[写真あり] 右下7番、樋状根の根管治療について

相談者: くまにゃんさん (59歳:女性)
投稿日時:2016-04-12 15:07:51
右下7番の樋状根の根管治療についてお伺いしたいと思います。

CTをしました結果、歯の根がCの形になっている、樋状根だと判明しました。
その歯の根管治療は、非常に難しいとのことですが、やはり、歯内治療専門の歯科医さんにお願いする方が良いのでしょうか?
一般の歯科医さんでも、治療は可能ですか?

それから、根管治療の治療回数によっては、歯科医院が赤字になるらしい、と知人から聞きました。

赤字になるということで、中途半端に治療を終えられても困ります。

その際、保険外での治療をお願いすることはできるのでしょうか?

お忙しいとは存じますが、どうか、ご回答の程、宜しくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-04-12 15:23:52
個人的な意見ですが、結論から言えば

「ベテランの歯内療法専門医に最初から自費で診てもらうのが良い」

と思います。


今年の4月から保険でも「CTとマイクロスコープを用いて4根管または樋状根の治療を行った場合には400点加算」というルールが加わりました。
しかし、この4月から保険点数が加算できるようになったからと言って、確実に結果が出せる歯科医は少ないように感じます。

なので、結果を重視されるのであれば保険点数に関係なく、以前から自費で根管治療を行っている専門医の方が確実なのではないかと考えます。

(もちろん、そうではない先生もいらっしゃるとは思いますが、確率的に言えばそういう歯医者さんを見つけるのは困難だと思うので…)

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまにゃんさん
返信日時:2016-04-12 15:40:24
お忙しい中、早々のご回答をありがとうございました。
そして、率直なご意見をありがとうございます。

先生のご意見を伺い、根管治療を行っている専門医にお願いしたいと決心しました。

その場合、最初から「自費で、お願いします」と申し出れば良いのでしょうか?

それとも、先ずは第一選択として、保険内での治療を考えるべきなのでしょうか?

その2つの治療の内容は、相違があるのでしょうか?
あるとすれば、どの様な違いがございますか?

それから、CTは別の所で、既に撮影済みなのですが、その専門の歯科医さんにCT持ち込みで診て頂く事は可能ですか?

以上二点、お忙しいとは存じますが、どうか、ご回答の程、宜しくお願い申し上げます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-04-12 16:06:50
>最初から「自費で、お願いします」と申し出れば良いのでしょうか?

原則保険医療機関であれば保険治療が義務付けられています。

難しいから、顕微鏡やラバーダムを使うからなどの理由では自費治療にはなりません。

保険証を持って保険医療機関を受診すれば保険治療での治療が原則です。


またある技官の先生の解釈だと、自費で根管治療を受けられた場合、初診時からその他全ての治療を自費治療で行うべきという解釈もあります。

つまり歯石取りも自費、被せ物も自費、その他の虫歯治療も自費になります。


今回の場合、自費で治療を受けられるのであれば、保険治療を取り扱っていない自費専門の歯科医院(都会にしかありません)にかかって頂いた方がルール上は問題なく治療が行えます。


>CTは別の所で、既に撮影済みなのですが、その専門の歯科医さんにCT持ち込みで診て頂く事は可能ですか?

可能ですよ。


保険治療はルールが複雑で、自費での根管治療は今の所許されていない、また患者さんの希望があればできるが全てが自費治療になると思います。

おだいじに

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまにゃんさん
返信日時:2016-04-13 16:18:48
お忙しい中、早々のご回答をありがとうございました。

保険治療は複雑で、素人の私達は、その内容を詳しく知ることはできません。

先生のご説明で分かった事は、保険医療機関では、保険内での治療が原則で、自費の治療をお願いするなら、全てが自費になってしまうという事。

つまり、保険と自費を混合で治療することはできないという解釈で良いのでしょうか?

最初は保険で治療して、これ以上の治療回数が増えれば、医院として赤字になる。その問題を回避して頂くために、途中から自費で、とお願いする事ができない、という解釈で良いのでしょうか?

お伺い申し上げます。


それから、最初から自費専門の歯科医に掛かるのがルール上は問題なく治療できるとのことですが、調べてみましたら、自費専門の歯科は、殆どホワイトニング審美歯科が中心で、根管治療を行っておられる様な歯科は見当たりませんでした。

ましてや、樋状根の難しい治療は、歯内専門の歯科の先生に診て頂くのが一番いいとのご回答を、最初のご回答にて頂いておりますので、大変難しい選択を迫られています。



そこで、二つ、お伺いしたいのですが、樋状根の治療回数は、それぞれ、その根の状態にもよるのでしょうが、大体、平均して、どの位の回数で完了しますか?

そして、「この4月からCTやマイクロスコープを用いた樋状根の治療には400点加算できる様になった」と最初の先生のご回答で書かれていましたが、400点加算というのは、かなり、治療回数が延ばせるということなのでしょうか?

具体的に何回ほど、増やすことができるのでしょうか?


自費と保険の混合で治療は不可であるとの解釈は、ただしいかという点と、以上二点、お忙しいとは存じますが、どうか、ご回答の程、宜しくお願い申し上げます。
回答 回答3
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2016-04-13 18:11:40
お住まいの地域、歯内療法専門医と入れてGoogleで検索すれば数軒ヒットしますよ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-04-13 18:17:21
>最初は保険で治療して、これ以上の治療回数が増えれば、医院として赤字になる。
>その問題を回避して頂くために、途中から自費で、とお願いする事ができない、という解釈で良いのでしょうか?

できません。

保険のルールで認められている方法以外で自費に移行した場合、「初診時にさかのぼって自費治療とする」というのが正しいルールとなります。

認められている方法とは

 保険で根管治療が完了→クラウン作成を自費で行う

などです。

つまり根管治療の途中から自費に移行することはできません。


>大体、平均して、どの位の回数で完了しますか?

ケースバイケースですね。

個人的には3〜4回で根管充填まで行うことが多いです。
(僕も井野先生同様、自費専門医なので、保険治療の場合の参考にはならないと思います)


>400点加算というのは、かなり、治療回数が延ばせるということなのでしょうか?具体的に何回ほど、増やすことができるのでしょうか?

これも何とも言えませんね…。

参照を見ていただくとわかると思いますが、アメリカで根管治療を行った場合、おおよそ18万円かかります。
日本の保険治療では9500円ですね。
これに400点(4000円)を加算すると13500円という事になります。

これでもアメリカの治療費の10分の1以下です。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-04-13 18:31:53
保険治療は複雑で、素人の私達は、その内容を詳しく知ることはできません。

ですね、医科と違い歯科は「昭和51年 通達」という大昔の厚生省の通知を元に部分的に混合診療が認められています。

ただ、最近はこれを拡大解釈して混合診療の領域は大きくなりつつあります。


またちょっと前までは自費治療を行った日には保険診療は行えない(混合診療を避ける為)だったのが、最近ではその境界がかなり曖昧で保険診療と同日に自費治療を行ってもいいような雰囲気もあります。

厚生局に問い合わせても、時代時代で臨機応変に変化すると電話回答を頂きました。

つまり厳密なルールはなく問題が起こった際に、裁判などで解釈が決まるというものです。


>調べてみましたら、自費専門の歯科は、 殆どホワイトニング審美歯科が中心で、根管治療を行っておられる様な歯科は見当たりませんでした。

都会なら自費専門の歯科医院はありますが、表だってHPなど作っていない歯科医院も多いと思います。
(HP作らなくても口コミだけで患者さんが集まる歯科医院であればわざわざ混むようなCMはしません)


>樋状根の治療回数は、それぞれ、その根の状態にもよるのでしょうが、 大体、平均して、どの位の回数で完了しますか?

治療時間、先生の熟練度、歯の解剖学形態によって様々ですね。


個人的にはやろうと思えば根管治療から土台まで1回で終わらせます。
ただ、2〜3時間ぐらいかかるかもしれません。


自費専門の歯内療法歯科医院は東京に集中していますので、もし希望されるのであれば家から2時間ぐらいは通院範囲を広げられた方がいいと思いますよ。

残念ながら都市と地方の医療格差は確実に大きくなってきています、より良い治療を受けられたければ患者さんが動く時代にあると思います。


おだいじに

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-04-13 20:51:36
信頼できる人からの口コミがないのであれば最低でも認定医・専門医でないと治療水準の保証はまったくないですよ。

たとえば下のサイト

http://www.jea.gr.jp/kaiin/senmoni.shtml

http://www.hozon.or.jp/member/meibo/05.html


自費診療であるかどうかはその歯科医師が自由に決められるんで何の信頼性もないです。

内容は保険と同じで費用は数十倍ということも十分にあり得ます。

それだけの金額を払って希望通りにならなかった場合のショックは小さくないですから、十分に注意されたほうがよろしいかと思います。


それでも口コミなしで自費でというのでしたら少なくともインプラントをやっていない歯科医院のほうが安全性は高いと思います。根管治療とインプラントはまったくの別領域ですので、両方とも専門なんてことは常識的にはありえないです。

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回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2016-04-14 00:26:39
くまにゃん さんこんばんは

いくつか抜けていると思われる点を補足させていただきます。

>CTは別の所で、既に撮影済みなのですが、その専門の歯科医さんにCT持ち込みで診て頂く事は可能ですか?

可能ですが、根幹治療に向かないCTがあるので、場合によてはもう一度撮影をする場合もあります。


>400点加算というのは、かなり、治療回数が延ばせるということなのでしょうか?
>具体的に何回ほど、増やすことができるのでしょうか?

櫻井先生もおっしゃっていますが、400点加算で回数が伸ばせるというものではありませんし、伸ばせば良いというものではありません。
井野先生もおっしゃるように根管内をきれいにしてお薬を過不足なく緊密に詰められるのであれば1回でも2回でも問題はありませんよ。


>ましてや、樋状根の難しい治療は、歯内専門の歯科の先生に診て頂くのが一番いいとのご回答を

きちんとした治療を受けたいとお思いであれば私も、同様の意見です。

良い先生に出会えると良いですね。

お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまにゃんさん
返信日時:2016-04-14 16:03:56
皆様、お忙しい中、誠実でご丁寧なご回答をありがとうございました。
率直なご意見、とても参考になり、勉強になりました。
本当にありがとうございます。


そして、ひとつ、皆様に謝らなければなりません。

最初から全容を、一気に書くべきだったのですが、1度に書いてしまうと、ややこしくなると思い、質問を1つに絞っていました。

実は、もう少し先の治療についても、合わせて、ご相談すべきでした。
本当に申し訳ございませんでした。


最初の質問が「右下7番の歯の樋状根の根管治療」だったのですが、今更で申し訳ございませんが、更に、その根管治療に引き続き、その手前にある6番の歯の抜歯と、567番のブリッジを検討しております。

6番の歯は、いわゆる股の部分の骨が殆ど溶けている様でして、根の先の画像も黒く、根尖歯周炎と言われました。その病巣は7番の歯の根元にも広がっていっているらしいです。
6番の歯の保存は、難しいらしいです。

そこで、新しい質問をさせて頂きます。
順番として、やはり根管治療が先でしょうか?

6番の歯の病巣の広がりをくい止める意味で、抜歯を先にした方が良いという事はございませんでしょうか?

それから、先の自費の治療か保険内の治療かに関わってきますが、抜歯とブリッジは保険内で賄えれば、そうしたいと考えております。

となれば、根管治療は自費、抜歯とブリッジは保険内という希望となるのですが、それは、可能でしょうか?


以上二点、誠にお忙しいとは存じますが、どうか、ご回答の程、宜しくお願い申し上げます。




それから、前回のご回答への返信をさせて頂きます。


細見先生、ご回答をありがとうございました。
検索してみました。只今検討中です。


櫻井先生、ご回答をありがとうございました。
根管治療の途中からは、自費に変更できないとのこと。
するなら最初からお願いすべきなのですね。
そして、保険治療の場合は、自費治療に比べて、根管充填までの回数は、多くなるということですね。
400点加算されても、アメリカの治療費の比ではない事がよく分かりました。

やはり、樋状根の様な治療は、特殊なので、「保険内で治療」という選択は中途半端になるので、やはり、「自費で治療」を選択すべきなのですか?

お伺い申し上げます。


井野先生、ご回答をありがとうございました。
混合診療は、時代の流れに沿って、変化してきているご説明、よく分かりました。
自費専門の歯科医院を検討中ですが、根管治療のあとに、抜歯とブリッジも控えておりますので、悩むところです。


森川先生、ご回答をありがとうございました。
仰る通り、内容は保険と同じで、費用だけ高くなるのなら、困りますが、その判別は素人には難しいです。
慎重に調べてから選びたいと思っております。


水川先生、ご回答をありがとうございました。
必要に応じて、CT撮影の場合もあるとのこと。分かりました。
それから、回数が増えれば良いのではないとの事、合点がいきました。


皆様、ありがとうございました。
重ねて、新しい質問へのご意見アドバイスを頂けたら有り難いです。
どうか、宜しくお願い申し上げます。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2016-04-15 09:33:35
>順番として、やはり根管治療が先でしょうか?

今回のような状況であれば、治療の順番は実際見ている先生でないと分かりません。


>根管治療は自費抜歯ブリッジ保険内という希望となるのですが、それは、可能でしょうか?

ルール上でいえば根管治療と抜歯、ブリッジの歯科医院を分ければ問題ないと思います。
(根管治療後に他の歯科医院へ転院をする)

ただ、基本的には同一の歯科医院で治療を行うことが理想です。


またそのような場合であれば、抜歯、ブリッジを行う先生に根管治療専門医に紹介状を書いて頂いて治療してもらうのが理想です。


お住まいの場所にもよりますが、先に書いたように多少の通院時間が長くなる可能性はあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまにゃんさん
返信日時:2016-04-15 17:07:41
井野先生、お忙しい中、ご丁寧なご回答をありがとうございました。

順番は、診ている先生でないとわかりませんとの事。
仰る通りかと思いますが、今一度、相談に乗って頂けませんでしょうか?



実は、診察して下さった先生は、7番の根の治療は、考慮に入れておられません。
この歯の根の治療をするとなれば、難しい治療となる、とは仰いましたが。

元々、7番の歯の神経レントゲンで見ました際、もしかしたら死んでる、けれど、まだ生きてるかもしれないということで、電気を流して確かめましたところ、かなり弱っている様でしたが、生きていました。

7番の歯の根の辺りは、黒く、その原因は6番の病巣が移って来ているとのお考えで、7番の神経は生きているので根の治療はせず、6番の歯は、歯の股から下へと、かなり骨が溶けているので、6番を抜歯してブリッジすると仰いました。

私は、ブリッジをしてしまったら、将来的に7番の根の治療をするには、またブリッジを外さなければならないですし、「7番の根の黒い部分が、もしかしたら7番の根の先が原因の場合も、可能性としてはあります」とのお言葉も気掛かりで、それなら、7番の根の治療をしてから、6番抜歯してブリッジをして頂ける方がいいのでは?と素人考えかもしれませんが、思った次第です。

勿論、画像を見ないと判断はできないとは存じますが、全容は以上でございます。

お忙しいとは存じますが、井野先生のご意見アドバイスをお聞きできたら幸いです。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2016-04-16 17:18:08
>電気を流して確かめましたところ、かなり弱っている様でしたが、生きていました。

この辺りは先生毎にバラバラですが、私であれば電気歯髄診断で神経が弱って、うっすら根尖に透過像があれば早目に神経の治療に入ることもあります。

経験上、経過を見ていても神経が治ることは稀です。


>6番の歯は、歯の股から下へと、かなり骨が溶けているので、6番を抜歯してブリッジすると仰いました。

実際診てみないと何とも言えませんが、少なくとも抜く前に歯内療法の専門性が高い先生に診断してもらった方がいいと思います。

歯科治療は診断があって、その後に処置が適切に行われて初めて治癒してくる可能性が出てきます。

診断が違っていれば、ここで何を書いても無駄です。


ですので、私ができるアドバイスは歯内療法が得意な先生に見てもらうことをお勧めします。


因みに大きな病変の横の歯が病変の影響で悪くなることは稀です。

私の歯科医院ではそのようなケースというのは年に1本程度であり、あまり見ませんね。


おだいじに

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまにゃんさん
返信日時:2016-04-17 14:51:01
お忙しい中、ご丁寧なご回答をありがとうございました。

電気歯髄診断で神経が弱って、うっすら根尖に透過像があれば早目に神経の治療に入ることもありますとの事。
神経の治療というのは、神経を抜いて、根管治療をするということを指すのでしょうか?

お伺い申し上げます。

因みに大きな病変の横の歯が病変の影響で悪くなることは稀です。
私の歯科医院ではそのようなケースというのは年に1本程度であり、あまり見ませんとの事ですが、今まで掛かって来た先生方は、根の病巣・菌などは、周囲の歯の根にまで広がって、悪影響を与える、と言われてきましたので、戸惑っております。

ひとつの歯の根の悪いのが、隣の歯の根に移ることはない、と解釈させて貰って良いのでしょうか?

お伺い申し上げます。

いずれにせよ、歯内治療の専門の先生に診て頂くのが、最良の選択を示して頂ける事は理解できました。


お忙しいとは存じますが、どうか、以上二点、ご回答の程、宜しくお願い申し上げます。
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2016-04-20 16:01:26
神経の治療というのは、神経を抜いて、根管治療をするということを指すのでしょうか?

そうです。


>ひとつの歯の根の悪いのが、隣の歯の根に移ることはない、と解釈させて貰って良いのでしょうか?

そうです、稀にしかありません。
ただ複数の歯科医が指摘しているなら、その稀なケースなのかもしれません。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまにゃんさん
返信日時:2016-04-21 17:12:53
杉原先生、お忙しい中、早々のご回答をありがとうございました。

病巣や菌が広がっていくのは、稀であるとのことですが、断面図で見たら、歯の根もとの下の部分の歯茎は、全て繋がっているのに、他の所へ広がらないという理由は、何なのでしょうか?

もし、素人の私にでも理解できそうでしたら、ご説明頂けたら、有り難いです。

お忙しいとは存じますが、どうか、ご回答の程、宜しくお願い申し上げます。
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2016-04-25 16:29:31
>断面図で見たら、歯の根もとの下の部分の歯茎は、全て繋がっているのに、他の所へ広がらないという理由は、何なのでしょうか?

体にも防御反応が働いて炎症の広がりを抑えようとしていますからね。

詳しいメカニズムに関してはかなり専門的な内容になると思うので、大学などの専門の先生に聞かないと我々臨床科医では分かりません。


早目に専門の先生を探して、分からないことは担当の先生に聞いてくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまにゃんさん
返信日時:2016-04-25 23:17:44
井野先生、お忙しい中、端的で率直なご回答をありがとうございました。
広がらないのは、体の防御反応なのですね。分かりました。
ありがとうございました。


ところで、大変申し訳ありませんが、あとひとつ、お聞きしたいことがございます。

右下7番の樋状根は、レントゲンで根の先の部分が黒く写っております。
この根の治療をするべきか、とても迷っております。


と申しますのは、私が掛かっております一般歯科の先生は、神経が弱ってはいるが、まだ生きているので、触らない方がいいと仰います。
この相談でのご回答によりますと、神経が弱っている様なら、神経の治療を開始します、と仰いました。

樋状根の神経は、根の治療が難しい為、やって頂くなら、専門の先生にお願いするつもりですが、まだ生きている歯の神経を取って根の治療をすると、違和感が残ったりする場合もあると聞きます。

このまま、放っておくのは良くないというのは承知ですが、現在、痛みも違和感も全くありません。

複雑な形である樋状根の治療をお願いするのは、勇気が要ります。本当に迷っております。

ヘタに触らない方がいい場合もありますか?
根の治療は、早い内に開始すべきなのでしょうか?

お忙しいとは存じますが、どうか、ご意見、アドバイスを頂けたら幸いです。どうか、宜しくお願い申し上げます。
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2016-04-26 00:10:57
>ヘタに触らない方がいい場合もありますか?
根の治療は、早い内に開始すべきなのでしょうか?

実際見て見ないと何とも言えないのでここで長々質問するより、一度専門医の先生に見てもらった方がいいと思いますよ。

ここでの回答は診断にはなりません。
ある意味必要ない知識や不安だけを伝えている面もあります。


質問が堂々巡りになりそうなのでこのへんで。


早目に歯科医院で相談してみて下さいね。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くまにゃんさん
返信日時:2016-04-26 16:27:16
井野先生、お返事ありがとうございました。

実際に診てみないと分からないとのこと。
仰る通りと思います。

そして、実際に診てみないと分からないというご返答は、今の段階で、必ず、絶対に、根の治療をすることだけが正解ではないという事も含まれてると解釈しました。

ですので、心にゆとりを持って、専門の先生に診て頂く勇気が出てきました。
ありがとうございました。



タイトル [写真あり] 右下7番、樋状根の根管治療について
質問者 くまにゃんさん
地域 非公開
年齢 59歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の専門医
根管治療に関するトラブル
その他(保険と保険外)
その他(写真あり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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