レントゲンで歯の内側が黒く写る虫歯の治療と虫歯の見逃しについて
相談者:
四ツ葉のクローバーさん (37歳:女性)
投稿日時:2016-07-01 16:54:26
先生方の意見をお聞きしたいので、宜しくお願い致します。
昨年9月に全体のレントゲン撮影をし、問題ないとの事でした。
毎食後の歯磨きと夜のみ毎日、フロスをしていて毎回、よく磨けていると褒められていました。
それから、3ヶ月毎の検診に通い、昨年9月から4回目の検診時に初めて右上5番目の歯が虫歯と言われました。
虫歯が判ったのは昨年のレントゲンでした。
毎回、違う衛生士と院長先生に診て頂いていましたが、3回の検診で見逃され、毎回、レントゲンを見ながらでしたが、きちんと確認されていなかった事になります。
気になる歯があれば伝えていましたが、指摘された歯(全く治療した事のない)は表面的には分からず、痛みもありません。
でも、レントゲンでは歯の内側が黒っぽくなっているので削るとの事でした。
9ヵ月経っても症状はないのですが、この治療は間違っていないでしょうか。
先生もミスはあると思いますが、9ヵ月も前のデータを見て今になって虫歯と診断する事に対し、歯医者に責任はないのでしょうか。
また、早期発見をする程、治療も軽くて済むと思うのですが、歯の内側が黒く写った時点で削る事は避けられなかったのでしょうか。
ご意見を頂きたく思います。
宜しくお願い致します。
昨年9月に全体のレントゲン撮影をし、問題ないとの事でした。
毎食後の歯磨きと夜のみ毎日、フロスをしていて毎回、よく磨けていると褒められていました。
それから、3ヶ月毎の検診に通い、昨年9月から4回目の検診時に初めて右上5番目の歯が虫歯と言われました。
虫歯が判ったのは昨年のレントゲンでした。
毎回、違う衛生士と院長先生に診て頂いていましたが、3回の検診で見逃され、毎回、レントゲンを見ながらでしたが、きちんと確認されていなかった事になります。
気になる歯があれば伝えていましたが、指摘された歯(全く治療した事のない)は表面的には分からず、痛みもありません。
でも、レントゲンでは歯の内側が黒っぽくなっているので削るとの事でした。
9ヵ月経っても症状はないのですが、この治療は間違っていないでしょうか。
先生もミスはあると思いますが、9ヵ月も前のデータを見て今になって虫歯と診断する事に対し、歯医者に責任はないのでしょうか。
また、早期発見をする程、治療も軽くて済むと思うのですが、歯の内側が黒く写った時点で削る事は避けられなかったのでしょうか。
ご意見を頂きたく思います。
宜しくお願い致します。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-07-02 11:00:43
んんん…
実際に拝見していないので何とも言えませんが…
べつにその歯医者さんを庇護するわけではないのですが
「虫歯発見→すぐ治療」
ではなく
「虫歯発見→半年の経過観察で治療が必要と判断」
だとしたら、非常に慎重で良い判断だったのでは無いかと考えます。
当院でも虫歯を発見してもすぐには削らず経過観察をする場合は多々あります。
その間に症状に変化があれば連絡をいただき、治療介入しますが、自覚症状が無ければ5年以上経過観察を続けることも少なくありません。
>レントゲンでは歯の内側が黒っぽくなっているので削るとの事でした。9ヵ月経っても症状はないのですが、この治療は間違っていないでしょうか。
この判断はネットではできません。
>先生もミスはあると思いますが、9ヵ月も前のデータを見て今になって虫歯と診断する事に対し、歯医者に責任はないのでしょうか。
なので、個人的に良く解釈すれば「虫歯発見時(9か月前)に言ったか言わなかったか」と言う問題のような気がします。
言っていなければ「歯科医のミス」と言う事にはなると思いますが、その間、経過観察をし、慎重に削る時期を判断していたとすれば、「責任」と言うニュアンスでの追及にはならないように思います。
そもそも、虫歯に気が付いていなかったとすれば、それはそれでそれなりに問題かもしれませんがね…。
>早期発見をする程、治療も軽くて済むと思うのですが、
これは一概に「早ければよい」という問題ではありません。
実際には虫歯を削るドリルの大きさ、詰めるときに最適な大きさと言うものが決まっています。
例えば直径1.0mmのドリルを使うとして、9か月前は0.7mmの虫歯でで、今、0.9mmの虫歯になっていたとしても削るときは1.0mmの穴になるので「結果的には変わらなかった」と言う事にもなります。
むしろ、心理的には「健康なエナメル質を0.3mmも削られるのか、0.1mmで済んだのか」と言う側面もあるかもしれません(事実、このように感じる方の方が多いようです)。
>歯の内側が黒く写った時点で削る事は避けられなかったのでしょうか
これも見てみないと何とも言えませんが、そうなる場合が多いように思います。
いずれにしても担当の先生に不信感をお持ちのようであれば、信頼できる歯科医を探し、転院されるという事も手かもしれません。
また「そもそも論」なのですが、健康保険では健診は認められておりませんし(療養担当規則 第二十一条)、「歯科医師がう蝕・歯周病に罹患していないと判断した者に対する予防メインテナンスが療養の給付に含まれない」と言う事が決まりました。
つまり、「保険で健診を受ける」ではなく、今後は自費でしっかりメインテナンスを受けられた方が良いような気がします。
参考:http://www.meti.go.jp/press/2014/01/20150113005/20150113005-1.pdf
実際に拝見していないので何とも言えませんが…
べつにその歯医者さんを庇護するわけではないのですが
「虫歯発見→すぐ治療」
ではなく
「虫歯発見→半年の経過観察で治療が必要と判断」
だとしたら、非常に慎重で良い判断だったのでは無いかと考えます。
当院でも虫歯を発見してもすぐには削らず経過観察をする場合は多々あります。
その間に症状に変化があれば連絡をいただき、治療介入しますが、自覚症状が無ければ5年以上経過観察を続けることも少なくありません。
>レントゲンでは歯の内側が黒っぽくなっているので削るとの事でした。9ヵ月経っても症状はないのですが、この治療は間違っていないでしょうか。
この判断はネットではできません。
>先生もミスはあると思いますが、9ヵ月も前のデータを見て今になって虫歯と診断する事に対し、歯医者に責任はないのでしょうか。
なので、個人的に良く解釈すれば「虫歯発見時(9か月前)に言ったか言わなかったか」と言う問題のような気がします。
言っていなければ「歯科医のミス」と言う事にはなると思いますが、その間、経過観察をし、慎重に削る時期を判断していたとすれば、「責任」と言うニュアンスでの追及にはならないように思います。
そもそも、虫歯に気が付いていなかったとすれば、それはそれでそれなりに問題かもしれませんがね…。
>早期発見をする程、治療も軽くて済むと思うのですが、
これは一概に「早ければよい」という問題ではありません。
実際には虫歯を削るドリルの大きさ、詰めるときに最適な大きさと言うものが決まっています。
例えば直径1.0mmのドリルを使うとして、9か月前は0.7mmの虫歯でで、今、0.9mmの虫歯になっていたとしても削るときは1.0mmの穴になるので「結果的には変わらなかった」と言う事にもなります。
むしろ、心理的には「健康なエナメル質を0.3mmも削られるのか、0.1mmで済んだのか」と言う側面もあるかもしれません(事実、このように感じる方の方が多いようです)。
>歯の内側が黒く写った時点で削る事は避けられなかったのでしょうか
これも見てみないと何とも言えませんが、そうなる場合が多いように思います。
いずれにしても担当の先生に不信感をお持ちのようであれば、信頼できる歯科医を探し、転院されるという事も手かもしれません。
また「そもそも論」なのですが、健康保険では健診は認められておりませんし(療養担当規則 第二十一条)、「歯科医師がう蝕・歯周病に罹患していないと判断した者に対する予防メインテナンスが療養の給付に含まれない」と言う事が決まりました。
つまり、「保険で健診を受ける」ではなく、今後は自費でしっかりメインテナンスを受けられた方が良いような気がします。
参考:http://www.meti.go.jp/press/2014/01/20150113005/20150113005-1.pdf
相談者からの返信
相談者:
四ツ葉のクローバーさん
返信日時:2016-07-03 11:04:22
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-07-03 22:46:28
>治療自体も不安になり、質問させて頂きました。
>今回の虫歯治療後からは転院しようと思います。
今回の治療もやめられておいた方が良いように思います。
だって、現時点でその先生に不信感をお持ちなのでしょ?
不信に思っている人に自分の体をいじらせるのですか?
>今回の虫歯治療後からは転院しようと思います。
今回の治療もやめられておいた方が良いように思います。
だって、現時点でその先生に不信感をお持ちなのでしょ?
不信に思っている人に自分の体をいじらせるのですか?
相談者からの返信
相談者:
四ツ葉のクローバーさん
返信日時:2016-07-04 15:26:13
タイトル | レントゲンで歯の内側が黒く写る虫歯の治療と虫歯の見逃しについて |
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質問者 | 四ツ葉のクローバーさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 歯医者への不信感 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。