顔の歪みを治療方法と顎関節症との関係
相談者:
mamakaさん (20歳:女性)
投稿日時:2016-04-27 17:28:33
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2016-04-27 18:05:20
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-04-28 09:50:49
もしも顎関節症の発症が成長期以前でしたら、体表面から観える部分・観えない部分ともに左右差が生じているケースは少なくないように思います。
但し、顎関節症が左右差の『原因』であるのか、はたまた『結果』であるかについては、意見が分かれるところだと思います。
但し、顎関節症が左右差の『原因』であるのか、はたまた『結果』であるかについては、意見が分かれるところだと思います。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-04-28 10:41:39
こんにちは。
顎関節症と顔のゆがみには関係がないというよりも、歯科では顔のゆがみはどうしようもないことですから気にしないでくださいというしかないのだと考えます。
元々、出世時に上顎骨や頭が歪んでしまう人はいますから(埋葬された骨を精密に研究しているグループがヨーロッパにあります)、成長期にきちんと修正できていなければ歪みが増大することは多々あります。
歪んだ土台に成長中に永久歯も生えて噛みあわせが完成しますから噛めば噛むほど歪みを助長することもありえます。
顎の関節はかなり自由度が高い関節ですから噛み合わせの不調や顔の歪みを助長するような習癖があれば主に青年期や壮年期に音がなったり痛みがでてくることがあります。
治療法としては顔の歪みと顎関節症は一緒には治せないので(歯科で扱える範囲が限られるため。
また形態重視で治そうとすると機能的な問題が生じることがあるため)顎関節症は顎関節症として治療し、顔のゆがみは気にしないでくださいということになることが多いです。
顎関節も作られていく成長期であれば、顔の歪みの修正とよい歯並びの獲得、よい機能の獲得をある程度誘導していくことは可能なのですが、成人後ではこれ以上悪化しないようにすることを目指すことになると思います。
レントゲン撮影で骨や顎の関節の変形を確認することは可能です。
>顎関節症や歪みを治すためにはなにをすればよいでしょうか.
治療としてはスプリント療法でかみ合わせの影響を受けないように人為的にクッションを作ってあげたり理想的な位置に顎を誘導してあげその間に顎関連筋群のコリを緩和する方法、血行を促進したり組織の修復を促進する理学療法や栄養療法や薬物療法、TCHやTPCなどで神経筋機構の改善を図る方法、悪習癖を改善する生活指導(片噛みをやめる=片方でよく噛むということ自体が噛みあわせが悪かったり咬合に不調和があるということ。
睡眠時にかかる圧を緩和する枕等の使用、身体の歪みを助長する習癖をやめること等)根本的には困難だが矯正治療を伴った咬合を再構成することなど様々なアプローチ法が考えられると思いますが、顔の歪みを根本的に修正しようとすれば形成外科と組んだ美容外科が必要になるかもしれません。
ですからあまり気にしないように伝え、痛みや不調をとりあえず緩和しておく程度が一般的な方法になると思います。
歯を失えば身体の筋力の衰えとともに顎関節症に関する不調はなくなってくるのですが顎歪みは助長されていることが多いので終末期の治療が大変になるので本来ならばどこかでリセットしてもらえるとよいとは思いますが咬合再構成や身体の歪みとりはかなり大がかりな治療になり難易度が高いですから根本的な解決を目指すことが逆にご負担になることもあると思います。
顎関節症と顔のゆがみには関係がないというよりも、歯科では顔のゆがみはどうしようもないことですから気にしないでくださいというしかないのだと考えます。
元々、出世時に上顎骨や頭が歪んでしまう人はいますから(埋葬された骨を精密に研究しているグループがヨーロッパにあります)、成長期にきちんと修正できていなければ歪みが増大することは多々あります。
歪んだ土台に成長中に永久歯も生えて噛みあわせが完成しますから噛めば噛むほど歪みを助長することもありえます。
顎の関節はかなり自由度が高い関節ですから噛み合わせの不調や顔の歪みを助長するような習癖があれば主に青年期や壮年期に音がなったり痛みがでてくることがあります。
治療法としては顔の歪みと顎関節症は一緒には治せないので(歯科で扱える範囲が限られるため。
また形態重視で治そうとすると機能的な問題が生じることがあるため)顎関節症は顎関節症として治療し、顔のゆがみは気にしないでくださいということになることが多いです。
顎関節も作られていく成長期であれば、顔の歪みの修正とよい歯並びの獲得、よい機能の獲得をある程度誘導していくことは可能なのですが、成人後ではこれ以上悪化しないようにすることを目指すことになると思います。
レントゲン撮影で骨や顎の関節の変形を確認することは可能です。
>顎関節症や歪みを治すためにはなにをすればよいでしょうか.
治療としてはスプリント療法でかみ合わせの影響を受けないように人為的にクッションを作ってあげたり理想的な位置に顎を誘導してあげその間に顎関連筋群のコリを緩和する方法、血行を促進したり組織の修復を促進する理学療法や栄養療法や薬物療法、TCHやTPCなどで神経筋機構の改善を図る方法、悪習癖を改善する生活指導(片噛みをやめる=片方でよく噛むということ自体が噛みあわせが悪かったり咬合に不調和があるということ。
睡眠時にかかる圧を緩和する枕等の使用、身体の歪みを助長する習癖をやめること等)根本的には困難だが矯正治療を伴った咬合を再構成することなど様々なアプローチ法が考えられると思いますが、顔の歪みを根本的に修正しようとすれば形成外科と組んだ美容外科が必要になるかもしれません。
ですからあまり気にしないように伝え、痛みや不調をとりあえず緩和しておく程度が一般的な方法になると思います。
歯を失えば身体の筋力の衰えとともに顎関節症に関する不調はなくなってくるのですが顎歪みは助長されていることが多いので終末期の治療が大変になるので本来ならばどこかでリセットしてもらえるとよいとは思いますが咬合再構成や身体の歪みとりはかなり大がかりな治療になり難易度が高いですから根本的な解決を目指すことが逆にご負担になることもあると思います。
相談者からの返信
相談者:
mamakaさん
返信日時:2016-04-28 22:47:56
細見先生、藤森先生、船橋先生
ご回答ありがとうございます。
見てもらった先生よりも丁寧に分かりやすく説明してくださりほんとうに感謝です。
やはり関係はないのですね。。。
船橋先生の言うとおり、
『顎関節症は顎関節症で、歪みは歪み』
で、ちゃんと治していこうと思います。
ありがとうございました。
ご回答ありがとうございます。
見てもらった先生よりも丁寧に分かりやすく説明してくださりほんとうに感謝です。
やはり関係はないのですね。。。
船橋先生の言うとおり、
『顎関節症は顎関節症で、歪みは歪み』
で、ちゃんと治していこうと思います。
ありがとうございました。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-04-29 12:15:42
>やはり関係はないのですね。。。
それは細見先生の回答ですね。
それは細見先生の回答ですね。
タイトル | 顔の歪みを治療方法と顎関節症との関係 |
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質問者 | mamakaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 20歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
顎関節症 その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。