動いたことによりタービンで誤って歯を削ってしまうリスクについて
相談者:
ななはちこさん (29歳:女性)
投稿日時:2016-01-30 15:41:15
タービンにより誤って歯を削るリスクに関して質問します。
歯科で右下8番の齲歯を削って、光硬化樹脂を詰めるという治療をしてもらいました。
以前、歯科治療で痛い思いをしたせいか歯を削る処置に対して恐怖心が強く、痛みを感じると息が詰まって呼吸できなくなり体が勝手に動いてしま います。
そのため、麻酔をお願いしたのですが、このくらい削っても痛いことはないと言われ、麻酔なしで処置が行われました。
しかし、削っている途中で痛みがあり、つい体が反応して動いてしまいました。
処置は終了しましたが、私が動いたことによって本来削る予定のない歯の部分を削ってしまっていないか心配になってきました。
使用していた機器はエアタービンだったと思います。
また、恐怖心が強く、今後どのように歯科で治療してもらえばいいのか困っています。
お聞きしたいのは、以下の4点です。
1.タービンを用いて歯を削る際に必要な力と時間。
2.患者が予測しないタイミングで動いた時に、削る予定のない部位を傷つける頻度。
歯科医師としては、患者が動くことに対してどう対応してい るのか。
直ちに機械を止められるのか。
3.健常な歯が削れたあるいは傷ついた場合、傷の深さ・大きさにより、齲歯など歯科疾患に罹患する頻度がどう変化するのか。
4.麻酔をしてほしいという患者の希望を受け入られない医学上あるいはルール上の条件はあるのか。
歯科で右下8番の齲歯を削って、光硬化樹脂を詰めるという治療をしてもらいました。
以前、歯科治療で痛い思いをしたせいか歯を削る処置に対して恐怖心が強く、痛みを感じると息が詰まって呼吸できなくなり体が勝手に動いてしま います。
そのため、麻酔をお願いしたのですが、このくらい削っても痛いことはないと言われ、麻酔なしで処置が行われました。
しかし、削っている途中で痛みがあり、つい体が反応して動いてしまいました。
処置は終了しましたが、私が動いたことによって本来削る予定のない歯の部分を削ってしまっていないか心配になってきました。
使用していた機器はエアタービンだったと思います。
また、恐怖心が強く、今後どのように歯科で治療してもらえばいいのか困っています。
お聞きしたいのは、以下の4点です。
1.タービンを用いて歯を削る際に必要な力と時間。
2.患者が予測しないタイミングで動いた時に、削る予定のない部位を傷つける頻度。
歯科医師としては、患者が動くことに対してどう対応してい るのか。
直ちに機械を止められるのか。
3.健常な歯が削れたあるいは傷ついた場合、傷の深さ・大きさにより、齲歯など歯科疾患に罹患する頻度がどう変化するのか。
4.麻酔をしてほしいという患者の希望を受け入られない医学上あるいはルール上の条件はあるのか。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2016-01-31 17:38:03
こんにちは、簡単に
>1.タービンを用いて歯を削る際に必要な力と時間。
必要な力?
タービンを軽く歯に当てる程度で、ギュッと歯に力を加えるとタービンは止まります。
基本的には軽く歯に当てるだけで歯は削れます。
時間は歯を削る量と丁寧さ、腕にもより時間は異なります。
>2.患者が予測しないタイミングで動いた時に、削る予定のない部位を傷つける頻度。
>歯科医師としては、患者が動くことに対してどう対応してい るのか。
>直ちに機械を止められるのか。
頻度は分かりませんが、我々は動かない前提で治療をしていますので動きそうであれば事前に手を上げるなど、先生に事前に言って貰った方がいいとおもいます。
個人的には動いていない方でも、奥歯を削る際には隣の歯は多少削ってしまって犠牲になっていると思います。
(隣の歯を触らず目的の歯だけ削るというのは非常に高度な技術です。
顕微鏡治療を行っていると痛感します)
タービンはフットペダルを離せば止まりますから、患者さんが動いた際にはとっさに止めることはしますよ。
>3.健常な歯が削れたあるいは傷ついた場合、傷の深さ・大きさにより、齲歯など歯科疾患に罹患する頻度がどう変化するのか。
隣接面などを削られた場合、時間と共に虫歯になる率は高くなると思います。
>4.麻酔をしてほしいという患者の希望を受け入られない医学上あるいはルール上の条件はあるのか。
医学上、ルール上麻酔が出来ないなどの制約はありませんが、麻酔もアナフィラキシーなどの大きなリスクのあるものなので、ノーリスクではないことは知っておかれてください。
おだいじに
>1.タービンを用いて歯を削る際に必要な力と時間。
必要な力?
タービンを軽く歯に当てる程度で、ギュッと歯に力を加えるとタービンは止まります。
基本的には軽く歯に当てるだけで歯は削れます。
時間は歯を削る量と丁寧さ、腕にもより時間は異なります。
>2.患者が予測しないタイミングで動いた時に、削る予定のない部位を傷つける頻度。
>歯科医師としては、患者が動くことに対してどう対応してい るのか。
>直ちに機械を止められるのか。
頻度は分かりませんが、我々は動かない前提で治療をしていますので動きそうであれば事前に手を上げるなど、先生に事前に言って貰った方がいいとおもいます。
個人的には動いていない方でも、奥歯を削る際には隣の歯は多少削ってしまって犠牲になっていると思います。
(隣の歯を触らず目的の歯だけ削るというのは非常に高度な技術です。
顕微鏡治療を行っていると痛感します)
タービンはフットペダルを離せば止まりますから、患者さんが動いた際にはとっさに止めることはしますよ。
>3.健常な歯が削れたあるいは傷ついた場合、傷の深さ・大きさにより、齲歯など歯科疾患に罹患する頻度がどう変化するのか。
隣接面などを削られた場合、時間と共に虫歯になる率は高くなると思います。
>4.麻酔をしてほしいという患者の希望を受け入られない医学上あるいはルール上の条件はあるのか。
医学上、ルール上麻酔が出来ないなどの制約はありませんが、麻酔もアナフィラキシーなどの大きなリスクのあるものなので、ノーリスクではないことは知っておかれてください。
おだいじに
タイトル | 動いたことによりタービンで誤って歯を削ってしまうリスクについて |
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質問者 | ななはちこさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 その他(歯科治療関連) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。