GTR法で使用する薬剤、日本で認可を受けていないので心配
相談者:
amlu222さん (48歳:女性)
投稿日時:2016-03-01 14:43:07
こんにちは。
近日、GTR法で手術を予定している者です。
手術の際に使用する薬剤について質問させて頂きます。
歯科医院の方で日本で認可のないカルシウム剤を使用するとのことで同意書にサインをしました。
アメリカからの輸入の薬剤のようで
「自分の子供にも使用しようと思うくらい安全なもの」
と先生はおっしゃっておりましたが、 日本で認可のないことと、人の骨から出来ているものと聞いて、 サインしてから安全性などに対して少々不安を感じております。
先生自身については信頼しておりますので先生が薦めてくださるものなら大丈夫だとは思うのですが・・・
ネットで調べましても100%安全とは言えないようですが、 日本で一般的に行われている治療法ですので、 それほど神経質に心配するようなことではないのでしょうか?
ご回答の程よろしくお願い申し上げます。
近日、GTR法で手術を予定している者です。
手術の際に使用する薬剤について質問させて頂きます。
歯科医院の方で日本で認可のないカルシウム剤を使用するとのことで同意書にサインをしました。
アメリカからの輸入の薬剤のようで
「自分の子供にも使用しようと思うくらい安全なもの」
と先生はおっしゃっておりましたが、 日本で認可のないことと、人の骨から出来ているものと聞いて、 サインしてから安全性などに対して少々不安を感じております。
先生自身については信頼しておりますので先生が薦めてくださるものなら大丈夫だとは思うのですが・・・
ネットで調べましても100%安全とは言えないようですが、 日本で一般的に行われている治療法ですので、 それほど神経質に心配するようなことではないのでしょうか?
ご回答の程よろしくお願い申し上げます。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2016-03-01 18:38:25
amlu222 さん、こんにちは。
骨造成に際し「日本で認可のないことと、人の骨から出来ているもの」という説明を受け、安全性が心配なのですね。
骨造成を行う際に用いる骨補填材として
@自身の身体の一部から採取した自家骨
A他人の死体から採取した骨を脱灰凍結乾燥した他家骨
Bウシなど他種動物の骨から製造した異種骨
Cハイドロキシアパタイトといわれる人工骨
といった種類が挙げられますが、担当医はAを使用したいという説明をしたのではと推測します。
他家骨は、製造過程で凍結乾燥処理によりHIVウィルスを中和しているので安全性が高い、元は人間の骨なので骨とのなじみが良いという意見も結構あるように思いますし、少なくとも現時点で感染したという報告を聞いたこともありません。
私自身は、考えがあって、他家骨を用いたことがありませんが、amlu222 さんが不安を払拭できないようでしたら、担当医に改めて説明していただくか、或いは、他の材料を使用していただくようお願いなさってみてはと思います。
骨造成に際し「日本で認可のないことと、人の骨から出来ているもの」という説明を受け、安全性が心配なのですね。
骨造成を行う際に用いる骨補填材として
@自身の身体の一部から採取した自家骨
A他人の死体から採取した骨を脱灰凍結乾燥した他家骨
Bウシなど他種動物の骨から製造した異種骨
Cハイドロキシアパタイトといわれる人工骨
といった種類が挙げられますが、担当医はAを使用したいという説明をしたのではと推測します。
他家骨は、製造過程で凍結乾燥処理によりHIVウィルスを中和しているので安全性が高い、元は人間の骨なので骨とのなじみが良いという意見も結構あるように思いますし、少なくとも現時点で感染したという報告を聞いたこともありません。
私自身は、考えがあって、他家骨を用いたことがありませんが、amlu222 さんが不安を払拭できないようでしたら、担当医に改めて説明していただくか、或いは、他の材料を使用していただくようお願いなさってみてはと思います。
相談者からの返信
相談者:
amlu222さん
返信日時:2016-03-01 22:36:08
小林 誠様
ご回答ありがとうございました。
取り合えず、手術は延期して先生と話し合いをすることにしました。
私も色々調べたのですが、
@はかなり大変そうなので、
Aがやむを得ない選択
と思っていたところでした。
色々な方の回答をみますと、
(私が質問をしたのはこちらが初めてですが)
「私のところでは使いませんが」という回答をされる先生が多かったのが印象的でした。
先生は@〜Cの中で主にどの材料を使われるのですか?
ご回答ありがとうございました。
取り合えず、手術は延期して先生と話し合いをすることにしました。
私も色々調べたのですが、
@はかなり大変そうなので、
Aがやむを得ない選択
と思っていたところでした。
色々な方の回答をみますと、
(私が質問をしたのはこちらが初めてですが)
「私のところでは使いませんが」という回答をされる先生が多かったのが印象的でした。
先生は@〜Cの中で主にどの材料を使われるのですか?
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2016-03-05 13:56:55
>先生は@〜Cの中で主にどの材料を使われるのですか?
具体的には書きませんが、部位、形状、使用量、に依り材料を使い分けしています。
そして、何よりも、患者さんの同意が得られる材料を用いています。
具体的には書きませんが、部位、形状、使用量、に依り材料を使い分けしています。
そして、何よりも、患者さんの同意が得られる材料を用いています。
相談者からの返信
相談者:
amlu222さん
返信日時:2016-03-06 01:47:38
小林誠様
ご回答ありがとうございました。
小林先生は他家骨のAは用いたことがないとのことでしたので、これまでの実績や推奨するのがどれかという意味でお伺いしたかったのですが…
私の質問の内容が分かりづらかったようですみません。
最終的には患者本人の私が判断するしかないようですね。
掛かり付けの先生にも不安な旨メールで相談しましたが、
Cは日本で認可があるようですが、Cがよければ大学病院などでの手術をお勧めしますとの回答でした。
こちらの先生はAしか使ったことがないそうで、Aを使う歯科医院が殆どだとか…。
来週、来院して話し合いをする予定ですが、やはりAは効果は期待できるけど、ネットで見ると奨めて下さる先生はあまりいらっしゃらいような印象です。
不安材料が多そうですね。
もう少し情報を集めて掛かり付けの先生とよく話し合ってみます。
ご回答ありがとうございました。
小林先生は他家骨のAは用いたことがないとのことでしたので、これまでの実績や推奨するのがどれかという意味でお伺いしたかったのですが…
私の質問の内容が分かりづらかったようですみません。
最終的には患者本人の私が判断するしかないようですね。
掛かり付けの先生にも不安な旨メールで相談しましたが、
Cは日本で認可があるようですが、Cがよければ大学病院などでの手術をお勧めしますとの回答でした。
こちらの先生はAしか使ったことがないそうで、Aを使う歯科医院が殆どだとか…。
来週、来院して話し合いをする予定ですが、やはりAは効果は期待できるけど、ネットで見ると奨めて下さる先生はあまりいらっしゃらいような印象です。
不安材料が多そうですね。
もう少し情報を集めて掛かり付けの先生とよく話し合ってみます。
回答3
回答日時:2016-03-06 03:56:18
こんばんは。
使用材料についてのご不安ですね。
お国柄のようなものがあるようで、
米国だとA「人に使うならヒトからとった方が間違いないよね」
欧州ならB「他人からは心配だけど、動物なら普段から食べてるし安心だね」
日本人はC「生き物からは心配だから、合成して作ったものが安心!」
・・と、感じる傾向が強いそうです(本当かどうか分かりませんが)
ですのでネットで情報を集めるのなら海外での評判も調べるのがフェアなのかも知れません。
効果が文献的にどれも同じぐらい・・だったら患者さんの好みで選べば良いのですけど、実際にはやはり差が出ていますので、症例や目的によって使い分けをしたり、ブレンドしたりされる先生も多いようです。
今回のように患者さんからの同意を得れば一般開業医で国内の認可の通ってない材料を使うことは法的に問題ないのですが、公的な病院になると国の認可の方が優先になるのが一般的です。
ただし国の認可というのは取るのに莫大なコストがかかっているのと、もの凄く時間がかかる、安全性や効果とは必ずしもイコールではないというのが欠点とも言えます。
(簡単に言えば割高で一昔前の材料)
どういった材料を選択するかも重要ですが、施術を担当される先生の経験や技術の方が結果には遥かに影響すると思いますし、術後のメインテナンスはもっと重要ですから、その辺りまで勘案してお決めになると良いかと思いますよ。
お大事にどうぞ。
使用材料についてのご不安ですね。
お国柄のようなものがあるようで、
米国だとA「人に使うならヒトからとった方が間違いないよね」
欧州ならB「他人からは心配だけど、動物なら普段から食べてるし安心だね」
日本人はC「生き物からは心配だから、合成して作ったものが安心!」
・・と、感じる傾向が強いそうです(本当かどうか分かりませんが)
ですのでネットで情報を集めるのなら海外での評判も調べるのがフェアなのかも知れません。
効果が文献的にどれも同じぐらい・・だったら患者さんの好みで選べば良いのですけど、実際にはやはり差が出ていますので、症例や目的によって使い分けをしたり、ブレンドしたりされる先生も多いようです。
今回のように患者さんからの同意を得れば一般開業医で国内の認可の通ってない材料を使うことは法的に問題ないのですが、公的な病院になると国の認可の方が優先になるのが一般的です。
ただし国の認可というのは取るのに莫大なコストがかかっているのと、もの凄く時間がかかる、安全性や効果とは必ずしもイコールではないというのが欠点とも言えます。
(簡単に言えば割高で一昔前の材料)
どういった材料を選択するかも重要ですが、施術を担当される先生の経験や技術の方が結果には遥かに影響すると思いますし、術後のメインテナンスはもっと重要ですから、その辺りまで勘案してお決めになると良いかと思いますよ。
お大事にどうぞ。
相談者からの返信
相談者:
amlu222さん
返信日時:2016-03-09 21:29:39
渡辺 徹也 様
ご丁寧な回答ありがとうございました。
掛かり付けの医院で、なぜ認可がされていないものをわざわざ使うのか?と不信感があったのですが、その点につきましては解決いたしました。
渡辺先生の最後のお言葉を拝見して、掛かり付けの院長の技術は信頼しておりますし、後々のメンテナンスのことを考えましても今の医院で手術を受ける方向で考えていきたいと思いました。
本日、院長と話しましたが、今の症状を改善するにはGTR法を受けるのが最善のようです。
そうなりますと選択肢は他家骨しかなく、これを売け入れるかどうかということが唯一の問題点となりそうです。
やはり私は先生のお答えのような日本人の考え方に近い為、人の骨というところが引っかかってしまいます。
幸い、症状が治まっているので経過を見ながら手術は先に延ばしましょうということになりましたので、じっくり考えて自身が納得した上で結論を出したいと思います。
大変参考になりました。
ありがとうございまいました。
ご丁寧な回答ありがとうございました。
掛かり付けの医院で、なぜ認可がされていないものをわざわざ使うのか?と不信感があったのですが、その点につきましては解決いたしました。
渡辺先生の最後のお言葉を拝見して、掛かり付けの院長の技術は信頼しておりますし、後々のメンテナンスのことを考えましても今の医院で手術を受ける方向で考えていきたいと思いました。
本日、院長と話しましたが、今の症状を改善するにはGTR法を受けるのが最善のようです。
そうなりますと選択肢は他家骨しかなく、これを売け入れるかどうかということが唯一の問題点となりそうです。
やはり私は先生のお答えのような日本人の考え方に近い為、人の骨というところが引っかかってしまいます。
幸い、症状が治まっているので経過を見ながら手術は先に延ばしましょうということになりましたので、じっくり考えて自身が納得した上で結論を出したいと思います。
大変参考になりました。
ありがとうございまいました。
タイトル | GTR法で使用する薬剤、日本で認可を受けていないので心配 |
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質問者 | amlu222さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 インプラント関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。