもとへ話を聴いたり勉強に参加すれば補えるかもしれません。


>・ネットでも色々調べましたが、歯科医師業界はとても厳しくなっているので、自分が歯科医師になれた時にやっていけるか不安

どの職業でも本物は生き残れます。

ただ歯科では、大学教育も国家試験も非常に厳しくなっています。
決して一日も休む事なく、続ける気力体力がないと、生半可な気持ちではついて行けません。
開業しても同じです。


>・やはり公務員は安定しているという考えがある

寄らば大樹の陰、というもし人を当てにする気持ちでは、特に激動の時代となれば、当てが外れる事もあると思ったほうが無難です。


>・もう60歳になり、落ち着きたいであろう親に心配させ迷惑をかけることになる

そうでしょうし、張り合いとなる事もあるでしょう。
相談してみてはいかがでしょうか。


>・今の仕事をしながら勉強は厳しいので、予備校に通ってから国立大学入学を目指したいが、入試失敗した後のことを考えてしまう

リスク管理は自己責任です。


>・入学出来たとしても国試に受からなければ話にならない

大学入学と国試合格の見通しは必須です。
このサイトの中本先生がプロですから相談してみてはいかがでしょうか。
私が同席しても構いません。


>・金銭的な問題

国立に入れば超安くすみます。

未だに私立大学では卒業までに3000万円とか6000万円とか言われています。
ちなみに私も国立でしたが昔なので特に安く、入学金3万円くらい、授業料はひと月1千円でした。
奨学金もいただけました。

すべて税金のお陰ですから、そのぶん税金を負担している患者さんへの感謝の気持ちを絶対に忘れられません。


また現在の歯科医院があれば開業費はとても安くすみます。
一から始めれば3000万円とか1億円とか言われています。

そうすれば学費と勉強代とそれまでの生活費の予算だけですみます。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-01-12 12:29:30
こんにちは。

30歳になっていないならば再挑戦されてもいいんじゃないでしょうか?


> ・ネットでも色々調べましたが、歯科医師業界はとても厳しくなっているので、自分が歯科医師になれた時にやっていけるか不安

すでに医院をお持ちであれば開業時のリスクは少ないのではないでしょうか?(改装費と設備更新費程度でよい)


>・やはり公務員は安定しているという考えがある


安定した職業についていると安心ですよね。
うらやましい面もあります。


> ・もう60歳になり、落ち着きたいであろう親に心配させ迷惑をかけることになる

跡を継いでくれるとなれば喜ばれるのではないでしょうか?是非話し合ってみてください。


> ・今の仕事をしながら勉強は厳しいので、予備校に通ってから国立大学入学を目指したいが、入試失敗した後のことを考えてしまう
>・入学出来たとしても国試に受からなければ話にならない

そうですね。それが一番の不安ですね。


>・金銭的な問題

国立大学ならばさほど学費はかかりませんが一定の学力が必要ですから学力を取り戻すためにどれくらいの期間が必要か?ちょっと不安ですね。
現役時代と比較し内容も変わってきているのではないかと思います。
決断される前にセンター入試の内容を確認してみてください。

また国家試験の難易度も大幅にアップしています。
国家試験に合格できず人生を棒に振った人を何人も知っています。
歯学部は卒業後になれる職業が限られますのでご注意ください。



歯科の世界はやりがいもあって専門職ですから分野も広くとても面白いですよ。歯科医でよかったと思うことは多々あります。

ただ、国の政策が歯科医を減らす方向になっていると思いますから歯科医になることが難しくなっているようです。
難しい人生選択ですから十分情報を収集してください。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-01-12 13:07:21
これから今年受験できるほとんどの歯学部ではセンター試験が必須だと思います。
今週末のセンターは受験できますか?

できなければ学士入学を考えてみてはいかがでしょうか?
二年次あるいは三年次に入学できる制度が私学だと何校かあります。国公立はご自分で調べてください。


ちなみに私の同級生の中で最年長は34歳でした。
もう40年ぐらい前の話ですが。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: りりはさん
返信日時:2016-01-12 22:06:36
お疲れ様です。

たくさんの回答本当にありがとうございます。


○山田先生

挑戦したい理由・不安な理由どちらも間違ってはいないですよね。
あとは覚悟を決めて行動に移すことが出来ればいいのですが...
父親に話してみたいと思います。



○さがら先生

自分の強い意志を最後まで貫くことが大切ですよね。
大学に入学するとしたら、国公立しか考えていません。
6年間の生活と学費を補える財力が今はないので、奨学金または親に借金をしなければなりません。
それでも、私立に比べたら全然安いですね。
まず、今度父親に相談してみようと思います。



○船橋先生

私も挑戦するなら20歳後半までと思います。
センター入試もあと5年もすればなくなるみたいですし...
入試の情報も収集したいと思います。

国試に受からなかった時、年齢等考えたら凄く不安になってしまいます。
歯科医師になるまでにクリアする試練がかなり多いです。
他の先生方もおっしゃってるように、歯科医師はとても魅力的な仕事だと思います。



○柴田先生

今年のセンター試験は受験しません。
学士入学は、国立で3校ほど実施しているみたいです。
学士入学も考えましたが、それだけに頼る実力がないので、一般入試の方で検討してます。

医学部で再受験してる方は多いと思いますが、歯学部ではあまり多くないイメージがありました。




実際に現場で働いている方の意見が聞けて本当に良かったです。
一歩踏み出すかは自分の意志の強さが必要ですが、今回の意見を参考にさせていただきます。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-01-13 02:42:59
挑戦するかどうかは気持ち次第だと思います。
歯科の仕事も自分はとてもやり甲斐を感じますよ。

客観的な意見として、お父様の医院を継がれるというのを理由の一つに挙げるのだけはどうかな、という気もします。
もちろんお父様としては喜ばれるのではないかという気もしますし良いことだと思いますが、医院の継承というのは全くの新規で開業するのと同じぐらいの大変さを伴うというのが業界内での共通認識かと思います。

自分だったら別でやるかも・・

それを具体的に今考える必要はないでしょうけど、医院の継承についてはあくまでも選択肢の一つ程度と捉えておかれる方がいいかな、と思いました。




タイトル 26歳、今から歯科医師へ転職することについて
質問者 りりはさん
地域 千葉
年齢 26歳
性別 男性
職業 公務員
カテゴリ その他(歯科医師関連)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい