虫歯について
相談者:
mik17さん (17歳:女性)
投稿日時:2016-03-29 01:10:38
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-03-29 10:01:13
>このような小さい穴のような虫歯はなぜできるのでしょうか?
虫歯のでき方にはいろいろなパターンがあるので、実際に拝見していないので何とも言えませんね…。
>歯磨きも前よりは時間をかけてブラッシングしているのですが、、、。
>虫歯ができやすい体質などあるのでしょうか?
僕も以前は「生まれつき」や「体質」により「虫歯のできやすい人とできにくい人がいる」と思っていました。
ただ、最近は「体質は変えられる」と思うようになりましたし、「お母さんの体質が変われば生まれてくる子供の体質も変わる」と思うようになりました。
参考:マイナス2歳からの予防歯科と栄養学
https://www.youtube.com/watch?v=yIaRwtCTWNM
なので、「プラークコントロール」ももちろん大切なのですが、「力のコントロール」や「栄養のコントロール」も同時に行っていかないと歯は守れないように思います。
虫歯のでき方にはいろいろなパターンがあるので、実際に拝見していないので何とも言えませんね…。
>歯磨きも前よりは時間をかけてブラッシングしているのですが、、、。
>虫歯ができやすい体質などあるのでしょうか?
僕も以前は「生まれつき」や「体質」により「虫歯のできやすい人とできにくい人がいる」と思っていました。
ただ、最近は「体質は変えられる」と思うようになりましたし、「お母さんの体質が変われば生まれてくる子供の体質も変わる」と思うようになりました。
参考:マイナス2歳からの予防歯科と栄養学
https://www.youtube.com/watch?v=yIaRwtCTWNM
なので、「プラークコントロール」ももちろん大切なのですが、「力のコントロール」や「栄養のコントロール」も同時に行っていかないと歯は守れないように思います。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-03-29 10:03:36
こんにちは。
虫歯は酸で歯が溶けて起こることがほとんどです。
若い人の場合は多くのケースで歯の外側のエナメル質に問題が生じることから始まります。
エナメル質はだいたいPH5.5という比較的中性に近い酸度で溶け始めますからお食事をされたりお口を開けて寝ている間にどんどん歯が溶けていくことになります。
また歯の表面に歯垢という細菌の塊がついていると細菌が分泌する酸によって歯は溶けることになります。
歯の表面はエナメル質という硬い水晶のような硬組織で囲まれていますがエナメル質はあなたが食べたもので出来上がりますから永久歯が骨の中で出来上がるときに身体の状態が悪い時があれば不出来な部位がところどころにある場合があります(もしかしたらそれがシャープペンの先の部位かも知れません)。
また歯の表面は一般的に凸凹していて深い溝のようになっていたりするのでその部位は特に弱くなってしまい溶けやすいということになります。
下がったお口のPHを整えてくれるものには唾液がありますが唾液の質が悪い場合は、本来は溶けた分だけ再石灰化してチャラにしておけるはずなのに、収支が合わず溶けつづけるという状態が長期に続くこともあります。
そうなればエナメル質は時間をかけて溶け続けてしまい小さな穴が一箇所でも開くと今度は歯の内部構造の構造的には弱めの象牙質にまで酸が浸透したり虫歯菌が浸入して表面はとても小さな穴なのにエナメル質と象牙質の境の弱いところにどんどん広がってついには象牙質にまで広がる本格的な虫歯という状態になります(象牙質には自己防衛機能がありますがエナメル質との境が一番防衛が届かない末端なのです)。
歯磨きがちゃんと出来ていて磨き残しが細菌の塊レベルの大きさでないこと、歯の表面がいつもツルツルしていて細菌の足場がないこと、お口の機能がちゃんとしていて唾液でいつも歯の表面が潤っていること、飲食をダラダラしていないこと、身体を酸性に傾ける偏った食事になっていないことなどいくつかの虫歯を作りにくくするポイントというものがあります。
歯科医院できちんと検査してもらいmik17さんに合った個別の指導をしっかり行ってもらいましょう。
虫歯は酸で歯が溶けて起こることがほとんどです。
若い人の場合は多くのケースで歯の外側のエナメル質に問題が生じることから始まります。
エナメル質はだいたいPH5.5という比較的中性に近い酸度で溶け始めますからお食事をされたりお口を開けて寝ている間にどんどん歯が溶けていくことになります。
また歯の表面に歯垢という細菌の塊がついていると細菌が分泌する酸によって歯は溶けることになります。
歯の表面はエナメル質という硬い水晶のような硬組織で囲まれていますがエナメル質はあなたが食べたもので出来上がりますから永久歯が骨の中で出来上がるときに身体の状態が悪い時があれば不出来な部位がところどころにある場合があります(もしかしたらそれがシャープペンの先の部位かも知れません)。
また歯の表面は一般的に凸凹していて深い溝のようになっていたりするのでその部位は特に弱くなってしまい溶けやすいということになります。
下がったお口のPHを整えてくれるものには唾液がありますが唾液の質が悪い場合は、本来は溶けた分だけ再石灰化してチャラにしておけるはずなのに、収支が合わず溶けつづけるという状態が長期に続くこともあります。
そうなればエナメル質は時間をかけて溶け続けてしまい小さな穴が一箇所でも開くと今度は歯の内部構造の構造的には弱めの象牙質にまで酸が浸透したり虫歯菌が浸入して表面はとても小さな穴なのにエナメル質と象牙質の境の弱いところにどんどん広がってついには象牙質にまで広がる本格的な虫歯という状態になります(象牙質には自己防衛機能がありますがエナメル質との境が一番防衛が届かない末端なのです)。
歯磨きがちゃんと出来ていて磨き残しが細菌の塊レベルの大きさでないこと、歯の表面がいつもツルツルしていて細菌の足場がないこと、お口の機能がちゃんとしていて唾液でいつも歯の表面が潤っていること、飲食をダラダラしていないこと、身体を酸性に傾ける偏った食事になっていないことなどいくつかの虫歯を作りにくくするポイントというものがあります。
歯科医院できちんと検査してもらいmik17さんに合った個別の指導をしっかり行ってもらいましょう。
タイトル | 虫歯について |
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質問者 | mik17さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 17歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 う蝕関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。