[写真あり] 左下7番の親知らずと接している部分が虫歯

相談者: ymasuさん (56歳:男性)
投稿日時:2016-05-07 19:00:27
お忙しいところお世話になります。
よろしくお願いします。
添付ファイルをご参考にしてお読みください。

左下の一番奥に親不知があります。
やや斜め手前に生えています。
その隣の歯が虫歯になりました。
親不知と接している部分です。


お世話になっている歯医者さんでは次のような処置を提案されました。

@この虫歯は親不知が邪魔してダイレクトには治療できない。
親不知の手前の、虫歯になっている歯の神経を抜き、虫歯になっている歯を斜めにカットする。
そこから虫歯になっている部分を治す。


A親不知を抜く
そうすればその手前の虫歯になっている歯をダイレクトに処置できる。
しかし、この場合でも虫歯になっている歯の神経を抜かなくてもいいかどうかは、やってみないとわからない。

というお答えでした。
そして、「悩ましい選択ではあるけど、@がいいかな。親不知は元気なので、将来、入れ歯が必要になったときに活用できる」という結論でした。


私としては、神経は抜きたくないのですが、このような場合、やはり神経を抜いての治療になるのですか。
神経を抜かない方法があればありがたいのですが、どうでしょうか。

ご回答をお願い申し上げます。
なお、現在は虫歯の進行止めの薬を塗って、痛くなったら処置する、ということになっています。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-05-07 19:42:54
んんん…

実際に拝見していないので何とも言えませんが…

担当の先生の意見と逆の提案なので、迷わせてしまうかもしれませんが個人的には「A」を勧めるような気がします。


親不知は元気なので、将来、入れ歯が必要になったときに活用できる

と言う事は「ymasuさんは何年かしたら入れ歯になる」と言う前提での治療計画ですよね?

僕なら「死ぬまで入れ歯にしない」と言う前提で考えたいと思います。
そのためにはできるだけ7番を大きく削りたくありません。


>このような場合、やはり神経を抜いての治療になるのですか。
>神経を抜かない方法があればありがたいのですが、どうでしょうか。

実際に拝見しないと何とも言えませんが、現時点で「凍みる」「痛い」などの症状がほとんど無いようであれば、マイクロスコープを用いて丁寧に治療をすれば神経は残せることが多いように思います。

逆に「痛くなったら処置をする」と言う事では抜髄の可能性が高くなるような気がします。


なんとなくですが…裸眼の歯科医であれば@の提案を、マイクロスコープを使う歯科医であればAの提案をするような気がします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-05-07 19:58:32
櫻井先生の回答の中で個人的な意見として補足するとすれば

マイクロスコープを使う歯科医」→「マイクロスコープをちゃんと使える歯科医」

かと思います。


8番の手前側を大きく削り必要があればこちらの神経を取ってでも7番の後ろ側をマイクロスコープを使えば見えるようにしてそこだけを治療する方法があると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ymasuさん
返信日時:2016-05-10 21:20:37
櫻井先生、柴田先生、お忙しいところありがとうございました。


マイクロスコープを使っている歯科医院に症状をメールで送ったところ次のような返信をいただきました。

「現在のお口の中の状態を見ていないのではっきりとしたことは言えませんが、時間とコストもかかりますが、親知らずが本当に虫歯になっていないのであれば、手前の歯を抜歯して親知らずを矯正で手前に移動させれば、虫歯修復のない綺麗な歯並びが得られます。」

このような治療があることを初めて知りました。
この方法について、ご意見をいたただければ幸いです。

次回、この歯科医院に行って、私の考えを申し上げることになると思いますので、あらかじめ、意見をまとめておきたいと思い、質問させていただきます。
この治療の確実性やおおよその予算、治療期間なども教えていただければ幸いです。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-05-12 12:19:28
>この方法について、ご意見をいたただければ幸いです。

もし、手前の7番の虫歯が大きく、神経取りになってしまう可能性が高いようであれば「この方法も無くはない」と思います。


>この治療の確実性やおおよその予算、治療期間なども教えていただければ幸いです。

ケースバイケースですから、詳細については担当の先生とよく相談されることをお勧めいたします。
(特に自由診療の治療費に関しては個々の歯科医院によって様々です)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ymasuさん
返信日時:2016-05-16 20:12:39
櫻井先生

いつも親身なご回答をありがとうございます。
いろいろご指摘しただき、ありがとうございます。
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-05-20 10:54:50
こんにちは。

2本の歯を治す場合でも歯並びかみ合わせ全体で考えてもらうほうがよいと思います。

特に最後臼歯虫歯治療歯冠形態の大幅な変更を伴う)の場合は対合との関係も考えた提案をしてもらうほうがよいでしょう。


>神経を抜かない方法

治療条件の悪い歯の神経を抜かずにすむ可能性を高める治療法として、ドックスベストセメントでの治療は有効だと臨床経験から考えますがこれについては賛否が分かれるところでしょう。

最終的に修復してどのような咬合と歯並びを作り上げるかということになるのであれば出来るだけ痛んでいる歯には刺激を与えず悪い歯軸を修正してそれから虫歯の最終的な歯冠修復を図るという方法がよいように考えますが、悪い歯の位置を修正することは部分矯正MTMという矯正治療になるので自費治療になり一般的には行われにくいでしょう。


ですから保険治療で可能な治療法で最もよく行われる方法は

対合歯が噛んでなければ親知らずを抜歯して第2大臼歯は出来るだけ神経温存療法を試みるが汚染されやすい部位なので痛みが出て最終的に抜髄⇒歯冠修復という治療法でしょう。

親知らずに対合する歯があるのであれば(咬合に寄与しているならば)抜歯により対合歯が経年的に伸びてきて側方運動時に干渉してくることが予想されるので7番を積極的に抜髄して(器具が到達しにくいため歯を削る量が多くなるため)歯冠修復を行うというのもよく行われる方法だと思います。


いずれにしろ隣接面に大きな虫歯が出来てしまったという時点で清掃不良であった可能性が高いので、歯冠修復をしておくほうが予後がよい場合が多々あるとみなされると思います。


担当の歯科医とよく話し合ってそちらで行ってもらえることを確実に行ってもらうことがよいのではないかと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ymasuさん
返信日時:2016-05-22 11:32:50
船橋先生
お忙しいところ、ご回答ありがとうございます。
とても詳細にご指導いただき、感謝申し上げます。
よくわかりました。

ちなみに歯の神経を抜いてしまうと、その歯の寿命はどれくらいなのでしょうか。個人差はあると思いますが、数値のデータがあれば教えてください。
よろしくお願いします。
回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-05-22 15:26:47
大変残念ながらデータはあてにならないものなのです。


私も大学に残っていた時に様々なことを勉強しましたし研究しましたが個人のとって統計学的なデータは意外に役に立たないということを学んだのであてにしなくてよいと思います。

使い方一つで寿命は延ばせるものですから出来るだけきちんとした治療を受ける努力をされ、歯に過剰な力や通常以上の頻度で歯を当てなくてすむようにされればよいと思います。

TCHは歯の寿命を自分自身で延ばすことができるとても効果的な考え方だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ymasuさん
返信日時:2016-05-24 20:47:48
船橋先生
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
専門医ならではのご回答に感謝申し上げます。

歯は、自分で守り、寿命を伸ばすということですね。
ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ymasuさん
返信日時:2016-05-29 16:22:08
いつもありがとうございます。


かかりつけの歯科とは違う歯医者レントゲンを撮り、私の虫歯の処置方法を聴きました。

やはり、添付ファイルの画像1の二つの方法を紹介され、方法1を勧められました。
虫歯は神経まで行っている可能性がある、という指摘でした。
そして、治療のときにこの歯の神経は抜いてしまう、ということでした。

私は方法1でも、できるだけ神経を残す方法はないものかと、インターネットで調べるとMTAを発見しました。
方法1だと「カットする上部」と「虫歯の範囲」が神経にかかると思われますが、MTAやその他の方法で、神経を残すことはできますか。

または方法1だと、虫歯の歯は神経をすべて抜いたほうがいいですか。
教えてください。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-05-31 12:05:25
ymasu  さんこんにちは

>方法1だと「カットする上部」と「虫歯の範囲」が神経にかかると思われますが、MTAやその他の方法で、神経を残すことはできますか。

櫻井先生や柴田先生もおっしゃっていますが、マイクロスコープを常に使っていてMTAなどを使用して神経を残すことに慣れていらっしゃる先生に診ていただくと神経を残せる確率は上がると思います。
もちろん、もともと神経を残すことができ無いような状況もありますが。


>または方法1だと、虫歯の歯は神経をすべて抜いたほうがいいですか。

どのような方法にしろ、神経を残せるのであれば残すのが一番良いです。

個人的にはAの方法で神経が残せて長期的に安定できれば一番良いように思います。
もちろん、途中でお話にもあったMTMで7抜歯矯正もアリかと思います。

ご参考になれば

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ymasuさん
返信日時:2016-06-05 21:07:58
水川 悟先生

お忙しい中、ご回答ありがとうございました。
先日、歯科医院で処置をしていただきました。

幸い神経を残すことができ、嬉しく思っています。


これまでに、ご回答いただいた櫻井善明先生、柴田幸一郎先生、船橋先生にも感謝申し上げます。
仕事がありながら親身なご回答、ありがとうございました。
とても勉強になりました。



タイトル [写真あり] 左下7番の親知らずと接している部分が虫歯
質問者 ymasuさん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
親知らずその他
その他(写真あり)
回答者




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