白い虫歯と黒い虫歯はどのように違うのでしょうか?

相談者: 鶴実さん (27歳:女性)
投稿日時:2016-03-07 14:14:37
タイトルどおりです。

先ほど、虫歯だと言われていた親知らずを抜歯してきました。
抜けた歯を見ると、表面の溝が真っ黒でした。

小さな虫歯、と言われていましたが、見た感じは大きく見えて、これが口の中にあったのか・・・とゾッとしました。

ネットなどの画像見る虫歯には歯がそのまま欠けたような白い虫歯と、色の付いた黒い虫歯がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。

私はよくコーヒーを飲むので、全体的に着色があるので、虫歯にも色がつきやすいのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-03-07 15:24:03
こんにちは。

虫歯の成り立ちはご存知ですか?

ほとんどの虫歯は歯の表面が脱灰といって、面荒れ(よくあるタイプが白濁)から始まります。

面荒れがあればそこに着色系のものを摂食したり、常在菌が着色するようなものを出していたら歯面に着色が起こります。

普通は虫歯は長い月日をかけて歯の面がだんだん溶けて大きくなって実質欠損(目に見えるくらいの大きさの穴)を生じますが、その途中では再石灰化が起こることもあるので着色したものが歯面に沈み込んでいるけど、歯の表面は比較的硬いという場合もあります。


歯面を綺麗にして結晶構造を整えておくことが、虫歯進行予防には大切です。

歯面が荒れていたら汚れを寄せつけやすくなりますから汚れやすくなっているならば、不要な親知らず抜歯したほうがお口全体の清潔を保ちやすくなると思います。




タイトル 白い虫歯と黒い虫歯はどのように違うのでしょうか?
質問者 鶴実さん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず)
う蝕関連
親知らずの虫歯
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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