根管治療が想定を越えて長引いています。そんなものなんでしょうか

相談者: TKHさん (54歳:男性)
投稿日時:2016-03-30 07:07:32
まずこれまでの経緯を下記にて

硬いものを噛む時、右下奥歯に鈍い痛みを感じ始めて、一ヶ月ほど、日頃の多忙にかまけて歯科受診を怠っておりましたが、仕事の合間を見つけて歯科受診をしました。


レントゲンを撮っていただいたところ、そのレントゲン写真を見せていただきながら、診断していただきました。

その診断によると、かつて神経を抜いた歯(20年も前でしょうか。別の歯科医に処置していただいた)の根の部分に黒い影があって、そのまま放置しておくと、大変な激痛にみまわれるだろうとのことで根管治療を薦められました。

その診断後から一週間後の3月1日に根管治療を開始。
これまで歯に被せているものを除き、長い針のようなものを、歯の根に差し入れ、なにか電極のようなものを口なのかその針なのかに接続して、奥の状況を探るように音を聴きながらくりかえし根管を掃除するような治療をしていただきました。


その一週間後3月8日にも上記同様の処置を行っていただき、根の治療は、無事終了したので、その一週間後3月15日には、ふさぐようにするとのことでしたが、その治療前、3月13日から想定外の痛みが発生しました。

15日の治療を待たず、翌日14日受診したところ、患部が急性化して炎症を起こしたとのことにて、また根を掃除するような治療をしていただいたところ、その後から、激痛と顕著な腫れが発生しました。

15日受診したところ膿をださないといけないとのことで、蓋をせずに、抗生剤と痛み止めの投薬をいただき、様子を見ようということでした。

抗生剤と痛み止めの服用を6日ほど続けたところ、耐え難い痛みと顕著な腫れは、徐々に引いたものの鈍い痛みが、奥にあるような状況になって22日受診したところ終息に向かっているとのことで以前の根の治療再開し、蓋をして終了でした。


28日受診で、蓋をとったところ、まだ膿がでている。それを出さないとということで、蓋をせず、今日に至りました。


現在、激痛、顕著な腫れはありませんが、歯茎の根本から喉の奥にかけて重いような不快な鈍痛、首から肩にかけての凝りを感じています。

昨日、また痛み止め(ロキソニン)を服用しました。
このまま、こういう状況がずっと続くのではないかと不安を感じるようになりました。


このような経緯にて以下、3点ご相談です。

・こんなに根管治療が長引くことってあるのでしょうか。

・なにか他の重篤な病気に発展することはないのでしょうか。

・歯ではない他の原因があってこのようになっているのでしょうか。

ちなみに次回、4月1日受診予定です。
どうぞよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-03-30 07:18:49
根管治療が長引き不安を感じていらっしゃるようですね。

文面から推測すると根管形成が根尖までできていないように思います。


>・こんなに根管治療が長引くことってあるのでしょうか。

通常はあり得ません、もしかすると長引く原因が究明できていないのではないでしょうか。


>・なにか他の重篤な病気に発展することはないのでしょうか。

感染根管が原因で炎症がもっとひどくなる可能性はないとは言えません。


>・歯ではない他の原因があってこのようになっているのでしょうか。

歯を治し始めたために起きてきた急性炎症と考えるるのが妥当だと思います。


感染根管治療 http://yamadashika.jp/infection.html

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: TKHさん
返信日時:2016-03-30 14:09:42
山田先生

早速のご回答感謝します。
不安になっていたところ、ご助言を賜り、少し安心しました。

とはいえ、あまり楽観できる状況ではないとの御診断、憂鬱です。


さて、ご助言にあります根管形成が根尖までできているかどうか、現在、お世話になっている先生に率直にうかがい自ら確認したいと存じますが、どのようにお願いすればいいでしょうか。

これまで数度に渡り根管掃除のはりを入れる時になにか、電極のようなものを接続して探査音を何度もききながら、確かめているようでしたが、それが関係あるのでしょうか。


ちなみに根管の4つの穴の入り口の写真は、根管治療が一段落したとの時点であった3/8に見せていただきました。
入り口ではなく根っこが見えないとだめなんでしょうね......

ご教示くださいますれば幸いです。
引き続きご厄介おかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-03-30 15:28:45
>どのようにお願いすればいいでしょうか。

私の場合はレントゲンファイル根尖付近まで届いているのを見ていただきます、届かなかった場合レントゲンを見てもらって根尖まで届かなかったことを必ず説明しています、その上で治らないかもしれないことをお伝えします。

どのようにといわれても返事のしようがありませんが率直に訊ねてみられてはどうでしょうか。


>それが関係あるのでしょうか。

電気的に根尖の位置を確かめるものですしかし個人的には根長の最終決定はレントゲンが必ず必要だと考えています。


>入り口ではなく根っこが見えないとだめなんでしょうね......

入り口のみならず根長の測定即ち作業長の確定が必要です、これなくして根管治療は成り立たないと考えています。




タイトル 根管治療が想定を越えて長引いています。そんなものなんでしょうか
質問者 TKHさん
地域 非公開
年齢 54歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の治療期間
回答者




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