アマルガムは撤去したほうがいいか?

相談者: もずく1さん (66歳:男性)
投稿日時:2016-06-24 11:33:50
こんにちわ

先日歯石除去に行った歯医者さんから、アマルガムが充填してある歯があるので水銀中毒になる恐れがあり、除去したほうが良いといわれましたが今のままで問題ありますか。

除去する場合は自費で撤去に約3万程度、詰め物で2万程度と言われました。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-06-24 11:52:31
こんにちは。

考え方は2つあると思います。

アマルガムは水銀が含まれていますから神経毒になるとか様々な酵素反応を行う際に必要な亜鉛などの反応を阻害しますから、キレーションしておくと様々な病気の予防につながるのでそれを阻害しやすい水銀が入ったものは口腔内から撤去しておくほうが病気を誘発しないでよいと考えて、積極的に除去しましょう(除去時の暴露が一番よくないと考えられているので出来るだけ吸引しないように設備の整った医院でしたほうがよいなども言われています)とする考えと

まったくそういうことは気にしないでよいとする考え方です。


これはご自信の価値観の問題だと思いますから、歯科医の考えに納得がいくのであれば出来るだけ吸入しないような状況下で除去してもらう(シビアに考える先生は通常はアマルガムを削りますが、アマルガムではなく周囲の健康な歯のほうを削られたりということまでされます)とよいでしょうし、説明にたいして共感できないならばそのまま放置でよいと思います。


どの程度の吸入防御体制があるのか?また除去後のキレーション療法まであるのか?治療オプションの用意としては様々なグレードがあると思います。


歯科医の間でも不明な点がたくさんある分野ですから十分納得された上で治療を開始してください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-06-24 11:57:40
水俣病の原因になったのは有機水銀で、歯科アマルガムの中にある水銀は無機水銀ですので、水銀中毒とは関係ないと思います。

個人的には除去は必要ないと思いますし、私個人も自分の歯にアマルガムが入っています。
アマルガムに含まれる金属にアレルギーがあれば除去する方が良いのですが。

また除去は普通に保険でできると思います。

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回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-06-24 12:08:16
無機水銀が細菌によって有機水銀に変化することが問題という考え方もあるようですね。

虫歯ではないので治療は自費治療になるでしょう。


様々な考え方がありますから納得いかなければ私もまったく必要ないと思います。

ちなみに私の口の中にはアマルガムはありません。
除去済みです。

院長の口の中にはあります。


オリゴスキャンというミネラルバランスを計測する装置で測定して水銀値が多く出るのは院長です。でも特に問題なく健康です(少し髪の毛が薄くなってきましたが。。)

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-06-24 13:20:45
>無機水銀が細菌によって有機水銀に変化することが問題という考え方もあるようですね。

そうなったとして、国民のどのぐらいの人にどのような害が出たのでしょうか?


私の口の中にも小学生の時に治したアマルガムありますが、特別アマルガムによる健康被害は感じていませんね。
(40歳過ぎて老化により疲れが抜けにくくなりましたが・・・)

100人に1人害があるのか?
10000人に1人害があるのか?
1000000人に1人害があるのか?

客観的な害の数字を出せない限り医療というより不安を煽ったお金儲けのための謳い文句にしか思えませんね。

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回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-06-24 15:35:46
そうだと思います。

ですからエビデンスが確立していないので、そういう治療は医療ではなく余計なお節介と考えてよいかもしれません。


多くの健康産業が余計なお節介というのが現状ですね。
病気になった後で治しましょうというのが医療です。

ですからそのあたりはよく納得されずに治療には入らないほうがよいと思いますし、そういうことには保険は適用できないものですね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル アマルガムは撤去したほうがいいか?
質問者 もずく1さん
地域 非公開
年齢 66歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ アマルガム
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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