接着ブリッジはどこの歯医者さんでも対応しているのでしょうか?

相談者: yama006さん (53歳:男性)
投稿日時:2016-03-21 13:40:52
上の前歯の2番 側切歯と言うのでしょうか、1本がなくてブリッジにした方がよいと言われました。

良く調べてみるとブリッジも長持ちしなかったり、行く行く支えの歯を抜かなければ ならなくなったりとリスクもあるようです。

かと言ってインプラントもかなり多くの事故を耳にするし、費用もばかになりません。
ネットを見ていたら「接着性ブリッジ」と言う支えの歯を大きく削らなくて良い ブリッジの方法があると書いてありました。


これって一般的な物なんですか?
どこの歯医者でもやっている療法なのでしょうか?
保険で行うことはできるのでしょうか?

また、他に良い方法や考えがありましたらお教えください。


宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-03-21 13:54:02
こんにちは。

接着性ブリッジ保険適用は狭く「いわゆる従来型ブリッジと同様に支台装置、 ポンティック、連結部より構成され、支台歯のうち少なくとも1歯(以下「接着ブリッジ支台歯」という。)の切削をエナメル質にとどめ、咬合力に対する抵抗形態、脱離力に対する維持形態を付与し、接着性レジンを用いて支台歯に支台装置を装着するものをいうという」と厳密な規定があります。

保険治療ですから厳密な規定でどこの歯科医院で行ってもらっても同程度の治療が期待できるものであるように規定されています。




自費で行う接着性ブリッジの種類は多数あります。
最も簡便で費用の低い方法は入れ歯に使用する人工歯を接着性の樹脂でとめる方法ですが経年的な着色の問題がありあまり審美的とはいえませんし、そこでものを咬むと外れやすいという欠点もあります。

通常は高額ですが接着性レジンで構造体自体の強度の高い積層ジルコニアブリッジを接着する方法が審美的に優れているのでよく行われています。

メリーランドブリッジといわれたりします。
最近はシングルボンドの治療法が経年的な問題が少ないため推奨されていたりします。
(こういうものは保険適用外です)


しっかり前歯で気にせず噛みたいというならば将来様々なリスクはあるかもしれませんが、インプラントや両隣の歯をぐるりと削ってもらい機械的な維持形態を利用した従来どおりのブリッジという選択肢もよいと思います。

自費治療の場合、医院ごとに行っているいないが大きく分かれますからお近くの歯科医院でご相談されることが一番でしょう。


保険治療で行う接着性ブリッジについては保険治療を行っている歯科医院でご相談ください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-03-21 17:04:20
接着性ブリッジに関しては歯科医によって評価が分かれると思います。

削る量が少ない分診断設計形成技工装着とある程度精度というか熟練というか能力を要求されると思います。
またかみ合わせ等でやりにくい事もありますし、いい方法いい歯科医が見つかるといいですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-03-22 08:51:20
ご相談ありがとうございます。

ヨーロッパでは接着ブリッジは歯を失ったあとの治療として第一選択肢です。
ただし、検査・診断・設計・製作が高度となります。
また、前歯の場合は見た目と、奥歯の支える能力の問題があり、できる場合が少なくなります。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-03-22 12:56:38
こんにちは。

ブリッジする際の歯台についてですが個人的には接着性ブリッジはよくないと考えています。

接着性ブリッジは維持力を接着剤にほとんど頼っているため取れるリスクが高いと思います、取れる可能性が高い事を了承なさっているならあえて反対はいたしません。


個人的には接着性ブリッジが長い間トラブルフリーで使えるとは到底考えられません、したがって私の所では取り扱っていません。

参考になれば幸いです。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-03-22 16:50:12
yama006さん、こんにちは。

前歯の接着性ブリッジに関するご質問ですね。


>上の前歯の2番 側切歯と言うのでしょうか、1本がなくてブリッジにした方がよいと言われました。

歯が1本なくなった場合の治療方法としては、提案のあった固定性のブリッジか、取り外し式の部分入れ歯もしくはインプラントということになります。

このうち、ブリッジ、入れ歯に関しては保険適応内のものとそれ以外の自由診療のもので幾つか種類があります。

前歯の接着性ブリッジは自由診療のものになります。
両側の歯をかぶせものにしてつくるブリッジと比べると歯を削る量が少ないため両側の歯が健康な場合にはメリットが有ります。
しかし、下の歯とのかみ合わせが強くあたっている、残っている歯の本数が少ないなど条件が悪いとはずれやすい治療方法です。

また、接着性ブリッジの治療では、かみ合わせの診断、ブリッジの設計、材質や接着剤の選択などの専門的な要素があり、あまり一般的とは言えません。


ほとんど両側の歯を削らずに治療できることが多いので、接着性ブリッジで治療したもののはずれやすいという場合にほかの治療方法に変更すること納得できれば、一つの選択肢として良い治療方法だと思います。




タイトル 接着ブリッジはどこの歯医者さんでも対応しているのでしょうか?
質問者 yama006さん
地域 非公開
年齢 53歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 接着ブリッジ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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