左上1番(差し歯)と右上1番を強打、折れているかの判断について

相談者: みやび2929さん (38歳:女性)
投稿日時:2016-03-21 00:18:10
前歯を強打して一週間たちます。
左上1番(差し歯)、右上1番を同時にぶつけました。

出血なし。
動揺若干あり。
噛むのはまだ痛みで出来ずです。
強く触れない限り痛みはありません。


最初に診ていただいた先生は

「CT見てもわからないけど差し歯は折れてるとレントゲン技師が言っている。
抜歯ですね。」

と言い、セカンドオピニオンをお願いし、次の先生は3DのCTを見ながら

「両方折れてると思わない。
差し歯をあけてみなければわからないが、折れてると歯茎に症状がもっとでるから、亜脱臼かな」

とのこと。

いずれにせよ私の症状はみて一瞬では判断できないものでわかりにくいんだなと思います。



質問します
1 折れてると判断するのは具体的にどのような症状があらわれている時ですか?

2 今ボンドで固定していますが 前歯を使わないで流動食のみでいますが、前歯を使わないでいいのでしょうか?
前歯の歯茎の退化が心配です。

3 亜脱臼はどれくらいで治癒しますか?


どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-03-21 10:41:26
差し歯だと場合によっては金属の土台が入っている事があります。
そうするとその金属の影響でCT上で破折線の確認は困難になる事があります。

また普通のレントゲンだと破折の方向によってはレントゲン上に影とならない事があります。

破折にもいろんなタイプがあります。歯根の縦方向横方向斜め方向に割れている場合などでいろいろだと思います。


1 レントゲン上に破折線が影として出ている。
縦方向斜め方向の場合歯周ポケットが深くなる。など

2 それぐらいで退化はしないと思います。
歯の安静の方が先だと思います。

3 個人的には最低2週間は固定をすると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みやび2929さん
返信日時:2016-03-21 11:02:58
柴田先生お忙しいなか回答頂き本当にありがとうございます。
家族で感動しております。


確かにわたしの差し歯の映像は金属がはっきり写っていて生身の歯骨部分には破折線が見当たりませんでした。

はっきり写らない場合もあるとのこと理解致しました。
また、歯茎の退化についても御助言ありがとうございます。
慌てずに待ちたいと思います。


二人目に診ていただいた先生が左上1番(20年前に施術の差し歯)をやり直すとおっしゃいました。

質問
1 強打しているから治療中に折れないか心配です。
差し歯を剥がすのに歯根は耐えられるでしょうか?

2 20年も差し歯であれば歯茎の骨は吸収されているでしょうか?
インプラントを選択することになった時を考えて)

すみません よろしくお願いいたします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-03-21 13:03:17
1 やり直す目的はなんでしょうか?
色が合わない、形が違う、などは保険診療ではできない範囲になると思います。
虫歯ができたとか差し歯が不適合だとかだと保険診療でできると思います。

また破折線の確認の為であれば必要な処置だとは思いますが、コアの部分を外す時にはとても慎重にしないと思わぬ結果を招く事がありますのでご注意くださいね。

破折の可能性がある時は削って外すか超音波スケーラーを使って振動で接着剤を破壊すると比較的安全に外せるようには思います。


2 20年持った差し歯って素晴らしい結果ですよね。
平均7〜8年とかいうデータを聞いた記憶が薄っすらとありますので。
一本20万円でも一年一万円一日30円弱ですから。

破折があると急速に骨の一部の吸収が進む事がありますのでご注意くださいね。
差し歯と骨の吸収は直接的には関係は、薄いと思います。
不適合の差し歯だと歯周病を悪化させる要因になり歯周病の結果として骨がなくなるわけですから。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みやび2929さん
返信日時:2016-03-22 00:03:05
柴田先生本当にわかりやすく丁寧に御助言頂き感謝します。

もう一週間以上固形物を食べていないのでフラフラですがこうやって見通しが立つと頑張れます。
柴田先生のおかげです。

先生はきっと現場でも患者さんに寄り添った治療をされているんでしょうね。
本当にありがとうございます。



タイトル 左上1番(差し歯)と右上1番を強打、折れているかの判断について
質問者 みやび2929さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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