歯科助手です、レジンセメントの取り残しについて

相談者： kim44さん (31歳：女性)

投稿日時：2016-01-21 21:03:38

はじめて、歯科助手になって10ヶ月です。

先日セラミッククラウンをパナビアで合着した際に光照射しすぎてしまったようでコンタクトのセメント除去がうまくできませんでした。

DRに伝えてみてもらい除去してもらいましたが、まだ残ってしまっている状態で診療は終わりました。

DRにあれで大丈夫なんですか？と相談したら後日時間をとって超音波でとるから。と言われました。

レジン系は固まったら取れないと先輩に言われていたのでとても不安です。
（もともとは自分のせいなので…）

後日に完全に硬化してしまったセメントはとれるものですか？
回答をお待ちしています。

回答1

小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。

回答日時：2016-01-21 22:56:37

＞コンタクトのセメント除去がうまくできませんでした。

確認ですが、kim44 さんは歯科助手なのですね。

kim44 さんが歯科助手なのでしたら、セメント除去が上手く出来る必要などありません。

先日も、歯科助手による医療行為により、歯科医師と歯科助手が逮捕される事件が発生したばかりです。

現状では、患者さんの為にならないどころか、kim44 さん自身が摘発の対象になる可能性があります。

即刻、院内のシステムを是正していただくか、それが難しいようでしたら、離職することが望ましいように思います。

3人の専門家がこの回答を支持しています

回答2

ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。

回答日時：2016-01-22 10:37:52

確かに最近のレジンセメントでタックキュアのタイミングを逃してしまうと除去するのが困難になります。

なので、必ず光照射の時間やセメント除去のタイミングを練習しておく必要があります。
レジンセメントの種類によっても特性は変わりますので、レジンセメントの種類が変わったらまた練習する必要があると思います。

当院でも「他の歯医者さんでインレーをセットしてから違和感や不快症状が取れない」と言う患者さんが増えているような気がします。
（結局はセメントの取り残しが原因の事が多いようです）

ただ、小林先生が書かれているように歯科助手さんが医療行為を行う事自体が問題であるように思います。

参考：http://www.sankei.com/affairs/news/160115/afr1601150029-n1.html

院内ミーティングで歯科助手に医療行為を行わせない方向で検討される事をお勧めいたします。

この記事によると歯科助手も逮捕されておりますので、kim44 さんが逮捕される可能性もありますからね。

今回の事件でわかるように「どこでもやっている」と言う言い訳は通用しませんからね。

3人の専門家がこの回答を支持しています

相談者からの返信

相談者： kim44さん

返信日時：2016-01-26 14:17:11

私も疑問を持ちながら仕事を覚えてきました。
子供もいて私が犯罪者になってしまったら…、と思い毎日不安でいっぱいです。
今月で退職予定でしたが、患者さんに申し訳ないことをしてしまったと慌てて質問してしまいました。
しっかりとしたご指摘ありがとうございました！

セメントの取り残しについてもご回答いただいてありがとうございます。

タイトル	歯科助手です、レジンセメントの取り残しについて
質問者	kim44さん
地域	非公開
年齢	31歳
性別	女性
職業	非公開
カテゴリ	歯科助手関連
回答者	小林　誠先生櫻井善明先生

歯科相談掲示板へ

上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。