左上4〜6番欠損、食事時に部分入れ歯を外せば7番の負担は減る?

相談者: もにもにさん (33歳:男性)
投稿日時:2016-04-11 21:14:41
よろしくお願い致します。

現在左上456に部分入れ歯をしているのですが、バネのかかっている7の歯が少し痛む気がします。

歯医者にも行ったのですが少し調整をして、様子を見ますとの事でした。

ここでふと思ったのですが、食べる時だけ部分入れ歯を外しておくとバネのかかる歯への負担は軽減されますか?

またはそれについてのデメリットなども教えて下さい。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-04-11 21:41:33
>食べる時だけ部分入れ歯を外しておくとバネのかかる歯への負担は軽減されますか?

多少はそういった効果もあるかも知れませんが、微々たるものだと思います。(おそらく最も強い負担がかかっているのは就寝時?)



バネのかかる歯への負担を軽減する方法は、

入れ歯をかけない

もひとつですが他に

・噛む相手の歯(対合歯)と当たらない様に削る
・対合歯の抜歯
・欠損部のインプラント補綴

が挙げられると思います。



ただ総じて、部分入れ歯自体にデメリットが大きいと思います。
これは一般的な考え方ではないと思いますが、個人的には部分入れ歯は見た目目的以外での使用はあまり積極的にはお勧めしません。

参考⇒歯の破折の見極めと、部分入れ歯がなぜ良くないのかについて

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もにもにさん
返信日時:2016-04-12 01:21:18
渡辺先生、御回答ありがとうございます。

食べるときに外してもそれほど変わりはないのですね。
就寝時は入れ歯を外すようにしていますので、かなり負担軽減になっていると思います。

URLありがとうございます、読ませていただきました。

以前にも拝見した事があるのですが、一本の入れ歯の場合のみだと思っていました。
部分入れ歯のバネをかけていた歯がダメになっていき、入れ歯が大きくなっていった知人を知っています(入れ歯だけが問題ではないでしょうが)。
それから部分入れ歯には少し疑問が湧いています。

つけないで経過観察してもらうのも1つの選択肢ですかね…
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-04-12 08:30:29
ご相談ありがとうございます。

>食べる時だけ部分入れ歯を外しておくとバネのかかる歯への負担は軽減されますか?

逆です。
とても負担が増えます。


>デメリット

食べる時の衝撃力はとても大きいからです。
かりに「バネのかかる歯への負担」だけを減らそうと思うと、他のバネのかけていない歯への負担が増えます。


>部分入れ歯のバネをかけていた歯がダメになっていき、入れ歯が大きくなっていった知人を知っています

それはバネをかけたことが原因ではなくて、入れ歯の設計が初めからそういう結果を妥協しているからです。

日本ではそういう入れ歯が絶対的に多いので、悲しいことに入れ歯とはそういうものだと思われています。

そういう入れ歯のデメリットは、だんだん歯が無くなっていき、口全体も体も生活も激変していくようです。

メリットは、とても早く・すごく楽して・非常に安く・簡単に・少ない回数で・あっという間に出来上がることです。

その結果は、作ってもらっても、外しているか、あっというまに捨てられるようです。
多くの人は、そのくりかえしで使わない入れ歯の数が引き出しやゴミ箱の中に増えていき、お口の中の歯の数が減っていくようです。

本来、入れ歯はなんでもよく噛めて、かつ、残った歯も守る目的があります。
しかし、ブリッジよりもインプラントよりも、とても複雑で大変で、歯を失ったあとの治療としては、最も最高の補綴治療であると補綴学会では誇りにしています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もにもにさん
返信日時:2016-04-12 11:06:03
さがら先生、御回答ありがとうございます。

設計の時点でそうだと調整もなかなか難しくなりそうですね。

理想としては、さがら先生のおっしゃるような入れ歯ができたら使い続けていきたいです。

これから調整に通って良くなる事を期待したいですが、設計の時点でそうだと仮定した場合、難しいですかね…
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-04-13 08:58:30
ご返信ありがとうございます。

>これから調整に通って良くなる事を期待したいですが、設計の時点でそうだと仮定した場合、難しいですかね…

上手な先生で、うまくいくこともありえます。
たぶん、その場合はその先生にしかできない技があるのでしょう。

逆に科学的な医療には再現性があります。
つまり、理論があり、第三者で実証されていれば、誰が行っても同じ結果になるという理屈です。

しかし、出来上がった入れ歯について、口の中を見ながら調整する根拠はその先生の「目と手先とカン」だけに頼るのかもしれません。
他の先生には真似できない技は特別な匠のような先生にお願いするしかありません。

一般のかたは、名人を見つけることはまず不可能に近いでしょう。
でも科学的な医療を求めることは不可能ではありません。
どちらも日本では簡単とは言えませんが。




タイトル 左上4〜6番欠損、食事時に部分入れ歯を外せば7番の負担は減る?
質問者 もにもにさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:複数の歯(臼歯部)
部分入れ歯のトラブル
部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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