アマルガムの詰め物が神経・歯髄にあたる可能性 (カナダ)
相談者:
たかゆきんこさん (30歳:女性)
投稿日時:2016-02-10 10:52:12
はじめまして、現在カナダに在住しており、奥歯のトラブルがずっと続いているため、こちらに相談させて頂きました。
トラブル前の私の歯の状況:
この30年間、小学生の時に下の歯3箇所、上2箇所、虫歯治療(銀歯)をして以来、何十年と、特に虫歯も、問題もなく今まですごしてきました。
----------------------------
そんなある日、ちょうど2ヶ月前あたりのこと、左側奥歯6番(銀歯)のあたりが、甘いものを食べたり、冷たいもの、温かいものにしみるような感覚があり、それに伴って、左側奥歯の歯茎、左のこめかみと、目の奥辺りに若干違和感を覚えました。
虫歯かなと思い、何十年ぶりかに歯医者にいきました。
以上の症状を伝え、レントゲンをとりました。
レントゲンを見ると、左6番と7番の間に小さな影が写っていました。
その歯と歯の間は銀歯などで覆われていません。
左6番に隣接している面の7番横に穴があるとのこと、診てもらうと、虫歯による穴ではないといわれました。
何が原因かは、お医者さんも私もわかりませんでした。
(たまにフロスをするとき、引っかかり、切れる時がありました。)
それ以外、左6番、7番あたりに特に炎症や、虫歯の症状がないことから、痛みの原因がわからないとのこと。
しかし、痛みのある本人としては、納得がいかず、そして、これ以上ひどくなる前に何かできることはないのか、痛みの原因を探してもらいたい旨、相談しました。
そして、そのお医者さんが、提案したのは、その穴を埋めることでした。
「今詰め物したい?」
と聞かれ、私は
「それが痛みの原因であれば詰め物をしてもらいたい」
と希望。
その後、部分麻酔をされ、アマルガムの詰め物をしました。
麻酔の影響もあり、痛みも感じず、治療が成功したと思い、治療費を払って帰宅しました。
帰宅後、麻酔の副作用か、動悸がすごく、背中あたりには筋肉痛のような痛みに襲われていました。
その後、麻酔が完全に切れたとたん、歯の激痛がはじまりました。
特に、横になれない程の歯の激痛。左側頭痛も一緒におこっていたため、その夜はソファに腰掛けて休みました。
一睡もできなかったことから、自分でもこれはまずいと思いました。
次の朝も同じ状態。
その治療した歯医者さんは、金曜から日曜は休館日のため、緊急の場合、お医者様に直接電話をかけ診てもらうとのことでしたが、電話にでませんでした。
人生で経験したことのないほどの激痛に、とても戸惑いながら、緊急でみてもらえる歯医者さんを探しましたが、その日は見つからず、激痛から2日後にようやく緊急でみていただける歯医者さんが見つかり、その歯科医の方に診察してもらいました。
穴に詰めた、詰め物が歯の神経?歯髄?にあったているため、すぐに抜髄・根幹治療をするか、その場で抜歯をするかの2つだといわれました。
同じ日に、根管治療の専門家にも見ていただき、やはり詰め物が歯髄にあたっているのが原因で、この激痛が起こっているとのこと、根管治療をすることにしました。
根管治療前に、その詰め物をした歯医者さんへ行き、以上を説明しました。
(詰め物した後には、この日も含めて一切レントゲンは取っていません)
軽く口内をチェックして、その詰め物は大きすぎたりしないし、かみ合わせもあっている、それが原因で激痛になったとは思えない。
でも、激痛が発生しているということだから、すぐに根幹治療したほうがいいですね。
といういことで、専門医を紹介するから、そこで治療を受けてください。といわれました。
そこで質問なのですが、
今回のように、詰め物が歯髄にあたる(歯髄に到達)ことは、よくあることなのでしょうか?
また虫歯以外で、歯と歯の間に穴のようなものができることはあるのでしょうか?
どうぞよろしくおねがいいたします。
トラブル前の私の歯の状況:
この30年間、小学生の時に下の歯3箇所、上2箇所、虫歯治療(銀歯)をして以来、何十年と、特に虫歯も、問題もなく今まですごしてきました。
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そんなある日、ちょうど2ヶ月前あたりのこと、左側奥歯6番(銀歯)のあたりが、甘いものを食べたり、冷たいもの、温かいものにしみるような感覚があり、それに伴って、左側奥歯の歯茎、左のこめかみと、目の奥辺りに若干違和感を覚えました。
虫歯かなと思い、何十年ぶりかに歯医者にいきました。
以上の症状を伝え、レントゲンをとりました。
レントゲンを見ると、左6番と7番の間に小さな影が写っていました。
その歯と歯の間は銀歯などで覆われていません。
左6番に隣接している面の7番横に穴があるとのこと、診てもらうと、虫歯による穴ではないといわれました。
何が原因かは、お医者さんも私もわかりませんでした。
(たまにフロスをするとき、引っかかり、切れる時がありました。)
それ以外、左6番、7番あたりに特に炎症や、虫歯の症状がないことから、痛みの原因がわからないとのこと。
しかし、痛みのある本人としては、納得がいかず、そして、これ以上ひどくなる前に何かできることはないのか、痛みの原因を探してもらいたい旨、相談しました。
そして、そのお医者さんが、提案したのは、その穴を埋めることでした。
「今詰め物したい?」
と聞かれ、私は
「それが痛みの原因であれば詰め物をしてもらいたい」
と希望。
その後、部分麻酔をされ、アマルガムの詰め物をしました。
麻酔の影響もあり、痛みも感じず、治療が成功したと思い、治療費を払って帰宅しました。
帰宅後、麻酔の副作用か、動悸がすごく、背中あたりには筋肉痛のような痛みに襲われていました。
その後、麻酔が完全に切れたとたん、歯の激痛がはじまりました。
特に、横になれない程の歯の激痛。左側頭痛も一緒におこっていたため、その夜はソファに腰掛けて休みました。
一睡もできなかったことから、自分でもこれはまずいと思いました。
次の朝も同じ状態。
その治療した歯医者さんは、金曜から日曜は休館日のため、緊急の場合、お医者様に直接電話をかけ診てもらうとのことでしたが、電話にでませんでした。
人生で経験したことのないほどの激痛に、とても戸惑いながら、緊急でみてもらえる歯医者さんを探しましたが、その日は見つからず、激痛から2日後にようやく緊急でみていただける歯医者さんが見つかり、その歯科医の方に診察してもらいました。
穴に詰めた、詰め物が歯の神経?歯髄?にあったているため、すぐに抜髄・根幹治療をするか、その場で抜歯をするかの2つだといわれました。
同じ日に、根管治療の専門家にも見ていただき、やはり詰め物が歯髄にあたっているのが原因で、この激痛が起こっているとのこと、根管治療をすることにしました。
根管治療前に、その詰め物をした歯医者さんへ行き、以上を説明しました。
(詰め物した後には、この日も含めて一切レントゲンは取っていません)
軽く口内をチェックして、その詰め物は大きすぎたりしないし、かみ合わせもあっている、それが原因で激痛になったとは思えない。
でも、激痛が発生しているということだから、すぐに根幹治療したほうがいいですね。
といういことで、専門医を紹介するから、そこで治療を受けてください。といわれました。
そこで質問なのですが、
今回のように、詰め物が歯髄にあたる(歯髄に到達)ことは、よくあることなのでしょうか?
また虫歯以外で、歯と歯の間に穴のようなものができることはあるのでしょうか?
どうぞよろしくおねがいいたします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-02-10 15:23:18
んんん…
海外での歯科トラブルは何かと大変かと思います。
>今回のように、詰め物が歯髄にあたる(歯髄に到達)ことは、よくあることなのでしょうか?
よくあるとは言えませんが、まれにあるように思います。
>また虫歯以外で、歯と歯の間に穴のようなものができることはあるのでしょうか?
あります。
コンタクトカリエスといいます。
海外での歯科トラブルは何かと大変かと思います。
>今回のように、詰め物が歯髄にあたる(歯髄に到達)ことは、よくあることなのでしょうか?
よくあるとは言えませんが、まれにあるように思います。
>また虫歯以外で、歯と歯の間に穴のようなものができることはあるのでしょうか?
あります。
コンタクトカリエスといいます。
相談者からの返信
相談者:
たかゆきんこさん
返信日時:2016-02-11 01:38:12
櫻井先生
お忙しい中、目にとめていただき誠にありがとうございます。
詰め物が歯髄にあたることは、まれにあることなのですね。
私は運が悪かったんですね。
(不適切な治療ではなかったということで理解していいのでしょうか)
友人達が、そのような経験をした者、話を聞いたことがないということから、少し不安になってしまい、また、根幹治療後も、痛みが続いていることから、相談させていただいた次第でした。
コンタクトカリエスという言葉、始めて聞きました。
世界中に転勤がある仕事柄、虫歯にはすごく気をつけていましたが、定期健診をしていても気づきにくい箇所なのだと自覚しました。
----------------------
★その後、左7番の根幹治療をしましたが、治療後も、左7番上歯茎の痛み、少しだけの腫れ、プツっとした固いものが指で触ると確認できました。
これは膿ができていたり、炎症がおきているのでしょうか?
すべてが始めてのことで、歯に関しても無知なことがたくさんあり、こうして日本語で相談させていただく場所があり、ご返信を頂いておりますこと感謝いたしております。
お忙しい中、目にとめていただき誠にありがとうございます。
詰め物が歯髄にあたることは、まれにあることなのですね。
私は運が悪かったんですね。
(不適切な治療ではなかったということで理解していいのでしょうか)
友人達が、そのような経験をした者、話を聞いたことがないということから、少し不安になってしまい、また、根幹治療後も、痛みが続いていることから、相談させていただいた次第でした。
コンタクトカリエスという言葉、始めて聞きました。
世界中に転勤がある仕事柄、虫歯にはすごく気をつけていましたが、定期健診をしていても気づきにくい箇所なのだと自覚しました。
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★その後、左7番の根幹治療をしましたが、治療後も、左7番上歯茎の痛み、少しだけの腫れ、プツっとした固いものが指で触ると確認できました。
これは膿ができていたり、炎症がおきているのでしょうか?
すべてが始めてのことで、歯に関しても無知なことがたくさんあり、こうして日本語で相談させていただく場所があり、ご返信を頂いておりますこと感謝いたしております。
タイトル | アマルガムの詰め物が神経・歯髄にあたる可能性 (カナダ) |
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質問者 | たかゆきんこさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み アマルガム 詰め物、インレー治療後の痛み カナダ |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。