左上7番、痛みの無い歯を抜随してしまって後悔です

相談者: なべ氏さん (21歳:女性)
投稿日時:2016-05-01 22:16:28
私は生涯自分の歯で生活していきたいと思い、定期検診を怠らずに行っていました。(三ヶ月に一回は行っていました)
普段は自宅から近い歯医者に通っていたんですが友人が「あそこはヤブだ」というので違う病院に検診に行ってみました。

すると、案の定虫歯がありました。
その時のショックときたら、、、「私のいままでの検診はなんだったの???」と。

新たに検診を受けた病院では

「歯と歯の間から虫歯がひろがり神経まで達してますね。
次から虫歯の歯を削り神経をお掃除する治療に入ります。」

と言われました。

正直、そのときの私は虫歯があったショックで、「早く治したい」という気持ちだけで「神経を取ること」はあまり深く考えませんでした。

なにより、病院から神経を抜く(抜随)のデメリットについてなどはなにも説明などありませんでしたので、お医者さんが言うのだから間違えないという気持ちでした。
これが悪かったですね。

そしてすぐに次の予約を左上7番の歯の抜随をして、本日根菅治療2回目を終えました。

母に虫歯の治療のことを話すと

「神経は抜かない方が良いと聞いた。」

と言われたので、後の祭りではございますがインターネットで抜随について調べると数々のデメリットがあることを知りました。

また残せる治療があることも知りました。

虫歯も検診で発見したので、「痛む」などの自覚症状はなにもありませんでした。


痛みもなく、他の病院では気付かれなかった虫歯なのに、本当に抜随する必要があったのでしょうか?

神経を、取ってしまったらもう元に戻せないことは他の方の質問、回答をみてわかっていますが、どうしても取ってしまった後悔と、デメリットを知った今、悲しさがぬぐえなくて、「回避できたのでは?」と思うばかりです。


また神経がなくなった左上7番の歯は食べ物を噛むのによく使う歯でよね?
私はスルメやあたりめが大好きでよく食べます。
もう硬いものはあまり食べれないのでしょうか?

神経がないと歯が黒くなるとも聞きました。
前歯が黒くなるイメージはありますが奥歯でも黒くなるのですか?

またもろくなるとも聞きました。
どれくらいの確率でかけたり割れたりしてしまうのでしょうか?
また、抜随しても生涯そのままの歯で過ごせる人はいるのでしょうか?(70.80才くらいまで)

生涯自分の歯でニッコリスマイル、私のこの目標はもうここで終わりなのですか。

不安がいっぱいで、聞きたいこともあるのに、治療を行っている病院の担当医は処置が終わると軽く次の説明をして忙しそうに部屋を出てってしまいます。

皆様の回答お待ちしています。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-05-02 11:17:28
んんん…

>痛みもなく、他の病院では気付かれなかった虫歯なのに、本当に抜随する必要があったのでしょうか?

残念ながら今となっては判断できませんね。


>もう硬いものはあまり食べれないのでしょうか?
前歯が黒くなるイメージはありますが奥歯でも黒くなるのですか?

適切な治療を受けられればそんなことはないと思いますよ。


>どれくらいの確率でかけたり割れたりしてしまうのでしょうか?

治療の仕方によって様々です。


>また、抜随しても生涯そのままの歯で過ごせる人はいるのでしょうか?(70.80才くらいまで)

どうでしょうね?
個人的には「そういう方は今後増えていく」とは思います。

21世紀に入り「マイクロスコープ」「NiTiロータリーファイル」「MTAセメント」などの治療機器、材料の進歩により、飛躍的に根管治療の治療成績が上がってきたように思います。

なので、今の70〜80代の方が「(今考えられる)ベストな根管治療を受けている」と言う方は少ないかもしれません。


>不安がいっぱいで、聞きたいこともあるのに

しっかり時間をとってお話をしてくれる歯医者さんを探されるのも歯の寿命を延ばす一手のように思います。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-05-02 11:59:30
こんにちは。

虫歯の診断と治療介入時期の決定に関しては様々な考え方がありますから、受けられた治療が正解だったのか?
不正解だったのかの答えはないと思います。


歯チャンネルの過去の回答をよく読まれれば書いてあると思いますが、欠かさずメンテに通院されている場合は過度の治療介入は行われない確立が高くなると思います。

それは定期的に来られる患者さんですから、もうここで治療を行わないとさすがに駄目だな〜というときにやっと虫歯治療に入ることが出来るからです。

虫歯治療は虫歯の部位だけを除去するのではなく、施術上必要ならば虫歯以外の健康な歯の一部も除去しなければ治療できないことが多々あるからです。

よく見える場所ならば治療も簡単ですが、見えにくい場所(例えば隣接面虫歯)の虫歯ではきちんとした治療を行おうとすればまずよく見えるように虫歯を明示しなければいけませんし、器具が上手く到達するように虫歯を開拡しなければいけないのが通常保険で行う虫歯治療の基本だからです。

ですから見えにくい虫歯であれば、積極的に虫歯治療を行う必要はないと考える先生もおられるからです。


しかし、転医されれば最初に検査を様々に行うでしょうから、パノラマ写真などを撮れば隣接面に虫歯があることがすぐに認識できます。
その結果、神経の処置を伴うような大きな虫歯になっていたわけですから放置していればいずれ痛みが出る可能性があったのでしょう。
神経の処置をきちんと行ってもらえていれば、案外結果往来だったかもしれません。


>「回避できたのでは?」と思うばかりです。

回避できたかどうかはわかりません。
奥歯の治療は難しいですから硬いものがお好きであれば神経温存療法を施したとしても、治療後に何らかの症状が出て歯髄処置が必要となった可能性もあるでしょう。

虫歯を治療するということは、平穏を保っている歯髄にとって大きなダメージを与える処置であることには変わりありません。


>もう硬いものはあまり食べれないのでしょうか?

通常治療が成功していれば何ら問題なく食べられます。


>奥歯でも黒くなるのですか?

奥歯でも黒いあめ色のように象牙質は変質しますが、エナメル質は変化ないです。
また見えない部位なので気にならないはずです。


>またもろくなるとも聞きました。
>どれくらいの確率でかけたり割れたりしてしまうのでしょうか?
>また、抜随しても生涯そのままの歯で過ごせる人はいるのでしょうか?(70.80才くらいまで)

医療統計は個々人にとってはあまり価値はないはずです。

70歳・80歳でも抜髄した歯がちゃんと機能している人は多くおられます。
逆に神経がある歯でも40代で割ってこられる方はおられます。


>生涯自分の歯でニッコリスマイル

私のこの目標はもうここで終わりなのですか。

抜歯してしまったわけではないので、まだ自分の歯にカウントされますから大丈夫ですよ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-05-02 12:20:44
うちの父なんか、10代の時に15本くらいの歯の神経取ってますが、いま72歳で、ちゃんと残せていますよ。 

神経を取ることになったのは残念ですが、それを悔やんでみても仕方ないので、そのあとの治療のクオリティはなるだけ高めておいた方がいいでしょうね

3人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なべ氏さん
返信日時:2016-05-07 19:05:11
回答1への返信

櫻井 善明先生

回答ありがとうございます。返信してが遅れてしまいすみません。

そうですよね。今となっては判断できませんよね。
そこはもうに気にしないことにします!

なるほど。
治療次第で今後の歯が変わるのですね。
なるべく最先端の治療を受けたいです。

いまは神経を取り薬を詰めて仮の被せ物をして消毒していて、神経が綺麗になったら歯の形をとって被せ物をすると言われました。
早くてあと5回程通うそうです。

全然予約も取れないですし、今の気持ちとしては病院を変えたいです。
しかし、治療の途中で病院を変えられるものなのでしょうか?
変えた病院には迷惑はかかりませんか?

ご回答お待ちしています。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なべ氏さん
返信日時:2016-05-07 19:17:21
回答2への返信

船橋先生

回答ありがとうございます。
返信が遅れてしまいすみません。


なるほど、虫歯でも軽いものがあっても、他の歯を傷つけるくらいならまだ治療しないと病院の判断で治療しない場合とあるということでしょうか?

ただ、その病院が見落としていたと思っていました。
分かりやすい回答ありがとうございます。


>できたかどうかはわかりません。
奥歯の治療は難しいですから、硬いものがお好きであれば神経温存療法を施したとしても、治療後に何らかの症状が出て歯髄処置が必要となった可能性もあるでしょう。
>虫歯を治療するということは、平穏を保っている歯髄にとって大きなダメージを与える処置であることには変わりありません。

いま治療をしていなくても、今後取る可能性があったかもしれないのですね。
ならば必ずしも間違っていたわけでは無いのですね。
気持ちが楽になりましました。


また硬いものや死ぬまでその歯で居られるかは治療次第ということで、きちんとした治療を受けようと思いました!
ありがとうございます!
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なべ氏さん
返信日時:2016-05-07 19:21:54
回答3への返信

高田先生

回答ありがとうございます。
返信が遅れてしまいすみません。


そうなんですね!
高田先生のお父様はそのお歳で治療した歯が全部ご自身の歯だなんて!

私の祖父は同じくらいの歳でも入れ歯でした。笑

そうですね!
今受けられる最良の治療を受けたいです!

先生のお父様のお話を聞いてだいぶ気持ちが晴れましたし、ちゃんとケアしてこうと思いました!

ありがとうございました!
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なべ氏さん
返信日時:2016-05-07 19:26:55
追加で皆様に質問です。


神経の治療2回目で、状態としては神経を取り、そこに薬を詰め、その上から仮の被せ物をして神経を消毒している状態だそうです。

最後の治療から一週間経ちましたが、食べ物を治療した歯で噛めません。
ご飯やパンなど柔らかいものでも噛むとすごく痛むんです。

なにもしていない状態のときは痛みは感じません。
(歯をぐっと噛み合わせてみるとそれだけで痛い)


そこでなんですが、神経の治療をしている途中の段階ではこのように物が噛めないのは普通なのでしょうか。

回答お待ちしています。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-05-10 21:02:42
>神経の治療をしている途中の段階ではこのように物が噛めないのは普通なのでしょうか。

多少経過としてはよくない方ですが、全くないわけではない話だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なべ氏さん
返信日時:2016-05-11 15:25:39
回答4

柴田幸一郎先生

返信ありがとうございます!

そうなんですね。

今日やっと予約が取れたので行ってきます。
ありがとうございました!



タイトル 左上7番、痛みの無い歯を抜随してしまって後悔です
質問者 なべ氏さん
地域 非公開
年齢 21歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療中の痛み
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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