歯原性腫瘍の場合、出来ることなら保存的療法を選択したい

相談者: 高しさん (39歳:男性)
投稿日時:2016-04-06 15:54:48
レントゲン・CTの結果、歯原性腫瘍と診断されました。

CTの結果、患部の歯茎の骨はだいぶうすくなっており、生検のあと悪性・良性にかかわらず、患部である下あごの前歯4,5本とその歯茎を顎の骨の手前まで1週間から10日の入院で全部摘出すると聞いています。

手術以外の治療の方法はないのかと尋ねたところ、薬で散らしたりできないのでありませんという回答でした。

ネットで調べると良性であれば、保存的療法として開窓療法を実施の後、手術という方法もあると知りました。
生検時、うみの袋ではなく腫瘍の状態になっていたと聞きました。

腫瘍の場合には開窓療法は適さないという書き込みも見ましたし、再発の可能性も高いという病状であることも認識しています。

しかしながら、1週間から10日の手術は身体的にも、生活面でも大きな負担ですし、下顎とはいえ4,5本も健康な歯から入れ歯というのにも大きな抵抗があります。

いずれにせよ最終的に手術する必要があることは覚悟しましたが、実際のところ開窓療法等の選択肢はないのでしょうか?

異なる立場の専門家の方々の意見をお聞かせください。
場合によってはセカンドオピニオンも必要なのかと考えております。

もちろん悪性の場合は即手術の必要があるとおもっています。

以上、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-04-06 16:40:19
高しさん、こんにちは

レントゲン・CTの結果、歯原性腫瘍と診断されました。

厳密にいうとレントゲンやCTだけでは歯原性腫瘍という診断はできません。
歯原性腫瘍の可能性が高いということでしょう。
最終的には生検を行って診断は確定します。


>実際のところ開窓療法等の選択肢はないのでしょうか?

病理(生検)の結果次第ではその選択肢もありますが、エナメル上皮腫という診断の場合は再発が比較的多い腫瘍なので、開窓はおすすめしません。

状況がわからないのでこの辺りまでしか回答できませんが、もし納得いかないということであればセカンドオピニオンを求めても良いと思います。

ただ、生検を行った後の状況であれば診断は覆らないので、そのまま治療を続けたほうが良いかもしれませんね。

参考になれば幸いです。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 高しさん
返信日時:2016-04-11 23:00:03
畑田先生、2人の専門家の方
回答本当にありがとうございました。

切り替えて次の段階に進めて行こうと思います。



タイトル 歯原性腫瘍の場合、出来ることなら保存的療法を選択したい
質問者 高しさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 口腔外科関連
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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