神経が死んでいるかもしれない歯の治療方法や料金について

相談者: 太郎21さん (17歳:男性)
投稿日時:2016-05-18 18:29:58
こんにちは。

左下の、場所は聞かされてないですが奥から2.3番目の歯についてです。

半年前に神経ギリギリのところに詰め物をしてもらいました。
ですが、その隙間からばい菌が入って神経が死んでいるかもしれないと言われました。

レントゲンで見てもらい、断定はされてないのですが神経の先に怪しい影があると言われました。


@万が一、神経が死んでいなかった場合、詰め物を取った時(神経を抜く前)に死んでいない事が判明しますか?(死んでないのに抜いた。というような事はないですか?


A神経が死んだ歯 と 神経を抜いた歯 の脆さは違いますか?
(神経が死んだ歯には栄養が通ってますか?)


B神経を抜いた後、保険適用、保険適用外の土台を選ぶそうですが、性能、料金はどれほど違うのでしょうか?


C神経を抜いた後、歯が脆くなると聞きますが、具体的にどの程度脆くなるのでしょうか?
(米、パン、サラダ、肉などの基本的なものは食べれるのか等)


回答よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-05-19 09:29:00
>@万が一、神経が死んでいなかった場合、詰め物を取った時(神経を抜く前)に死んでいない事が判明しますか?(死んでないのに抜いた。というような事はないですか?

神経の生死が疑わしいようであれば、削る前に電気歯髄診断などの検査をされた方がよろしいかと思います。

歯髄反応が低ければ詰め物を取ってみるという方向になると思います。

また、裸眼での歯髄付近の切削は非常に繊細な処置になりますので、(個人的には)強拡大ルーペかマイクロスコープを使って行う必要があると思います。



>A神経が死んだ歯 と 神経を抜いた歯 の脆さは違いますか?
(神経が死んだ歯には栄養が通ってますか?)
>C神経を抜いた後、歯が脆くなると聞きますが、具体的にどの程度脆くなるのでしょうか?
>(米、パン、サラダ、肉などの基本的なものは食べれるのか等)

抜髄により歯の質はわずかには脆くなると思いますが、歯の質による強度の低下よりも根管治療時の歯質の切削量の方が歯の強度は落ちると考えます。

必要最小限の切削量で根管治療を行う事ができれば一般的な食事に影響が出ることはほとんどないと考えます。



>B神経を抜いた後、保険適用、保険適用外の土台を選ぶそうですが、性能、料金はどれほど違うのでしょうか?

今年からファイバーポストコアも保険適応になりましたから材質的には保険適応と保険外との性能の差はなくなりました。

ただし「担当の先生がファイバーポストコアの扱い(接着操作)に慣れているか?」「どれだけ丁寧に接着操作を行えるか?」の差は出るかもしれません。
(総合的に言えば「担当の先生がどれだけ自由診療に慣れているか?」です)


自費の料金に関しては各歯科医院ごとに違うので、直接聞かれてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 太郎21さん
返信日時:2016-05-21 23:16:17
櫻井先生
お忙しい中、丁寧な回答をしてくださりありがとうございました。

ファイバーポストコア保険適用になっているとは全く思ってなかったです。
普通では知り得なかった情報です。
本当にありがとうございました。



タイトル 神経が死んでいるかもしれない歯の治療方法や料金について
質問者 太郎21さん
地域 非公開
年齢 17歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
ファイバーコア(プラスチックとファイバーの芯の土台)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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