歯の圧迫痛と歯ぎしりについて(パーキンソン病)
相談者:
round2110さん (69歳:男性)
投稿日時:2016-01-28 07:41:42
初めまして、どうぞよろしくお願い致します。
私は3年前からパーキンソン病を煩い現在治療中です。
上部及び下部の歯がペンチで締め付けられるような圧迫痛があり、同時に上部と下部の歯がぶつかりバリバリというような歯ぎしりのような音が致します。
このため、普通に会話することができません。
特に、上部及び下部の両側の犬歯付近に間断なくこのような症状が現れ終日続きます。
自分の判断では、パーキンソン病と関係があると思っていますが、主治医の先生にお尋ねしても、その原因がパーキンソン病にあるとははっきりと返答していただけません。
数件の歯科医に相談しても、その原因がどこにあるのか分からないとの診断でした。
以上、よろしくお取り計らいくださいますようお願い致します。
私は3年前からパーキンソン病を煩い現在治療中です。
上部及び下部の歯がペンチで締め付けられるような圧迫痛があり、同時に上部と下部の歯がぶつかりバリバリというような歯ぎしりのような音が致します。
このため、普通に会話することができません。
特に、上部及び下部の両側の犬歯付近に間断なくこのような症状が現れ終日続きます。
自分の判断では、パーキンソン病と関係があると思っていますが、主治医の先生にお尋ねしても、その原因がパーキンソン病にあるとははっきりと返答していただけません。
数件の歯科医に相談しても、その原因がどこにあるのか分からないとの診断でした。
以上、よろしくお取り計らいくださいますようお願い致します。
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2016-01-28 08:16:26
西山です
>私は3年前からパーキンソン病を煩い現在治療中です。
ということは,抗パーキンソン病薬の服用を続けているということでしょうか.
抗パーキンソン病薬を長期にわたって服用することによる副作用の一つに,「薬剤性(遅発性)ジスキネジア」というものがあります.
これは,筋肉が不随意に収縮を繰り返してしまうというものです.
つまり,体のある部分が意思とは無関係に動いてしまうわけです.
これが顎の筋肉に生じてしまうことがあり,「口顎ジスキネジア」といいます.
この場合,起きている間に勝手に歯ぎしりや食いしばりなどの行動が生じてしまい,度が過ぎると歯や歯茎の痛みを引き起こすこともあり,場合によって会話などの妨げになることもあります.
「口顎ジスキネジア」だと歯科での対応は困難なので,神経内科に相談することになると思います.
場合によっては顎の筋肉にボトックスという注射を行うことが必要になることもあります.
>私は3年前からパーキンソン病を煩い現在治療中です。
ということは,抗パーキンソン病薬の服用を続けているということでしょうか.
抗パーキンソン病薬を長期にわたって服用することによる副作用の一つに,「薬剤性(遅発性)ジスキネジア」というものがあります.
これは,筋肉が不随意に収縮を繰り返してしまうというものです.
つまり,体のある部分が意思とは無関係に動いてしまうわけです.
これが顎の筋肉に生じてしまうことがあり,「口顎ジスキネジア」といいます.
この場合,起きている間に勝手に歯ぎしりや食いしばりなどの行動が生じてしまい,度が過ぎると歯や歯茎の痛みを引き起こすこともあり,場合によって会話などの妨げになることもあります.
「口顎ジスキネジア」だと歯科での対応は困難なので,神経内科に相談することになると思います.
場合によっては顎の筋肉にボトックスという注射を行うことが必要になることもあります.
相談者からの返信
相談者:
round2110さん
返信日時:2016-03-14 09:48:30
西山先生様
このたびは適切なご回答を給わり、まことにありがとうございました。
その原因について、地元の医師からはこのような診察を受けたことはありませんでした。
本当に心から感謝致します。
早速、地元の神経内科に相談致しました。取りあえず副作用を鎮めるための薬を処方されましたので、しばらくこの薬を服用し様子を見ることに致しました。
以上、お礼かたがたご報告致します。
このたびは適切なご回答を給わり、まことにありがとうございました。
その原因について、地元の医師からはこのような診察を受けたことはありませんでした。
本当に心から感謝致します。
早速、地元の神経内科に相談致しました。取りあえず副作用を鎮めるための薬を処方されましたので、しばらくこの薬を服用し様子を見ることに致しました。
以上、お礼かたがたご報告致します。
タイトル | 歯の圧迫痛と歯ぎしりについて(パーキンソン病) |
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質問者 | round2110さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 69歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
原因不明の歯の痛み 歯軋り(歯ぎしり) 歯科と全身疾患その他 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。