交通事故で折れて差し歯にした上前歯1番の歯根に亀裂
相談者:
交通事故さん (34歳:男性)
投稿日時:2016-06-01 00:01:48
私には6年前の交通事故により失った上顎の前歯3本(1番二本と2番1本)があります。
今まで1番1本と二番は差し歯、残りの1番はダメージが少なくレンジ補填で対応しています。
他の歯は虫歯もなく全くの健康です。
しかし、先日食事中に魚の骨が前歯の間に入ってしまい、1番が歯根断裂(斜めに亀裂)となりました。
じつは、この一番の歯は元々事故時に根の近くで折れており、相談した結果、医師に根を引き出してもらい6年間差し歯を使ってきました。
もともとグラつきがあり、使える間までと言われ差し歯は保険範囲で対応しています。
歯を失うのは本当に辛く、セカンドオピニオンも受けました。
その際にはダメ元で接着にトライする提案も受けましたが、上記事情も考えるとインプラントかブリッジが、やはり妥当なのかと今は考えています。
もともと通っている歯医者様からは、歯根断裂した1番の左右にある1本は差し歯であり、もう1本の1番も欠けているため、ブリッジの欠点である歯を削るリスクが低い。
あえてインプラントにするよりジルコニアブリッジ(ジルコニアボンドにセラミック、1本11万円、3本)が良いと強く勧められております。
また本ケースでジルコニアブリッジをすすめる理由として、以下5点を指摘されています。
1.ジルコニアブリッジは通常のブリッジより歯を削る量が少ない為、残っている1番の神経を抜くリスクが低い
※ただ、人によるのでやってみないとわからないと言われており、これが私にとっての最大恐怖です。
2.二番の差し歯もややグラつきがあるためブリッジで3本連結させて安定させたほうが良い
3.インプラントは治療期間が長い。
いつでもできる。
※これは私でも良く理解できます。
4.将来二番の差し歯がダメになっても神経を残した?1番と犬歯という強い二本でブリッジできる。
下手にインプラントにするより将来の打ち手が多くなる。
5.前歯のブリッジは奥歯に比べて低リスク
上記は皆様から見ても違和感のない判断でしょうか。
私が悩んでいるのは下記5点です。
1.神経の残っている1番の神経を殺されること
2.二番の差し歯に負荷をかけ、かえって寿命を逆に短くすること
3.ブリッジが残りの1番に負荷を与え、連鎖的に歯を失うこと
4.ジルコニアボンドよりメタルボンドの方が削る量が少ないという情報がwebにある
5.金銭的にはインプラントと同じ(どうせインプラントにするなら最初からの方が良いのでは?)
正直、ジルコニアブリッジは3本とも綺麗になるという点では嬉しいですし、1日でも早く歯を治したい気持ちも強くあります。
しかし、私の歯は大きくなく、前歯が大きく見えることはありません。
審美性よりも、ともかく歯を大切にしたい思いが圧倒的に強い上に、上記疑問もあり判断しかねております。
ブリッジかインプラントか、是非とも先生方のご意見を伺わせてください。
今まで1番1本と二番は差し歯、残りの1番はダメージが少なくレンジ補填で対応しています。
他の歯は虫歯もなく全くの健康です。
しかし、先日食事中に魚の骨が前歯の間に入ってしまい、1番が歯根断裂(斜めに亀裂)となりました。
じつは、この一番の歯は元々事故時に根の近くで折れており、相談した結果、医師に根を引き出してもらい6年間差し歯を使ってきました。
もともとグラつきがあり、使える間までと言われ差し歯は保険範囲で対応しています。
歯を失うのは本当に辛く、セカンドオピニオンも受けました。
その際にはダメ元で接着にトライする提案も受けましたが、上記事情も考えるとインプラントかブリッジが、やはり妥当なのかと今は考えています。
もともと通っている歯医者様からは、歯根断裂した1番の左右にある1本は差し歯であり、もう1本の1番も欠けているため、ブリッジの欠点である歯を削るリスクが低い。
あえてインプラントにするよりジルコニアブリッジ(ジルコニアボンドにセラミック、1本11万円、3本)が良いと強く勧められております。
また本ケースでジルコニアブリッジをすすめる理由として、以下5点を指摘されています。
1.ジルコニアブリッジは通常のブリッジより歯を削る量が少ない為、残っている1番の神経を抜くリスクが低い
※ただ、人によるのでやってみないとわからないと言われており、これが私にとっての最大恐怖です。
2.二番の差し歯もややグラつきがあるためブリッジで3本連結させて安定させたほうが良い
3.インプラントは治療期間が長い。
いつでもできる。
※これは私でも良く理解できます。
4.将来二番の差し歯がダメになっても神経を残した?1番と犬歯という強い二本でブリッジできる。
下手にインプラントにするより将来の打ち手が多くなる。
5.前歯のブリッジは奥歯に比べて低リスク
上記は皆様から見ても違和感のない判断でしょうか。
私が悩んでいるのは下記5点です。
1.神経の残っている1番の神経を殺されること
2.二番の差し歯に負荷をかけ、かえって寿命を逆に短くすること
3.ブリッジが残りの1番に負荷を与え、連鎖的に歯を失うこと
4.ジルコニアボンドよりメタルボンドの方が削る量が少ないという情報がwebにある
5.金銭的にはインプラントと同じ(どうせインプラントにするなら最初からの方が良いのでは?)
正直、ジルコニアブリッジは3本とも綺麗になるという点では嬉しいですし、1日でも早く歯を治したい気持ちも強くあります。
しかし、私の歯は大きくなく、前歯が大きく見えることはありません。
審美性よりも、ともかく歯を大切にしたい思いが圧倒的に強い上に、上記疑問もあり判断しかねております。
ブリッジかインプラントか、是非とも先生方のご意見を伺わせてください。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-06-01 08:17:18
ご相談ありがとうございます。
>上記は皆様から見ても違和感のない判断でしょうか。
しっかり考えていただいているように思います。
内容については、歯科医師ごとに考えが違いますから、なんともいえません。
>1.神経の残っている1番の神経を殺されること
健康上は避けたい重要な目標です。
>2.二番の差し歯に負荷をかけ、かえって寿命を逆に短くすること
ありえます。
>3.ブリッジが残りの1番に負荷を与え、連鎖的に歯を失うこと
ありえます。
とくに重要な犬歯を削ることは連鎖的なリスクが非常に高まるといえます。
>4.ジルコニアボンドよりメタルボンドの方が削る量が少ないという情報がwebにある
CAD/CAMでジルコニアボンドを作るより、メタルボンドの方が削る量が僅かに少ない、ともいえます。
しかし、ほんとに僅かの差です。
どちらでも正しい削り方ができない治療のほうが圧倒的に、歯を削り過ぎます。
>5.金銭的にはインプラントと同じ(どうせインプラントにするなら最初からの方が良いのでは?)
そういう計算もありえます。
>審美性よりも、ともかく歯を大切にしたい思いが圧倒的に強い上に、上記疑問もあり判断しかねております。
一生歯を残す原則があります。
削らない、神経を抜かない、これにできるだけ近い方法が効果的です。
>上記は皆様から見ても違和感のない判断でしょうか。
しっかり考えていただいているように思います。
内容については、歯科医師ごとに考えが違いますから、なんともいえません。
>1.神経の残っている1番の神経を殺されること
健康上は避けたい重要な目標です。
>2.二番の差し歯に負荷をかけ、かえって寿命を逆に短くすること
ありえます。
>3.ブリッジが残りの1番に負荷を与え、連鎖的に歯を失うこと
ありえます。
とくに重要な犬歯を削ることは連鎖的なリスクが非常に高まるといえます。
>4.ジルコニアボンドよりメタルボンドの方が削る量が少ないという情報がwebにある
CAD/CAMでジルコニアボンドを作るより、メタルボンドの方が削る量が僅かに少ない、ともいえます。
しかし、ほんとに僅かの差です。
どちらでも正しい削り方ができない治療のほうが圧倒的に、歯を削り過ぎます。
>5.金銭的にはインプラントと同じ(どうせインプラントにするなら最初からの方が良いのでは?)
そういう計算もありえます。
>審美性よりも、ともかく歯を大切にしたい思いが圧倒的に強い上に、上記疑問もあり判断しかねております。
一生歯を残す原則があります。
削らない、神経を抜かない、これにできるだけ近い方法が効果的です。
回答2
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2016-06-01 08:18:44
>交通事故により失った上顎の前歯3本(1番二本と2番1本)があります。
>神経の残っている1番の神経を殺されること
何やら矛盾があるように思います。
現状について改めてよく説明していただき、今後の治療の流れについて、担当医と相談を重ねてください。
>神経の残っている1番の神経を殺されること
何やら矛盾があるように思います。
現状について改めてよく説明していただき、今後の治療の流れについて、担当医と相談を重ねてください。
回答3
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2016-06-01 18:23:43
交通事故さん こんにちは。
6年前の交通事故により、上顎の前歯3本を二番は差し歯、残りの1番はレンジ補填で対応していたが、先日食事中に魚の骨が前歯の間に入ってしまい1番が歯根破折してしまったのですね。
そこで、抜歯をすることとなり、その後どうしたら良いかお悩みなのですね。
しかし、審美性よりも、ともかく歯を大切にしたい思いが圧倒的に強いのですね。
そうすると、他の歯に負担をかけるブリッジは1番の問題になりますね。そして、歯に負担をかけないのはインプラント治療になりますね。
また、義歯はブリッジよりも歯に負担をかけないのでブリッジよりも義歯となりますね。
したがって、歯を大切する・負担をかけない順で考えると、インプラント、義歯、ブリッジとなるのではないでしょうか?
参考までに。
6年前の交通事故により、上顎の前歯3本を二番は差し歯、残りの1番はレンジ補填で対応していたが、先日食事中に魚の骨が前歯の間に入ってしまい1番が歯根破折してしまったのですね。
そこで、抜歯をすることとなり、その後どうしたら良いかお悩みなのですね。
しかし、審美性よりも、ともかく歯を大切にしたい思いが圧倒的に強いのですね。
そうすると、他の歯に負担をかけるブリッジは1番の問題になりますね。そして、歯に負担をかけないのはインプラント治療になりますね。
また、義歯はブリッジよりも歯に負担をかけないのでブリッジよりも義歯となりますね。
したがって、歯を大切する・負担をかけない順で考えると、インプラント、義歯、ブリッジとなるのではないでしょうか?
参考までに。
タイトル | 交通事故で折れて差し歯にした上前歯1番の歯根に亀裂 |
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質問者 | 交通事故さん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
歯のひび割れ、破折で抜く予定 抜歯:1番(中切歯) 歯のヒビ(ひび割れ) ブリッジ治療法 歯根破折 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。