フッ素の効果は若い歯だけ?

相談者: シュガー&ソルトさん (41歳:男性)
投稿日時:2016-05-24 18:51:46
フッ素の予防効果は若くて柔らかい歯には期待できるけれど、オッサンの歯には効果も必要性もないんじゃないか?』

と言われますが、どうなんでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-05-25 12:11:11
フッ化物の予防効果としては

1 歯に働く
  a 再石灰化の促進
  b フルオロアパタイトの生成
  c 結晶の改善



2 プラークに働く
   細菌の酵素作用の抑制(酸産生の抑制)

があります。


人間は食事をすると、pHが下がり、歯は脱灰されます。
pHが中性に戻ると、唾液により再石灰化されます。

このとき、フッ化物は上記1aに効果があります。
また、弱いですが、1bにも効果があります。

プラークに関しては常に効果があると考えられます。


確かに、乳歯や幼若永久歯に対して1c の期待が大きいわけですが、それ以外の効果も期待できるわけですから、



>オッサンの歯には効果も必要性もない

と言うわけではないと思います。

3人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-05-25 14:27:28
櫻井先生の書かれている通りですね。


オッサンにも効果は期待できます!

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: シュガー&ソルトさん
返信日時:2016-05-25 18:52:07
と、言うことは、

『たまに』ではなく、『しょっちゅう』フッ素を使わないと効果は少ないということですね。

ありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-05-29 23:45:30
こんにちは。

フッ素には医療機関で使う高濃度のフッ素が含まれる製剤と自分で使う低濃度のフッ素が含まれる製剤とがあります。
自分で使うものは毎日使うのが効果的です。




タイトル フッ素の効果は若い歯だけ?
質問者 シュガー&ソルトさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ フッ素
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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