右下3〜6番ブリッジ、オールセラミックの価格と治療について

相談者: 魔女うさぎさん (60歳:女性)
投稿日時:2016-04-21 22:10:21
右下456とオールセラミックのクラウンを7年ほど前にしました。

45と歯根がありましたが、昨年から4番がぐらついていましたが、折れるかもしれないということで様子見でした。
前から解っていたのに、先日4番が抜けてとうとう3本連結のクラウンがとれてしまいました。
5番の歯根が残っているので、歯根が大丈夫そうならブリッジができるということで5番を治療中です。

ブリッジは3番を削ってすることになるのですが、どうなのでしょうか。

現在左上456と右3番の部分入れ歯です。

ブリッジでも可能なのでしょうか。
それとも、諦めて義歯にするほうがいいのでしょうか。

保険外にすると、こちらの医院はセラミックを11万と15万の選択をされます。

今度は4本も高額すぎるので、セラミックでも医院によって違うのですか。

大阪の評判のいい病院では1本7万円とありました。
部分入れ歯もスマイルデンチャーが10万円でできるようです。
それぐらいならできるかと思います。

上の入れ歯は保険外で24万でしたが、やはり今でも慣れません。

以前左上456のみの部分入歯(25万程でした)は違和感なくよかったですが、今回は技師が変わったのかもしれません。

入れ歯の上手な医院があるのでしたら、そちらのほうがいいかと迷います。
歯根の治療も1か月ごとになって、その間隔でいいのかと不安にもなります。

最近は、歯科衛生士(5名ほど)が多くて、治療費も高いと思います。
病院を考えたほうがいいでしょうか。

それと、下の歯の治療中なのですが、仮歯とかできないのでしょうか。
ちょとないのが見えるので気になります。
何か月もないものなのでしょうか。
(聞いたのですができないといわれました)


長々とすみません。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-04-22 02:15:03
こんばんは。

前回のご投稿と合わせて何度か読み返してみたものの、欠損歯の部位などよくわかりませんでしたが・・おそらく相当数噛み合わせが失われているように想像します。

となると部分入れ歯の使用だけだと残存歯への負担は増すばかりですので、経時的に残存歯が抜けたり、割れたり、揺れる様になったりするのを避けるのは、基本的には難しいと思います。

おそらく、(部分入れ歯はないものとして数えた時に)左側の奥歯の噛み合わせを多く失っていますので、右側や前歯が壊れてくるのは自然な流れだと思います。



文面からはよく分かりませんでしたが、迷われている次回の設計が
B45E(囲み数字が残存歯)ブリッジならかなりチャレンジングでしょうし、
B4Dなら設計には問題ないと思いますので、逆に何故4を失ったのかを精査して対策を打つべきかと思います。

それと7年前のCDE連結冠という設計もよく分かりません。
自分は通常取らない設計なので、何か理由があったのではないかと思います。(残存歯が重度の歯周病だったとか??)



あと保険外の価格についてですが、セラミックという製品を買う訳ではありませんよ。

セラミックというのはただの、素材の名称でそれも色々な種類を包括した呼び名です。
『お肉』みたいな呼び方ですから、お店(歯科医院)によって価格が異なるのも仕上がりが違うのも当然です。

原則、一定価格、一定品質だろう、と考えて良いのは保険診療に限った考え方だと思います。



そうは言っても大体の相場のようなものもありますし、当院の価格と比べて考えても、例えば一本7万という価格は破格ですね。当院の約半額です。
評判はいくらでも操作できるので品質に相関はあまりないとは思いますが、安すぎるのではないかというのが率直な印象です。



歯科衛生士の人数についてはそれだけではなんとも言えませんが、保険診療の治療費に影響することはありえません。
もしも本当にそんなことが起きるとすれば不正請求となるので別次元の問題ですね。
保険治療はあくまでも全国統一価格ですから、自動的に品質も大体揃ってくる(はずの)制度です。

歯科衛生士というのは職務範囲から考えると本格的な治療に入る前の口腔衛生指導や、治療終了後の健康維持・管理で活躍する役職ですから、質の高い、長持ちする治療ばかりを行って、治療後のメインテナンスの患者数が増えてくる本当に良い医院なら衛生士の人数はどんどん必要になってきます。

予防中心の考え方で実際に質の高い治療も提供出来ている医院であれば、理屈としては衛生士の人数というのは年々増えていくはずだと思います。
(・・が、歯科医院数7万件弱に対して働いている衛生士数が10万人程度ですから、約半数の歯科医院では確保すら出来ませんし、保険制度そのものにも予防という概念がほとんどありませんので、衛生士が本当に活躍できる医院というのもかなり限られているのが現状です。)



ですのでこの限られた情報からの、受けた個人的な印象をまとめますと、現在おかかりの医院については

設計 ?
価格 安くはない
衛生士の人数 悪いことではない

ということです。(あくまでも参考までに)



魔女うさぎさんの具体的な診断や治療計画についてコメントするのはネットでは難しいですから、不安が強いようでしたら他の(安売りはしていないような)歯科医院でも、実際に受診して相談してみてはいかがでしょうか。

参考⇒セカンドオピニオンを求める

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 魔女うさぎさん
返信日時:2016-04-22 11:26:08
ありがとうございます。

上手く書けてなくてすみません。
詳しくお答えいただきよくわかりました。

捕捉として残存歯は20本です。
欠損のままもあるかもしれません(奥歯など)

なるべく抜歯しないようにしてくださっているのでいいのですが。
ただ保険内だと金具が見えるので、保険外にしていますが本数が多くなると経済的に苦しいです。

今も前上左1番が少し動きます。

右下に関してはチャレンジなのですね。
義歯を覚悟したほうがいいようですね。

治療中に仮歯とかは作れないのでしょうか。
この場合無理なのでしょうか。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-04-22 11:40:54
こんにちは。

大阪の評判のいい病院では1本7万円とありました。

評判のいい病院というのは、何を根拠に評判がよいのか?かなり怪しい感じがします。

評判のいい病院という本に載っていても半分以上は広告ですし、ネットの口コミサイトも半分以上怪しいものが多いですから、歯科医院選びは評判のいいお肉屋さんを選ぶ以上に難しいです。

費用を考えれば安いものを選択しやすくなりがちでしょうが、一見さんであればその程度の治療計画になってしまうかもしれませんし、もしかしたら運命の出会いがあるかもしれません。


本来は、医者と歯科医は一生責任をもって診てくれるところを選んでおくほうがよいでしょうが、医療が高度になり治療法が日進月歩で進化し続けている現在は転医して新たな出会いをみつけたほうが満足度が高い場合もあるかもしれません。


>上の入れ歯保険外で24万でしたが、やはり今でも慣れません。
>以前左上456のみの部分入歯(25万程でした)は違和感なくよかったですが、今回は技師が変わったのかもしれません。

これは技師が変わったからではなく、義歯になる歯が増えたからでしょう。
入れ歯とはその程度のものです。

天然の歯と同様に食事に困らず咬むためには、ご自身の歯がきちんと機能しているブリッジのほうが断然よいでしょう。
ブリッジが可能なのであればそちらを選択されたほうが満足度が高いでしょう。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 魔女うさぎさん
返信日時:2016-04-26 14:12:21
渡辺先生、船橋先生ありがとうございました。



タイトル 右下3〜6番ブリッジ、オールセラミックの価格と治療について
質問者 魔女うさぎさん
地域 非公開
年齢 60歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:複数の歯(前歯部)
抜歯:複数の歯(臼歯部)
ブリッジ治療法
ブリッジの治療費・費用
ブリッジに関するトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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