インプラントを利用した延長ブリッジについて

相談者: ニャカ10299さん (46歳:女性)
投稿日時:2016-01-21 00:32:12
治療方法について質問させてください。

右上7番が欠損、6番にインプラントが入っています。
このたび、5番を抜歯しインプラントを埋入することになっているのですが、4番についても根が割れている可能性があるとのことで近い将来、抜歯の可能性があるとのことです。

自分としては、将来抜歯の可能性があるのであれば、すぐに4番も抜歯して4番にインプラントいれて、4番と6番のブリッジにするほうがいいと思うのですが、主治医は今すぐ抜歯しなくてもいい、もし4番が抜歯になったら、6,5を使って延長ブリッジにすればいい・・という見解です。


天然の歯を使う延長ブリッジは、土台となる2本の歯に負担がかかると知識として知っているのですが、インプラント2本を使用した延長ブリッジでは、天然歯とは違って負担はかからないのでしょうか?

また4番と6番を使用してブリッジにする場合と、5,6番を使用し延長ブリッジにする場合の治療法の選択はどちらが合理的でしょうか。


どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-01-21 00:54:52
こんにちは。

4番が欠損している場合に5、6番を支え(支台歯)として延長ブリッジを作ることは理屈に適っています。
天然歯であっても、インプラントであっても、他の部位の延長ブリッジと比較すれば大きな負担はかからない部類です。

4番が欠損しているのであれば、4番と6番を使用してブリッジにする方が5,6番を使用し延長ブリッジにするよりも支台歯やインプラントにとって有利です。

しかし、現在4番が欠損しているわけではなく、今後も欠損するとは限らない状況のようです。
4番が残存している現状を考えると、4番と6番を使用してブリッジにすることはできないので、5、6番にインプラントを入れる選択肢しかないと思います。


5、6番にインプラントを入れておけば、4番にかかる咬合負担が軽減され、長持ちする可能性がその分高くなります。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-01-21 11:23:26
担当の先生、樋口先生の考えに同意です。

樋口先生の

「他の部位の延長ブリッジと比較すれば大きな負担はかからない部類」
「5、6番にインプラントを入れておけば、4番にかかる咬合負担が軽減され、長持ちする可能性がその分高くなります 」

と言う事でしょう。


ただ、抜歯になる理由が「破折」と言う事だとすれば「力のコントロール」は今後も重要な課題となるような気がします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル インプラントを利用した延長ブリッジについて
質問者 ニャカ10299さん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
延長ブリッジ・カンチレバー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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