歯列矯正、保険適用の外科矯正か自費での矯正か迷っています

相談者: PILEさん (35歳:女性)
投稿日時:2016-02-02 16:51:18
保険適用の外科矯正か、自費での矯正かで迷っています。

というか、自費での矯正が良いのでは?と思ってるのですが、費用面でかなり差があるので、踏ん切りをつけられずにいます。
背中を押していただきたくて、こちらに投稿しました。


昨年11月に、右下6番の根が悪くなってしまい、抜歯しました。
インプラントにするつもりでしたが、もともと噛み合わせが悪く、特に奥歯の噛み締めが酷いようで、診て頂いた先生に、

「今の噛み合わせでは、インプラントはお勧めできません。」

と言われてしまいました。
※インプラントの治療自体は、積極的に行っておられる医院です。


残った歯の寿命も考えて、ご紹介頂いた矯正専門医院で検査を受けました。

結果、私は、下顎が小さく後退気味だそうで、保険適用の外科矯正も可能との診断でした。
ただ下顎を前に出す手術は、後戻りの可能性も高いため、外科手術なしでの、通常の矯正についても、ご説明いただきました。


先生のお話しでは、

・骨格の問題があるため、手術をした方がしっかり噛み合う。
・下顎を前に出す手術は、後戻りの可能性も高く、積極的に受ける人は少なめである。
・ただ最近は手術の技術も上がってきてはいる。
・手術なしの矯正でも、ある程度までの噛み合わせに調整はできる。
・どちらも治療期間には恐らく変わりなし(予想では3年ほど)
・どちらの治療でも、歯の寿命も、恐らく同じ

ということでした。


個人的には、現状でも審美的な悩みは特にないため、なるべく自分の歯を、健康な状態で長く残したい気持ちが一番です。

歯の寿命が同じなら、やはり、あえてリスクを犯して手術をする必要はないでしょうか・・・。


抜歯もしてるので、始めるなら始めてしまいたいのですが、決してお金に余裕があるわけでもないので、100万近くの出費と、制度を使えば10数万で収まる事を天秤にかけると、「じゃあ自費で」と簡単に返事できずにいます。
(素人判断では、同じ結果なら安い方がいいじゃない…などと思ってしまって・・・)

小さい子供がいますし、仕事もしてますし、年齢的にも早々に、もう1人授かりたいとも思っていますし、そういう条件なら、やっぱり手術は避けるのが懸命でしょうか。


ウジウジしていて、すみません。
勝手なお願いで申し訳ないですが、プロ目線でのご意見をいただければと思います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-02-02 22:42:30
保険適用の外科矯正か、自費での矯正かで迷っています。

「保険適用の外科矯正も可能との診断でした」とはいっても、揃った資料も無い状況では、判断のしようもありません。


>個人的には、現状でも審美的な悩みは特にない

「小さい子供がいますし、仕事もしてますし、年齢的にも早々に、もう1人授かりたいとも思っています」と考えるのでしたら、矯正治療自体を見送ってはいかがでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2016-02-02 22:49:26
PILEさん、こんばんわ。

文章からはどちらがいいのかという判断はできません。
PILEさんと主治医や旦那さんと相談し、最終的にはご自分で決めていただく必要があります。


概要については、お書きになった先生の意見と大差ありません。

骨格的に出っ歯の場合、矯正治療だけでも抜歯を行えばある程度の結果を出すことはできます。
どちらがいいのかは、口腔内状況や患者さんの希望から治療方針が決定されます。

手術は、全身麻酔で、3〜4週間程度の入院が必要です。
(入院期間は執刀病院により異なります)
そのため、働いている人にとっては若干ハードルが高いように思います。

また、PILEさんの場合、お子さんの問題もあると思います。


費用については、通常は高額療養費制度を適用したとしても10数万円ではおさまらないと思います。

想像ですが、
矯正分約30万円(自費100万円×3割)
+手術入院分約15万円(高額療養費制度適用+実費の食事代など)
計40〜50万円程度ではないでしょうか。

他の制度を併用できるのであれば、可能なのかもしれませんが…。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル 歯列矯正、保険適用の外科矯正か自費での矯正か迷っています
質問者 PILEさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
外科矯正
上顎前突(出っ歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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