歯科医師は歯科感染症と菌血症と敗血症性ショックが分かりますか?
相談者:
bozhuさん (44歳:女性)
投稿日時:2016-01-26 17:37:40
回答1
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2016-01-26 18:00:10
bozhuさん、こんにちは
どの様な意味合いでご質問されたのでしょうか?
それによって回答の仕方が変わってくるように思います。
>歯科医師は、歯科感染症と菌血症と敗血症性ショックが分かりますか?
歯科感染症というのは歯科疾患の中の感染症ということですね。
たとえば齲蝕も歯の細菌感染症と言えると思います。
それから歯周病も歯周組織への細菌感染症です。
そのほかにも骨には骨膜炎や骨髄炎、軟組織には蜂窩織炎などがあります。
また虫歯や歯周病などの感染症は比較的よく遭遇します。
菌血症というのは細菌が血液内に侵入した状態を言います。
抜歯や口腔内の手術などの観血処置を行うことで、一過性の菌血症になることが知られています。
ここで重要なのは一過性ということで人間の免疫能によって、血液内に侵入した細菌は自然に淘汰されます。
ただ、免疫不全などが起きた状態で菌血症になると、細菌を免疫が淘汰することができず敗血症に移行することがあります。
>こういうことは良く有りますか?
歯科感染症はよくおこるものです。
そして菌血症も抜歯や手術をすればよくおこります。
ただ、敗血症に関してよく起こるものではありません。
参考になれば幸いです。
どの様な意味合いでご質問されたのでしょうか?
それによって回答の仕方が変わってくるように思います。
>歯科医師は、歯科感染症と菌血症と敗血症性ショックが分かりますか?
歯科感染症というのは歯科疾患の中の感染症ということですね。
たとえば齲蝕も歯の細菌感染症と言えると思います。
それから歯周病も歯周組織への細菌感染症です。
そのほかにも骨には骨膜炎や骨髄炎、軟組織には蜂窩織炎などがあります。
また虫歯や歯周病などの感染症は比較的よく遭遇します。
菌血症というのは細菌が血液内に侵入した状態を言います。
抜歯や口腔内の手術などの観血処置を行うことで、一過性の菌血症になることが知られています。
ここで重要なのは一過性ということで人間の免疫能によって、血液内に侵入した細菌は自然に淘汰されます。
ただ、免疫不全などが起きた状態で菌血症になると、細菌を免疫が淘汰することができず敗血症に移行することがあります。
>こういうことは良く有りますか?
歯科感染症はよくおこるものです。
そして菌血症も抜歯や手術をすればよくおこります。
ただ、敗血症に関してよく起こるものではありません。
参考になれば幸いです。
タイトル | 歯科医師は歯科感染症と菌血症と敗血症性ショックが分かりますか? |
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質問者 | bozhuさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
専門的な質問その他 その他(歯科医師関連) その他(その他) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。