治療中突然、上顎洞穿孔を告げられ抜歯の宣告。今後の治療への不安

相談者: hananahさん (48歳:女性)
投稿日時:2016-06-15 17:58:39
こんにちは

長文になりますが、タイトルの内容を理解していただくために、詳しく記述させていただきました。
宜しくお願いいたします。

ーーーーーー

3年近く歯科治療を継続し、奥歯を全てセラミックにする中、1年ほど前に左上5番の歯肉炎治療も行いました。

その際、思いのほか重症だったようで、歯茎の切開の後、骨を削り、骨を再生する為の顆粒を投入して閉じました。

抜糸後、経過は順調と告げられていたのですが、続く腫れや痛み、膿を持ったようなかすかな匂い、歯のぐらつきなど、症状が改善されたように思えない病巣の存在を感じ、来院の度になんとかしてほしいのでもう一度治療してもらえないかと訴えてきましたが、

レントゲンを見る限り悪いところはありません。以前通った歯科での根管治療が深くて神経を刺激しているだけで、治癒していく段階としての経過の状況だから問題ありません。」

と取り合ってもらえないまま、1年以上様子を見る事になりました。

時が過ぎても症状が改善されないまま、時間が経つにつれての痛みや腫れが酷くなり、上顎洞に鈍痛を感じるほどになってから、ようやく今年の6月11日に治療をしてもらえることになりました。

治療内容は、以前と同じく歯茎を切開して大きく開き、悪い部分を取り除いて骨を再生させる顆粒を投入し、根管治療も行うと言うような内容でした。

ところが、長い時間骨を削られて歯科医師が急に手を止め、スタッフに

「水を貸して!」

声をかけ、口の中に噴水。
とたんに、鼻に水が周り、溺れそうになりました。
歯科医師が慌てて

「頬のところが空洞になっているのはご存知ですか?貫通してしまいました…。」
「以前治療したところと今回治療した間に少し骨が存在していたから、今回の所はわからなかったんです。レントゲンも真っ黒ですし!」

こちらとしては、頭が真っ白状態です。
続けざまに言うには

「もう骨を再生する顆粒は受け止めるものが無いので使えません。支える骨も無いので抜歯ですね。無理矢理その歯を残しても、また膿んだりすると思います…。抜歯をして歯茎が平らになってからブリッジですね。」

つまり、もう患者には選択肢がないのです。
聞かされていなかった最悪の事態です。
上顎洞に穴があいた事の確認としての噴水のあとは洗浄らしいこともしないまま、慌てるように抜歯し歯茎を縫い合わせて、骨を削っていた時間は何だったのかと思うほど、あっという間に終了し治療費を支払い立ち去ることに。

ーーーーー

判断ミスと説明不足による医療過誤ではないかという疑問はこちらでは相談できないようですので、質問としては、上顎洞穿孔と抜歯により健康上の不具合が生じないのかという事と、昨日の時点で糸の一部が取れてしまっている事は問題ないのか(担当医に問い合わせたところ、「よくなれば自然に取れる結び方」だと説明。4日で良くなって取れるのが普通ですか?)この治療に関わる治療費が請求されるのは妥当なのか、という3点です。

現在治療後4日目で投薬中(抗生物質と痛み止めを1週間分処方)ですが、左にある歯は共鳴するように鈍痛があり、薬でぼんやりする毎日です。

次の土曜日に予約しております。
事前に、専門家の皆様のご意見をいただけると幸いです。
宜しくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2016-06-15 18:10:51
上顎洞穿孔抜歯により健康上の不具合が生じないのか

穿孔部分が閉鎖すれば問題は有りません。
抜歯も欠損補綴をすれば問題ないと思います。



>昨日の時点で糸の一部が取れてしまっている事は問題ないのか

これは何糸縫ったか等によっても変わってきます、主治医にお尋ねください。



>よくなれば自然に取れる結び方

こんな結び方を私は知りません。


>この治療に関わる治療費が請求されるのは妥当なのか、という3点です。

保険治療なら何らかの費用は発生します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hananahさん
返信日時:2016-06-16 11:24:59
細見先生、早速返答をいただき、ありがとうございます。
適切な処置が行われていれば、問題ないということですね。

現状としては、鼻に水が回るような感覚はないので歯茎は塞がってきていると思います。
ただ、うがい薬を使うたびに左目にスカスカする感覚があるのと、断続的に鼻の奥にク〜ンとした不快感(わさびを食べたり、かき氷を食べた後のような)と頭痛があります。
大丈夫だと思いますが、時間の経過を追って改善が見られない場合には、改めてこちらで相談させていただきます。

余談ですが、保険治療かどうかという話がでましたので状況をお伝えしてきますと、現在の歯科医院で、奥歯を全てセラミックにする治療を終え、ホワイトニングを6回終了した所で、この歯茎の治療でした。
根管治療時も保険適用の材料は体質的にアレルギーを起こすだろうということで、ほぼ自費治療になっていると思います。

同様の理由でセラミックを勧められた際、

「保障がつくので最初の支払い以後は、ただでお金がかかりません。」

と言われていましたが、治療でなく、不具合を治すたびに治療費は請求されているので、セラミック自体の費用が重複してかかる事は無いようですが、きちんと合っていないセラミックを直すことで診療回数が増え、こちらに非がある訳でもない不具合を治すたびにお金を支払っています。

今回の治療は、1年前の治療が適切に行われていれば、もしくは、毎回訴えていた不調を真摯に受け止め早い時点で治療してもらえたなら、上顎洞穿孔抜歯は避けられたと思っています。

ひとまず、今後の治療がきちんとした形で、納得できるやりとりの状況で進めていただけるよう、土曜日の診察に望みます。

回答をいただき、ありがとうございました。



タイトル 治療中突然、上顎洞穿孔を告げられ抜歯の宣告。今後の治療への不安
質問者 hananahさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療に関するトラブル
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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