治療する歯が増え治療方針変更、仮歯の保険適用も変更になるのか?

相談者: 前歯なしさん (35歳:男性)
投稿日時:2016-05-11 03:06:02
以前神経を抜いた左上一番の奥に膿が溜まり、鼻の横が腫れ最寄りの歯医者に行きました。

レントゲンを撮りましたが、腫れが酷い状態では治療できないとの事で、当日は痛み止と抗生剤を処方して貰いました。

その日カウンセリングにてレントゲン写真を見ながら、左上一番は抜歯しないといけない。とのことで、両サイドの歯二本で抜歯した歯を繋ぐとの事でした。
前歯ですので綺麗にしたくセラミックの四十万円の見積もりをもらい帰りました。


一週間後腫れは少し収まりましたが、まだ少し腫れており、治療できないとの事で、歯形を取り周りの虫歯の治療をして頂き、再度痛み止と抗生剤を処方してもらい帰りました。

周りの虫歯の治療をしてもらいながら、そんな事を三度繰返し、痛みも腫れもない状態になり、治療が必要かどうか悩みましたが、膿疱が出来ているのでいつまた腫れるかわからないと言われ、初めて歯医者を訪れて一ヶ月後に左上一番の抜歯をしました。

抜歯の際、両サイドの歯を削りながら、先生がこれはまずいなと言われました。

三本の仮歯を取り付けた後で、再度カウンセリング室に呼ばれ、右上一番の歯も神経を抜いていましたが、根元の虫歯が大きいので抜歯しないといけません。
その際は、前歯二本の抜歯とその両隣4本、合計6本の治療が必要になります。とのことで、今度は八十万の見積もりを渡されました。

保険治療にするか、セラミックにするか?
即答ができなかったので、検討しますと言いましたが、それでは本日の仮歯代が実費になりますとの事で、保険治療二千円その他一万円の合計一万二千円を支払い帰りました。



前置きが非常に長くなり申し訳ありませんがここで4点質問があります。

1.治療方針により仮歯の保険適用か否かは変わるものでしょうか?

元々保険適用外で考えていましたので、保険適用外と思っていましたが、保険適用の本歯にすれば保険適用の仮歯になるのでしょうか?
治療方針により後で返金すると言われましたがそんな事あるのでしょうか?


2.レントゲンで根元の虫歯は見えないのでしょうか?


3.根元の虫歯は歯を削る前にわからないものでしょうか?


4.この一ヶ月で治療した右上三番犬歯を今度はブリッジのために、
神経を抜かないといけないと言われましたが、良くあることでしょうか?


このままでは歯医者不信になりそうです。
以上よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-05-11 07:59:19
>治療方針により仮歯保険適用か否かは変わるものでしょうか?

最終的な修復物が「元々保険適用外で考えていました」ということでしたら、仮歯に対しても健康保険は給付されません。


レントゲンで根元の虫歯は見えないのでしょうか?
>根元の虫歯は歯を削る前にわからないものでしょうか?

そういうことも結構あるかと思います。


>この一ヶ月で治療した右上三番犬歯を今度はブリッジのために、神経を抜かないといけないと言われました

歯軸の方向によっては、そういったこともあるかと思います。

これ以上、歯を削ったり、ましてや抜髄を回避する為に、インプラント治療を検討するのも一法かもしれません。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-05-11 08:46:16
ご相談ありがとうございます。

>治療方針により仮歯保険適用か否かは変わるものでしょうか?

そのとおりです。


レントゲンで根元の虫歯は見えないのでしょうか?

抜歯しなければいけない程の虫歯は、ふつうの歯科医師ならば見えないはずはありません。


>根元の虫歯は歯を削る前にわからないものでしょうか?

検査をすればふつうの歯科医師ならばわかります。
検査は現状を把握して診断し、治療方針を決めるためだからです。

いきなり削ってみて考える、といういうのは検査・診断がなかった可能性もあります。


ちなみに医科の病院にかかった場合を考えましょう。
ふつう、病気の治療をするのであれば、検査と診断が欠かせません。
いきなりお腹を切ってみましょう、なんて始まりませんよね。

歯科でも、本当に病気を治したければ、診察・検査・診断・治療計画・処置となり、計画により治療工程がわかり、お互いにどこまで進んでいるか、予想通りでよかった、そのごも病気の再発がないように検査・診断して良かった良かった、と進めることもできるからです。


>この一ヶ月で治療した右上三番犬歯を今度はブリッジのために、神経を抜かないといけないと言われました

どんどん問題が広がっているようですね。
どういう選択をすれば良いのか、今までの経緯を振り返ってみれば、答えはとても簡単です。


初めは1本の抜歯、削り始めたら2本め抜歯、その理由が虫歯と神経を抜いていたことでしたね。
今度はきれいな犬歯を削り・神経を抜く処置が決定しているのですね。

でも今まで検査・診断がなく、やってみたら抜歯に変更、ということでしたね。
するとその先生の方針では、今度は犬歯を処置してみたら、又急に抜歯に変更になるかもしれない、とは考えていませんでしょうか。


もちろん、今きれいな歯であれば、削っている時にすぐ抜歯とはいくらその先生でも言い難いでしょうから、ブリッジを入れたあとで抜歯という予定かもしれませんよね。

なにしろ、お話からは歯を残そうという姿勢がまったく見られないからです。
はじめの段階でも、膿や腫れの原因を検査すれば、治す方法はいくらも考えられるし、その相談くらいはできるはずだからです。


ただし、その先生はある意味で良心的、優しいかもしれません。
セラミックの単価がとても安いからです。

今、安くすまそうとすればその方針でも良いという人もいるかもしれません。
でも、もう一度考えてみましょう。

初めは「四十万円」といわれて、承諾しましたね。
(安い)
しかし、じぁ今度は「八十万」とすぐ倍になり、また承諾しましたね。
(初めに良いと言ったから、それくらいは仕方ない)

ところが、今までは話しだけです。
でも今度はブリッジが入りそうですが、そのあとで今までの延長でさらに拡大するかもしれませんね。

すると、次はまた、倍額の金額で済むのでしょうか?
入れたブリッジや歯を捨てることになりませんか?

そして、その次は、又その倍額で済むのでしょうか?
初めは安いけど、気がついたら大金をドブに垂れ流しになっていた、なんてことになりませんでしょうか?


>再度カウンセリング室に呼ばれ、

当院でもそういう部屋はありますが、歯を残す話、治療や抜歯は終わりにする話をしています。
そういう話はありませんでしたか?

もし仮に、健康への相談が無くて、そして検査・診断・見通しの話もなくて、部屋に閉じ込めて自由選択権も与えられず、主に抜歯とお金の契約の話であれば、それは厳密な意味でカウンセリングではないように思えます。
よく相談しましょう。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-05-11 08:57:36
>治療方針により後で返金すると言われましたがそんな事あるのでしょうか?

仮歯で1万円かかるという事前説明がなかったのであれば若干問題がある可能性はありますが、明らかな間違いではないですね。

転院あるいは保険治療を考えておられるのでしたら早めに申し出たほうがよいでしょう。

万一「保険の場合には返金できない」というような話になったとすれば、それは明らかに間違いですので、強く抗議すべきです。


治療経過としては別段おかしなところは文面からは見うけられませんので、治療を継続されるようならそれはそれでよろしいかと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-05-11 09:17:41
前歯なし さんおはようございます

>それでは本日の仮歯代が実費になりますとの事で、保険治療二千円その他一万円の合計一万二千円を支払い帰りました。

同日に、保険診療と自由診療を同時におこなうことは混合診療になってしまっている可能性が高いです。

また、4月から保険のルールが一部変わり、仮歯はその部分の治療を着手した時点から保険で製作可能になりましたので保険で治療という話であれば自費分の仮歯は請求出来ないし、混合診療にあたりますよね。

どちらにしても、きちっとした審査診断に基づいた治療計画ができていないように思われます。


>以前神経を抜いた左上一番の奥に膿が溜まり、鼻の横が腫れ最寄りの歯医者に行きました。

一連の話の流れから私も、相良先生と同じく左上一番の根管治療という診断はなかったのかな?と疑問がうまれました。


>2.レントゲンで根元の虫歯は見えないのでしょうか?
>3.根元の虫歯は歯を削る前にわからないものでしょうか?

抜かなくてはいけないような虫歯であれば事前に分かるはずかと思います。
また、ブリッジにする予定であったのだから事前の審査はなくてはならないかと思います。



>4.この一ヶ月で治療した右上三番犬歯を今度はブリッジのために、神経を抜かないといけないと言われましたが、良くあることでしょうか?

できるだけ、削らない、神経を取らないということがご自身の歯を長く持たせる秘訣かと思います。
どうしても抜かなくてはならない場合もありますが、できるだけ神経は取らないほうが良いと思います。


ご参考になれば

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-05-11 10:38:29
ザックリとした話ですが、

1.補綴するのが結構難しい歯であっても最大限残す方針でまず考える
2.補綴物が長持ちするあるいは見た目のよいものをまず考える

1と2では最初の方針がまったく異なります

1の方針の先生では前歯なしさんのケースのように治療途中で残念ながら抜歯という方針に転換ということも少なくないと思います。

2の方針の先生であれば最初っから残すことなど考えませんので、即、抜歯となります。


1と2どちらが良いかは患者さんの考え方次第じゃないでしょうか。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-05-11 12:07:42
前歯なし さん、こんにちは

>それでは本日の仮歯代が実費になりますとの事で、保険治療二千円その他一万円の合計一万二千円を支払い帰りました。

保険診療か自費診療かにかかわらず、これは混合診療になるので問題だと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 前歯なしさん
返信日時:2016-05-12 08:05:33
たくさんの回答有難うございます。

昨日、抜歯後の消毒のため歯医者を訪れました。
その際、今後の治療方針について話をしたいと伝えましたが、その歯科医院には先生が3、4人おられ、はじめに方針を決めた先生に聞いて下さいとの事で、スケジュールが合わず、次回の消毒が6月になりました。

痛みが出れば来てくださいと言われましたが、二日前に抜歯して、昨日消毒はしましたが、次回は3週間後で良いものでしょうか?


私の不摂生(虫歯)が原因なので、納得しないといけませんが、抜歯してブヨブヨになった歯茎が、情けないです。

これ以上の抜歯、神経を抜く事はしたくないため、話をして転院を含め検討していきます。



タイトル 治療する歯が増え治療方針変更、仮歯の保険適用も変更になるのか?
質問者 前歯なしさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:1番(中切歯)
ブリッジ治療法
その他(歯科治療関連)
その他(保険と保険外)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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