e-maxが1年ですり減る、対合歯もe-maxの場合の寿命は?
相談者:
なのっちさん (50歳:女性)
投稿日時:2016-05-17 18:09:38
回答1
アキバ歯科 矯正歯科(港区六本木)の秋馬です。
回答日時:2016-05-17 18:45:19
なのっちさん、こんにちは。
オールセラミックのe-maxについてのご相談ですね。
e-maxといっても以下のように種類が結構あります。
IPS e.max プレス ステイン法
IPS e.max プレス カットバック法
IPS e.max プレス レイヤリング法
IPS e.max キャド ステイン法
IPS e.max キャド カットバック法
IPS e.max キャド レイヤリング法
これらのうち一番硬いのはIPS e.maxプレスステイン法で、次に硬いのはIPS e.max キャドステイン法、そのほかはほぼ同じくらいの硬さです。
よほど強い歯ぎしりでもあれば可能性はありますが、どの種類にしても1年くらいですり減りがあるものではありません。
当院ではオールセラミックスクラウン自体は10年以上は使えることがほとんどです。
>前歯が出ている噛み合わせで、年々噛み合わせが低くなり、下の歯4番以降と上の歯5.6番をe-maxにしました。
奥歯左右とも治療されたのであれば、低くなったかみ合わせを改善する全体的な咬合治療を行ったのでしょうか。
そうであればすり減りがあると治療効果がなくなってしまいますので、治療を受けた歯科医院で確認していただくことをおすすめします。
お大事にしてください。
オールセラミックのe-maxについてのご相談ですね。
e-maxといっても以下のように種類が結構あります。
IPS e.max プレス ステイン法
IPS e.max プレス カットバック法
IPS e.max プレス レイヤリング法
IPS e.max キャド ステイン法
IPS e.max キャド カットバック法
IPS e.max キャド レイヤリング法
これらのうち一番硬いのはIPS e.maxプレスステイン法で、次に硬いのはIPS e.max キャドステイン法、そのほかはほぼ同じくらいの硬さです。
よほど強い歯ぎしりでもあれば可能性はありますが、どの種類にしても1年くらいですり減りがあるものではありません。
当院ではオールセラミックスクラウン自体は10年以上は使えることがほとんどです。
>前歯が出ている噛み合わせで、年々噛み合わせが低くなり、下の歯4番以降と上の歯5.6番をe-maxにしました。
奥歯左右とも治療されたのであれば、低くなったかみ合わせを改善する全体的な咬合治療を行ったのでしょうか。
そうであればすり減りがあると治療効果がなくなってしまいますので、治療を受けた歯科医院で確認していただくことをおすすめします。
お大事にしてください。
相談者からの返信
相談者:
なのっちさん
返信日時:2016-05-17 20:16:39
回答2
回答日時:2016-05-17 23:06:20
IPS e.max プレス ステイン法 を、5〜6年前から多用していますが、細かく見れば1年程度でも磨り減っているのは確認出来ます。
ただ秋馬先生もおっしゃる通り、患者さんご自身で認識できる程とはちょっと考えにくいですね。
例えば
>右上6番だけが、二度ほど欠けて、やり直しています。
という情報からは、ここの当たりが特別強いだろうことは想像しやすいのですが、だからと言ってこの1本だけをやり直すことでかみ合わせ全体が低くなるということは理論上ないと思います。
ちなみに当院(※自費専門です)では、ほとんど全てと言ってもいいぐらいのケースでIPS e.max プレス ステイン法 を使いますが、今までかけたのは数本ですので、確率としては0.1%もないぐらいです。
(破折予防のためのマウスピースもほとんど作っていません)
右上6番は1年で2度、かけてしまったのでしょうか?
だとすると、材質以外の何か大きな問題を見落としている様な気がしてなりませんが・・。
ただ、クラウンが壊れるほどの力というのは相当大きいですので、壊れてくれてむしろ良かったと考えた方がいいと思いますよ。
もしもクラウンが壊れたり磨り減ったりしなければ、歯根が割れたり、歯が揺れるようになったり、顎の間接がおかしくなったりしていたかも知れません。
昔からこういったかみ合わせの問題については世界中の歯科医と患者さんも悩み続けてきていると思われますが、
「じゃあ、噛まなければいいんじゃないの?」
という逆転の発想がTCH(是正指導) という考え方だと思います。
そもそも、噛む力が強すぎることが問題のように個人的には感じます。
ただおそらく噛み合わせを人為的に高くしていると思いますし、色々な状況が想像出来ますのでここで結論を出すのは難しいですね。
何か解決の糸口が見つかるといいですが・・ あまり参考になる情報はなかったかも知れませんが、お大事にして下さい。
ただ秋馬先生もおっしゃる通り、患者さんご自身で認識できる程とはちょっと考えにくいですね。
例えば
>右上6番だけが、二度ほど欠けて、やり直しています。
という情報からは、ここの当たりが特別強いだろうことは想像しやすいのですが、だからと言ってこの1本だけをやり直すことでかみ合わせ全体が低くなるということは理論上ないと思います。
ちなみに当院(※自費専門です)では、ほとんど全てと言ってもいいぐらいのケースでIPS e.max プレス ステイン法 を使いますが、今までかけたのは数本ですので、確率としては0.1%もないぐらいです。
(破折予防のためのマウスピースもほとんど作っていません)
右上6番は1年で2度、かけてしまったのでしょうか?
だとすると、材質以外の何か大きな問題を見落としている様な気がしてなりませんが・・。
ただ、クラウンが壊れるほどの力というのは相当大きいですので、壊れてくれてむしろ良かったと考えた方がいいと思いますよ。
もしもクラウンが壊れたり磨り減ったりしなければ、歯根が割れたり、歯が揺れるようになったり、顎の間接がおかしくなったりしていたかも知れません。
昔からこういったかみ合わせの問題については世界中の歯科医と患者さんも悩み続けてきていると思われますが、
「じゃあ、噛まなければいいんじゃないの?」
という逆転の発想がTCH(是正指導) という考え方だと思います。
そもそも、噛む力が強すぎることが問題のように個人的には感じます。
ただおそらく噛み合わせを人為的に高くしていると思いますし、色々な状況が想像出来ますのでここで結論を出すのは難しいですね。
何か解決の糸口が見つかるといいですが・・ あまり参考になる情報はなかったかも知れませんが、お大事にして下さい。
相談者からの返信
相談者:
なのっちさん
返信日時:2016-05-18 00:06:29
タイトル | e-maxが1年ですり減る、対合歯もe-maxの場合の寿命は? |
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質問者 | なのっちさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
オールセラミック(陶器の被せ物) クラウン(差し歯・被せ)のトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。