唾液の殺菌能力からばい菌が繁殖する転換点とうがいのタイミング

相談者: 前歯伸びすぎハムスターさん (51歳:男性)
投稿日時:2016-06-01 23:33:17
就寝前に丹念に歯を磨いても、起床時には口腔内がばい菌だらけで歯磨き、またはうがいをしないと飲食してはいけない事は知っているので実行していますが、判らないのは起床時のうがいのタイミングです。


お聞きしたいのは標記タイトル及び前記のとおりで、うがいしてから次にうがいすべきは何時間(何分)後なのかをご教授頂きたいと切に思います。(口中のばい菌が全身の病気を引き起こす事をテレビで観て以来恐怖に感じております。)

現在は素人考えで、日本人の平均睡眠時間が約7時間ぐらいらしいので、その半分の3時間半で転換点が来ると考え、時計を見て時間がくれば仕事中でもトイレに立つふりをしてうがいをするようにしております。

コンピュータシステム開発の職種であるため、仕事中しゃべる事はほとんど無く、うがい時以外には食事と時々ガムを噛む時しか口を動かす事はありません。

ご回答よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-06-02 10:57:33
唾液の殺菌能力優位→ばい菌繁殖の為うがい必要 の転換点の目安は?

おそらく、誰もわからないと思いますよ。
(そんな実験は聞いたことがありません)

まあ、「半減期(?)」である3時くらいを目安にするのはアリかもしれません。


虫歯歯周病から歯を守るには「対細菌」対策だけでは無理だと思います。


>うがい時以外には食事と時々ガムを噛む時しか口を動かす事はありません。

と言う事であればTCHされている可能性は高いように思いますし、唾液の性状やストレス軽減と言う意味でも栄養学的なアプローチを取り入れることが重要な気がします。

回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-06-02 11:01:31
こんにちは。

生体には個人差がありますから、不具合があれば修正する程度でよいのではないでしょうか?

不具合がおきているかどうかは、自覚症状でわかる場合が多いですが、歯周病に関して言えば自覚症状が乏しい疾患ですから、歯科医院でチェックしてもらい、不具合が起きているかどうか診断してもらうことが効果的だと思います。

また、虫歯も進行に気づきにくいですから同時にチェックしてもらうとよいと思います。

免疫力も口腔乾燥度合いも、唾液の質も共生細菌叢も歯磨きの上手下駄も人によって様々ですから、個別対応が最も望ましいので専門的にチェックしてもらい、問題があれば改善するという方法がよいと思います。


口を閉じていても舌が上について嚥下をしているかそうでないかでも、唾液の回り方が異なると思います。


>口中のばい菌が全身の病気を引き起こす事をテレビで観て以来恐怖に感じております。

ばい菌といっても、身体に害があるのは炎症がある部位から体内に入った場合が主になると思います。

通常はお口の中にも何十にもバリアが張り巡らされていますから、そのバリアがしっかり機能して健康を保っていれば大きな問題にはならないと思います。

ばい菌と細菌は同一ですからバリアを形成するうえでよい細菌もいるので健康であることが確認できているならば、あまり神経質になる必要はないと思います。
健康であるかどうかのチェックは歯科医院で検査してもらってください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-06-03 11:51:26
>就寝前に丹念に歯を磨いても起床時には口腔内がばい菌だらけで、歯磨き、またはうがいをしないと飲食してはいけない事は知っている

東京歯科大の奥田克爾名誉教授の話を引用していた番組ですよね。
私も見ました。

奥田教授の論文は要介護の高齢者、つまりほとんどまたく口腔清掃をしていない人にきちんと口腔清掃をしたらインフルエンザにかかりにくくなったといった話であって、一般の人が歯磨きをより多く時間をかけるとインフルエンザの予防につながるといったことではないです。

ましてや朝歯磨きを行うとよいなどといった話にエビデンスがあるとは思えません。

なぜって、就寝中も(量は減りますが)長時間にわたり唾液は出ていますので、食事の時の数分だけ気にしても何の意味もないのは明白です。

うがいに関しては言うまでもないことかと思われます。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-06-04 08:21:25
ご相談ありがとうございます。

>うがいしてから次にうがいすべきは何時間(何分)後なのかをご教授頂きたい

お好きなようにして構いません。
それにより、健康を維持できることでもなく、またそれだけで病気になるわけでもないからです。


>就寝前に丹念に歯を磨いても起床時には口腔内がばい菌だらけで歯磨き、またはうがいをしないと飲食してはいけない

研究している学者はそんなことを誰も言っていません。
ふつう健康な人は、ふつうに健康な生活をするだけで十分だからです。

ごくまれに、異常にリスクが高い人な場合だけは食前に歯磨きをした方がいいとは言われています。
うがいについては全く関係ありません。


>口中のばい菌が全身の病気を引き起こす事をテレビで観て以来恐怖に感じております。

お腹にも菌が大量にいます。
でも善玉菌がいれば大丈夫なのはご存知ですね。

お口の中も同じです。
善玉菌がいてふつうは大丈夫です。

しかし、病気を放置しているとそこで増えた菌が全身に回り、とんでもない重病になることは100年位前から証明されています。

つまりふつうに健康か、異常な病的か、検査・診断が必要だということです。


>日本人の平均睡眠時間が約7時間ぐらいらしいのでその半分の3時間半で転換点が来ると考え、

そのお考えだと、うがいのために夜中にも起きなければなりませんが、それは健康に有害です。


>コンピュータシステム開発の職種であるため仕事中しゃべる事はほとんど無く、

話すことは唾液を循環させて、予防になります。
それができかったり、集中することで体にストレスを与えているのであれば、病気のリスクは高まります。


>うがい時以外には

大事なことを説明します。
うがいの水よりも、唾液の防御力のほうが何十倍も強力です。
その唾液を活用することが、口の中も体の中も、守ってくれます。

ぎゃくにうがいし過ぎると、せっかくの唾液を薄めて流してしまい、防御力を失うリスクが高まります。
カンチガイを治しましょう。


>食事と

口で噛む食事、これが口だけではなく心身の健康には欠かせません。
重要です。

栄養を、飲んでしまう食品とか、胃に直接送り込んでしまうとか、では健康を維持増進することはできません。


>時々ガムを噛む時しか口を動かす事はありません。

時々ならばいいとしても、ガムは歯の寿命を縮めます。
ガムは食品ではなく、もちろん食事でもなく、単純に歯を痛めるだけです。

そういう生活環境では、口や舌を動かすことはとても役に立ちます。
昔の忍者も知っていました。




タイトル 唾液の殺菌能力からばい菌が繁殖する転換点とうがいのタイミング
質問者 前歯伸びすぎハムスターさん
地域 非公開
年齢 51歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯磨きに関する疑問
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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