下顎関節突起骨折の固定期間
相談者:
チィチさん (29歳:男性)
投稿日時:2016-05-28 15:53:13
21日に転倒し下顎関節突起骨折と診断されました。
24日に顎間固定をおこない30日に外す予定です。
担当医は1週間で大丈夫と言いますが、調べると3週間ぐらい固定している人が多く少し不安です。
1週間の固定で骨がくっつく物なのでしょうか?
24日に顎間固定をおこない30日に外す予定です。
担当医は1週間で大丈夫と言いますが、調べると3週間ぐらい固定している人が多く少し不安です。
1週間の固定で骨がくっつく物なのでしょうか?
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-05-28 16:05:01
・1週間の固定で骨がくっつく物なのでしょうか?
無理だと思います。
骨折部を内部から固定すれば違うと思いますが、今はおこなわれているのでしょうか。
無理だと思います。
骨折部を内部から固定すれば違うと思いますが、今はおこなわれているのでしょうか。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2016-05-28 17:03:37
下顎骨骨折の場合、術後に開口障害で出る可能性が高いです。
特に関節突起ですと顎間固定して歯列を元に近い状態に戻しても関節突起部の位置はほぼ間違いなくずれていますので、そのままずれて骨がついてしまうと、かなり高い確率で重度の開口障害が生じてしまいます。
ですので、骨が完全につくかなり前から開口練習を開始するのが一般的かと思います。
(観血的整復固定術ではないという前提です)
骨が上手くつかずに偽関節ができてしまったとしても口が開かないよりはましかと思いますので。
特に関節突起ですと顎間固定して歯列を元に近い状態に戻しても関節突起部の位置はほぼ間違いなくずれていますので、そのままずれて骨がついてしまうと、かなり高い確率で重度の開口障害が生じてしまいます。
ですので、骨が完全につくかなり前から開口練習を開始するのが一般的かと思います。
(観血的整復固定術ではないという前提です)
骨が上手くつかずに偽関節ができてしまったとしても口が開かないよりはましかと思いますので。
相談者からの返信
相談者:
チィチさん
返信日時:2016-05-28 17:20:22
回答3
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2016-05-28 19:36:46
西山です
関節突起骨折といっても、どの位置で折れたのか、骨にズレがあるのか、咬み合わせにズレが生じているのか、などによって対応はことなって来ます。
関節突起骨折部位が関節の先端部でかみ合わせにもズレがみられなければ、固定もせずに1〜2週間安静にさせるだけのこともあります。
骨がズレてかみ合わせもズレていれば、手術や顎間固定もありえます。
ただ、いずれにしても骨折するほどの力が関節部に加わっているわけですから、いつまでも動かさないでいると開口障害や癒着のリスクも出てきますので、適切な時期からリハビリとして開口訓練を指示されると思います。
偽関節とは折れた部分が動いて関節のように働くことです
関節突起骨折といっても、どの位置で折れたのか、骨にズレがあるのか、咬み合わせにズレが生じているのか、などによって対応はことなって来ます。
関節突起骨折部位が関節の先端部でかみ合わせにもズレがみられなければ、固定もせずに1〜2週間安静にさせるだけのこともあります。
骨がズレてかみ合わせもズレていれば、手術や顎間固定もありえます。
ただ、いずれにしても骨折するほどの力が関節部に加わっているわけですから、いつまでも動かさないでいると開口障害や癒着のリスクも出てきますので、適切な時期からリハビリとして開口訓練を指示されると思います。
偽関節とは折れた部分が動いて関節のように働くことです
相談者からの返信
相談者:
チィチさん
返信日時:2016-05-28 20:04:32
西山先生ありがとうございます!
固定しない場合もあるんですね。
確かに骨折部分はかなり先端部分でした。
噛み合わせが悪かったので顎間固定したんだと思います。
皆さんありがとうございました。
これで納得できました!
固定しない場合もあるんですね。
確かに骨折部分はかなり先端部分でした。
噛み合わせが悪かったので顎間固定したんだと思います。
皆さんありがとうございました。
これで納得できました!
タイトル | 下顎関節突起骨折の固定期間 |
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質問者 | チィチさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
口腔外科関連 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。