右下7番、CT撮影で細菌感染の有無診断とインプラント手術中の痛み
相談者:
はらなおさん (39歳:男性)
投稿日時:2016-04-02 17:45:27
歯根破折した右下7番の歯を抜歯してもらいました。
インプラント希望だったため、抜歯後3ヶ月半待ってからCT撮影を行い、骨造成とインプラントの埋め込みを同時に行う手術を提案され、本日、クリニックに手術を受けに行ってきました。
手術前には骨造成とインプラントの埋め込みで30分程度の手術時間と聞いていたのですが、手術中に骨の細菌感染部分が取りきれていかったことがわかり、ドリリングまで行ったにもかかわらず、方針転換で細菌感染部分の除去と骨造成のみを今回行い、4〜6ヶ月待ってから、再度インプラントの埋め込み手術を行うことになりました。
結局30分の予定が2時間もかかってしまいました。
質問ですが、事前のCTでの検査では骨部分の細菌感染の有無というのはわからないものなのでしょうか?
また、麻酔が聞いている状態にもかかわらず、骨(感染部分?)を先の細いものでガリガリと削られている際に、たまに痛みを感じました。
この痛みですが、骨が細菌感染を起こしているため、麻酔の効果が弱かったためでしょうか?
今回初めてインプラントの手術を受けましたが、麻酔のおかげで手術中は痛みをほとんど感じないと聞いていたので、次回の手術が心配です。
ご教授のほど、よろしくお願い致します。
インプラント希望だったため、抜歯後3ヶ月半待ってからCT撮影を行い、骨造成とインプラントの埋め込みを同時に行う手術を提案され、本日、クリニックに手術を受けに行ってきました。
手術前には骨造成とインプラントの埋め込みで30分程度の手術時間と聞いていたのですが、手術中に骨の細菌感染部分が取りきれていかったことがわかり、ドリリングまで行ったにもかかわらず、方針転換で細菌感染部分の除去と骨造成のみを今回行い、4〜6ヶ月待ってから、再度インプラントの埋め込み手術を行うことになりました。
結局30分の予定が2時間もかかってしまいました。
質問ですが、事前のCTでの検査では骨部分の細菌感染の有無というのはわからないものなのでしょうか?
また、麻酔が聞いている状態にもかかわらず、骨(感染部分?)を先の細いものでガリガリと削られている際に、たまに痛みを感じました。
この痛みですが、骨が細菌感染を起こしているため、麻酔の効果が弱かったためでしょうか?
今回初めてインプラントの手術を受けましたが、麻酔のおかげで手術中は痛みをほとんど感じないと聞いていたので、次回の手術が心配です。
ご教授のほど、よろしくお願い致します。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-04-03 10:33:43
細菌感染ということにこだわらなくてよいと思います。
説明上便宜的につかったものとしてよいでしょう。
CTはあくまでもレントゲンで、細菌感染を検査するものではありません。
ただし、腐骨様の像が見られれば、細菌感染を示唆するものとしてとらえることはあるでしょう。
この場合は(腐骨を)除去します。
”抜歯後3ヶ月半待って”であれば普通、その部は無菌的です。
私も術前に、骨の改造が進んでいないときには、骨造成に切り替えることがありますと伝えたり、意外と1次固定(インプラントフィクスチュァーを骨にしっかりねじ込めない)出来ないときに、たまにですが、骨造成に切り替えることはあります。
歯根破折の場合、骨の吸収が多く進むことをこの質問サイトで言い続けています。
従って回復に遅れが生じるたり、充分でないことがありますがCTでも判りにくいことがありますし、あるいは読影に長けていないのかもしれません。
説明上便宜的につかったものとしてよいでしょう。
CTはあくまでもレントゲンで、細菌感染を検査するものではありません。
ただし、腐骨様の像が見られれば、細菌感染を示唆するものとしてとらえることはあるでしょう。
この場合は(腐骨を)除去します。
”抜歯後3ヶ月半待って”であれば普通、その部は無菌的です。
私も術前に、骨の改造が進んでいないときには、骨造成に切り替えることがありますと伝えたり、意外と1次固定(インプラントフィクスチュァーを骨にしっかりねじ込めない)出来ないときに、たまにですが、骨造成に切り替えることはあります。
歯根破折の場合、骨の吸収が多く進むことをこの質問サイトで言い続けています。
従って回復に遅れが生じるたり、充分でないことがありますがCTでも判りにくいことがありますし、あるいは読影に長けていないのかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
はらなおさん
返信日時:2016-04-03 16:43:10
回答2
相談者からの返信
相談者:
はらなおさん
返信日時:2016-04-03 20:08:07
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-04-04 09:27:45
・フィクスチャーの埋め込む位置や長さに問題がある可能性があるということでしょうか?
もちろん其のとうりなのですが、あくまでも歯槽頂からの距離によります。
通常は下歯槽管までの距離・方向を確認しておき、ドリルにはそれに見合ったストッパーを装着してドリリングします。
抜歯窩に行ったので歯槽頂がなく、距離の把握を行い難かったのではないかとおもいます。
骨造成をした後に、再度CTで確認してもらうと良いでしょう。
ただし1回で十分な骨量に達するのは、前述のこともあって難しいです。
自家骨・βTCP・HA・BMPなどで検索してみてください。
もちろん其のとうりなのですが、あくまでも歯槽頂からの距離によります。
通常は下歯槽管までの距離・方向を確認しておき、ドリルにはそれに見合ったストッパーを装着してドリリングします。
抜歯窩に行ったので歯槽頂がなく、距離の把握を行い難かったのではないかとおもいます。
骨造成をした後に、再度CTで確認してもらうと良いでしょう。
ただし1回で十分な骨量に達するのは、前述のこともあって難しいです。
自家骨・βTCP・HA・BMPなどで検索してみてください。
相談者からの返信
タイトル | 右下7番、CT撮影で細菌感染の有無診断とインプラント手術中の痛み |
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質問者 | はらなおさん |
地域 | 海外 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 男性 |
職業 | その他 |
カテゴリ |
歯のひび割れ、破折で抜く予定 抜歯:7番(第二大臼歯) インプラント治療法 インプラントに関するトラブル |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。