1歳3ヶ月から1年半ほぼ毎月高濃度フッ素塗布、永久歯への影響

相談者: 後悔&心配ママさん (2歳:女性)
投稿日時:2016-06-23 11:13:58
1歳3ヶ月になるころ子どもの上の前歯(A)に小さな白濁を見付け慌てて近所の歯医者に行きました。

初期虫歯と診断され

『このままだと虫歯になる』

と言われサホライドをすすめられました。


黒くなることは知っていたので躊躇していたら

『しなくてもいいけど虫歯になるよ』

と言われ、どうしても虫歯を止めたかった私はサホライドをしてもらいました。


しかし、やっぱり黒くなっていく子どもの歯を見るとコレで良かったのか?と思いいろいろ調べたら『今どきサホライドなどしない』という投稿をたくさん目にし、後悔し、先生の治療後の対応にも疑念があったので他の歯医者さんを調べました。



3件目で小児歯科専門の先生に出会い、親身に話を聞いてくれて好感が持てたので月1回通うようになりました。
次は来月に…と言われ毎月高濃度のフッ素をしています。

先生が転院されてからも月1回電車で約1時間かけて通うほど信頼してます。


しかし最近ふと毎月フッ素をしていても大丈夫なのかな?と思い調べたら、皆さん3〜4ヶ月、半年に1回のペースとのこと。

高濃度フッ素を摂取しすぎると永久歯に影響が出るということを知り怖くなりました。

1歳3ヶ月から来月3歳になる子どもにほぼ毎月高濃度フッ素をしている子どもは『斑状歯』になる可能性はありますか?
回数を数えたら約18回していました。


家では朝昼夜歯みがきをし、同じ時期からレノビーゴを使用し10プッシュをするようにと言われ10プッシュしてました。

うがいが出来るようになり1年ほどレノビーゴを止めフッ素入りの歯磨き粉に変えてましたが、先月の検診でレノビーゴをまたする様に…と言われ歯磨き粉と兼用でしています。

歯磨き粉は歯ブラシ先端にほんの少し付ける程度です。

子どもはエナメル質形成不全かも…と言われています。


永久歯はキレイな歯にしてあげたい!と思い必死になっていたのがまさかの永久歯に影響が出るようなことをしていたとは…と子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

専門医の先生ということで安心しきって自分のフッ素の無知さに腹立たしいやら情けないやらで後悔しています。

長文すみません。


明らかにフッ素過剰摂取の状況で、子どもの永久歯にどのような影響が出る可能性がありますか?

先生方のご意見をお聞かせください。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-06-23 12:22:44
フッ化物の副作用は、フッ化物が体内に過剰に摂取されることで起こりえます。

歯科医院で行うフッ素塗布は、フッ素濃度が高濃度であっても通常体内に摂取される量はごく少量ですので、フッ素の過剰摂取となることはありません。


レノビーゴについては、子供が誤って1本丸々飲み込んでしまっても問題が無い程度のフッ化物濃度(約100ppm)ですので、こちらも心配は無いと思います。
(ちなみに、子供用歯磨き粉は大体500ppm、大人用は900〜1000ppm程度のものが多いです)


毎月歯科医院でフッ素塗布を行うというのは一般的に考えると少し多い気がしますが、初期虫歯がある、エナメル質形成不全の疑いがある、ということですので、通常よりも慎重に対応をされているのではないかと思います。



>明らかにフッ素過剰摂取の状況で、子どもの永久歯にどのような影響が出る可能性がありますか?

お書きになられた内容からは明らかに過剰摂取とは言えません。

ネットの情報は使い方によっては有益ですが、情報を誤って解釈をしてしまうとむしろマイナスになりかねませんので、ご不安な点はしっかりとおかかりの医院でも相談をして、お母様自身ができるだけ正しい知識を身に付けられるように心がけられてください。

毎月通われているということは、それだけコミュニケーションを取るチャンスが多いということですので、その状況を最大限有効にご活用頂くと良いのではないかと思います。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-06-23 12:58:50
ppmという単位は100万分のいくつという意味だと思います。
1000ppmは1000/1000000=1/1000です。

急性中毒は約5〜10mg/kg消化器症状は約3〜5mg/kgで生ずるという報告があると思います。
体重を10kgぐらいだと30mgのフッ素が取り込まれると消化器症状が出る可能性があり30mgの1000倍は30gです。

歯科で使う量は多くて数gだと思います。
またフッ素塗布に使うものはフッ素化合物ですから30gのフッ素を取るためにはそれよりもかなり多いフッ素化合物を取らなくてはいけないことになると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-06-23 15:06:46
>高濃度フッ素を摂取しすぎると永久歯に影響が出るということを知り怖くなりました。

どこに書いてありました?間違ってますよ。
摂取量(慢性毒性)を気にする必要があるのは低濃度フッ化物です。

高濃度フッ化物で注意すべきは急性毒性です。
急性毒性の場合は過去のことを気にする必要はありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 後悔&心配ママさん
返信日時:2016-06-27 22:27:03
田尾先生、柴田先生、森川先生

お返事ありがとうございました!
お礼が遅くなり申し訳ございません。


一般的なフッ素塗布の回数から見ると多かったので心配しましたが永久歯には影響は無さそうなので安心しました。

歯医者では分からないことや対処法など質問はしていたのですがフッ素の量のことまで聞いたことがなかったので、これからはもっとコミュニケーションをとっていきたいと思います。
本当にありがとうございました。



タイトル 1歳3ヶ月から1年半ほぼ毎月高濃度フッ素塗布、永久歯への影響
質問者 後悔&心配ママさん
地域 非公開
年齢 2歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ フッ素
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい