非抜歯矯正治療の終盤に下顎が前へ出てきて噛み合わせが悪化
相談者:
Sagikuさん (55歳:女性)
投稿日時:2016-04-07 18:18:40
はじめまして。
左上2番にインプラントをするため、歯並びを整える必要があり、矯正(非抜歯です。)に踏み切った者です。
よろしくお願いいたします。
昨年の終り頃からのことです。
すっかり歯並びが綺麗になり、そろそろ治療も終了かと思っていたところ、下あごが徐々に前へ出始めました。
現在、ぐっと噛み込めば上と合うのですが、緩めると下あごが出て、上下の歯は1番が先端で接する程度になっています。
(治療前は噛み合わせも悪かったのですが、治療を開始して暫くして、きちんと噛み合うようになっていました。)
先生は原因を
「筋肉の具合ではないか」
と言われるのですが、他に考えられることはありませんでしょうか?
先生は、私の下あごが出た状態を一度も確認してくださらないままに治療を進めておられ、大変不安を感じています。
ご回答いただけましたら幸いです。
左上2番にインプラントをするため、歯並びを整える必要があり、矯正(非抜歯です。)に踏み切った者です。
よろしくお願いいたします。
昨年の終り頃からのことです。
すっかり歯並びが綺麗になり、そろそろ治療も終了かと思っていたところ、下あごが徐々に前へ出始めました。
現在、ぐっと噛み込めば上と合うのですが、緩めると下あごが出て、上下の歯は1番が先端で接する程度になっています。
(治療前は噛み合わせも悪かったのですが、治療を開始して暫くして、きちんと噛み合うようになっていました。)
先生は原因を
「筋肉の具合ではないか」
と言われるのですが、他に考えられることはありませんでしょうか?
先生は、私の下あごが出た状態を一度も確認してくださらないままに治療を進めておられ、大変不安を感じています。
ご回答いただけましたら幸いです。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-04-08 09:27:37
下あごが前に出てきて何か不都合がありますか。
前に出続けることはありません。
矯正により下あごが前にでる可能性がある咬みあわせは、前歯の一部が反対咬合になっていた(上が中に入っている)、前歯の咬みあわせが深いのを治したときなどです。
矯正と咬合に造詣が深ければ術前にあらかじめ示唆しておくことが出来るはずです。
”上下の歯は1番が先端で接する程度になっています”
は、オーバーコレクションと言って、後戻りを考慮して余分に矯正しておくことがあります。
歯科医の説明が足りないのか、力不足かは判りませんが、実際の状況は判らないわけですから、直接聞いてみたらいかがですか。
最も、多くの質問を見ていると、残念なことに、そのようなことがしにくい歯科医院が多いように感じています。
顎関節に関する記載がないことから、あくまでも推測ですが、そう問題はないとおもいます。
前に出続けることはありません。
矯正により下あごが前にでる可能性がある咬みあわせは、前歯の一部が反対咬合になっていた(上が中に入っている)、前歯の咬みあわせが深いのを治したときなどです。
矯正と咬合に造詣が深ければ術前にあらかじめ示唆しておくことが出来るはずです。
”上下の歯は1番が先端で接する程度になっています”
は、オーバーコレクションと言って、後戻りを考慮して余分に矯正しておくことがあります。
歯科医の説明が足りないのか、力不足かは判りませんが、実際の状況は判らないわけですから、直接聞いてみたらいかがですか。
最も、多くの質問を見ていると、残念なことに、そのようなことがしにくい歯科医院が多いように感じています。
顎関節に関する記載がないことから、あくまでも推測ですが、そう問題はないとおもいます。
回答2
相談者からの返信
相談者:
Sagikuさん
返信日時:2016-04-12 12:16:48
松山先生、藤森先生、ありがとうございました。
私の付けたタイトルは、ちょっと不明瞭だったかもしれません。
言い直しますと、「下あごが前へ出て来て、咬みあわせが悪くなってしまいました。」
松山先生、
私は治療前、前歯の咬みあわせが深かったと思います。
そういった場合に下あごが出ることがあるとのご指摘で、私の場合も、それが原因の可能性はあるかもしれません。
けれども、私の主治医の様子からは、想定内の事態と受け止めているようには見えませんので、やはり不安です。
聞きづらいですが、説明を求めなければと思います。
藤森先生、
私の状態は、咬み込みますと、上下の歯の重なりは十分な深さがあると思うのですが、あごの力を緩めて楽にすると、下あごが前へ滑り出て来るような感じになり、重なりはなくなってしまうほどになります。
…実は、私としては、歯列の位置と形に違和感を持ち続けておりました。
咬みあわせを作る位置が適切ではなかった(後方過ぎた)というようなことが原因になることはありませんでしょうか?
下あごは、緩めて前に出た状態が、私としては楽で自然な位置と感じています。
実は、矯正を始めて「あご」がなくなってしまったと思っていたのですが、その「あご」が再び現れたように見えています。
私の付けたタイトルは、ちょっと不明瞭だったかもしれません。
言い直しますと、「下あごが前へ出て来て、咬みあわせが悪くなってしまいました。」
松山先生、
私は治療前、前歯の咬みあわせが深かったと思います。
そういった場合に下あごが出ることがあるとのご指摘で、私の場合も、それが原因の可能性はあるかもしれません。
けれども、私の主治医の様子からは、想定内の事態と受け止めているようには見えませんので、やはり不安です。
聞きづらいですが、説明を求めなければと思います。
藤森先生、
私の状態は、咬み込みますと、上下の歯の重なりは十分な深さがあると思うのですが、あごの力を緩めて楽にすると、下あごが前へ滑り出て来るような感じになり、重なりはなくなってしまうほどになります。
…実は、私としては、歯列の位置と形に違和感を持ち続けておりました。
咬みあわせを作る位置が適切ではなかった(後方過ぎた)というようなことが原因になることはありませんでしょうか?
下あごは、緩めて前に出た状態が、私としては楽で自然な位置と感じています。
実は、矯正を始めて「あご」がなくなってしまったと思っていたのですが、その「あご」が再び現れたように見えています。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-04-12 18:55:08
出っ歯でない前歯の咬みあわせが深いタイプはもともと下顎の位置が後方に追いやられている可能性が高いものが多いはずです。
叢生とか、下顎の歯列が内側に倒れているような咬合の矯正は、結果的に咬合の挙上に繋がります。
そのこと自体が整形外科的に下顎の本来の位置に収まるようになるのです。
意図的に上顎前歯を少し前突させることによっても起こりますし、広げることによっても起こります。
”下あごは、緩めて前に出た状態が、私としては楽で自然な位置と感じています。”
とされているように、上記の(整形外科的に下顎の本来の位置)になったととらえてよいと思います。
結果オーライではないでしょうか。
ただあらかじめそのようなことを、注釈的に説明できるどうかだけのことではないでしょうか。
”「下あごが前へ出て来て、咬みあわせが悪くなってしまいました。」”
に関しては”すっかり歯並びが綺麗になり”とも書かれていることから
どういうことか判然としません。
叢生とか、下顎の歯列が内側に倒れているような咬合の矯正は、結果的に咬合の挙上に繋がります。
そのこと自体が整形外科的に下顎の本来の位置に収まるようになるのです。
意図的に上顎前歯を少し前突させることによっても起こりますし、広げることによっても起こります。
”下あごは、緩めて前に出た状態が、私としては楽で自然な位置と感じています。”
とされているように、上記の(整形外科的に下顎の本来の位置)になったととらえてよいと思います。
結果オーライではないでしょうか。
ただあらかじめそのようなことを、注釈的に説明できるどうかだけのことではないでしょうか。
”「下あごが前へ出て来て、咬みあわせが悪くなってしまいました。」”
に関しては”すっかり歯並びが綺麗になり”とも書かれていることから
どういうことか判然としません。
相談者からの返信
相談者:
Sagikuさん
返信日時:2016-04-15 11:21:26
松山先生、ありがとうございました。
かつて私の歯並びは、叢生であり、下の臼歯の一本は大きく内側に倒れているというものでした。
矯正して歯並びが良くなったことによって、下あごの位置も本来の良い位置になったのですね。
よくわかりました。
…実は、私の治療は、通常ありえないような災難に見舞われたため、長期にわたっております。
「歯並びが綺麗になった」にもかかわらず、「下あごが出て来て、咬みあわせが悪くなった」のは、その事と関係があるのではないかと思っております。
現在、上下の歯は、咬み込めば咬み合いますが、そうすると下あごの位置が後方に追いやられてしまう状態です。
主治医は、出て来た下あごを再び後ろに下げようとされているかもしれないのですが、私は現在の下あごの位置を本来の位置と感じています。
この下あごの位置を基準にし、上の歯列をもう少し前の位置に、アーチをもう少し緩く、という方向で調整していただけたらと思っています。
願っている治療が可能であり、主治医が受け入れてくださり、無事に治療を終えられますこと、願っております。
かつて私の歯並びは、叢生であり、下の臼歯の一本は大きく内側に倒れているというものでした。
矯正して歯並びが良くなったことによって、下あごの位置も本来の良い位置になったのですね。
よくわかりました。
…実は、私の治療は、通常ありえないような災難に見舞われたため、長期にわたっております。
「歯並びが綺麗になった」にもかかわらず、「下あごが出て来て、咬みあわせが悪くなった」のは、その事と関係があるのではないかと思っております。
現在、上下の歯は、咬み込めば咬み合いますが、そうすると下あごの位置が後方に追いやられてしまう状態です。
主治医は、出て来た下あごを再び後ろに下げようとされているかもしれないのですが、私は現在の下あごの位置を本来の位置と感じています。
この下あごの位置を基準にし、上の歯列をもう少し前の位置に、アーチをもう少し緩く、という方向で調整していただけたらと思っています。
願っている治療が可能であり、主治医が受け入れてくださり、無事に治療を終えられますこと、願っております。
回答4
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-04-15 13:51:00
”この下あごの位置を基準にし、上の歯列をもう少し前の位置に、アーチをもう少し緩く、という方向で調整していただけたらと思っています。”
それが良いと思います。
上の前歯が出っ歯ではないはずですから、出来るとおもいます。
それが良いと思います。
上の前歯が出っ歯ではないはずですから、出来るとおもいます。
相談者からの返信
相談者:
Sagikuさん
返信日時:2016-04-16 12:19:36
タイトル | 非抜歯矯正治療の終盤に下顎が前へ出てきて噛み合わせが悪化 |
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質問者 | Sagikuさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 55歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正のトラブル 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。