[写真あり] アデノイド顔貌の治療について
相談者:
こあめさん (26歳:女性)
投稿日時:2016-07-10 17:07:54
こんにちは
アデノイド顔貌の治療についてお話しを聞かせて頂きたいと思い、投稿させて頂きました。
BMI17.4と、決して太って無い標準体型なのですが、昔から顎と首のラインがはっきりしない、二重顎などに悩んでました。
小さな頃から顔が小さく顎も小さかったので生まれながらにこう言う顔だから仕方ないのかな?と思い、顎と首のラインがきちんと出ない事を半ば諦めていたのですが、最近になってアデノイド顔貌と言う言葉を知り、もしや、と思い相談させて頂いてます。
アデノイドの対策と言うのは、ネットで色々見かけるのですが、成人すると対策だけでは改善されないので治療を、と言う文章を見かけました。
歯科矯正はお金がかかるので、保険適用内の治療を希望しているのですが、どのような治療法があるのでしょうか?
また、診察してもらう場合、普通の歯科では無理なのでしょうか?
どのような歯科医の元へ伺うと良いのかもご回答頂ければと思います。
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アデノイド顔貌の治療についてお話しを聞かせて頂きたいと思い、投稿させて頂きました。
BMI17.4と、決して太って無い標準体型なのですが、昔から顎と首のラインがはっきりしない、二重顎などに悩んでました。
小さな頃から顔が小さく顎も小さかったので生まれながらにこう言う顔だから仕方ないのかな?と思い、顎と首のラインがきちんと出ない事を半ば諦めていたのですが、最近になってアデノイド顔貌と言う言葉を知り、もしや、と思い相談させて頂いてます。
アデノイドの対策と言うのは、ネットで色々見かけるのですが、成人すると対策だけでは改善されないので治療を、と言う文章を見かけました。
歯科矯正はお金がかかるので、保険適用内の治療を希望しているのですが、どのような治療法があるのでしょうか?
また、診察してもらう場合、普通の歯科では無理なのでしょうか?
どのような歯科医の元へ伺うと良いのかもご回答頂ければと思います。
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回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2016-07-10 18:48:23
>歯科矯正はお金がかかるので、保険適用内の治療を希望しているのですが、どのような治療法があるのでしょうか?
健康保険が給付される治療方法としては、手術を伴う矯正治療の場合に限られているように思います。
例えば、下記のリストにPDFファイル右端の「顎」の欄に、丸印がついている医療機関で相談になってみてはいかがでしょう。
http://www.jos.gr.jp/facility/file/facility.pdf
健康保険が給付される治療方法としては、手術を伴う矯正治療の場合に限られているように思います。
例えば、下記のリストにPDFファイル右端の「顎」の欄に、丸印がついている医療機関で相談になってみてはいかがでしょう。
http://www.jos.gr.jp/facility/file/facility.pdf
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-07-10 18:50:29
こんにちは。
アデノイド顔貌は、幼児期から学童期にかけて顔の形が作られる頃に鼻や咽頭に炎症がある状態が長く続いたために(アデノイドが腫脹するのは集団生活や社会生活が開始して一生涯の免疫を獲得する時期と同一ですね)おきてしまう特徴的な成長の方向性を持っていることを言うのであって、すでに成長後では言っても無駄ということになるのが普通でしょう。
ですからお悩みになったのがすでに時期を逸しているようです。
本来は育てている親御さんがお子さんの成長発育に注意して、しっかりその子が将来悩まなくてよいお顔に導くよう育成矯正を行っておくべきものですが、成人後にご本人がいくらお悩みになっても簡単には治せないものです。
もしも、現時点から少しでも口元や顎の劣成長を修正したいと強くお考えなのでしたら、美容整形や外科矯正も含めた歯列矯正治療によって、咬合再構成を行いながら筋肉や顎の位置を修正していくしかないでしょう。
審美的な要求からということになりますし、矯正治療であれば、自費治療ですからかなり高額で長期間の治療期間が必要ということになります。
また外科を併用する場合は大変なご苦労を強いられる期間が必要です。
お子さんの成長をよい方向にもっていく努力と知識が日本にちゃんと定着して、アデノイド顔貌というような否定的な言葉だけが流行るということがないように、歯科は今後もっとしっかり啓蒙活動をおこなっていく必要があると思っています。
アデノイド顔貌は、幼児期から学童期にかけて顔の形が作られる頃に鼻や咽頭に炎症がある状態が長く続いたために(アデノイドが腫脹するのは集団生活や社会生活が開始して一生涯の免疫を獲得する時期と同一ですね)おきてしまう特徴的な成長の方向性を持っていることを言うのであって、すでに成長後では言っても無駄ということになるのが普通でしょう。
ですからお悩みになったのがすでに時期を逸しているようです。
本来は育てている親御さんがお子さんの成長発育に注意して、しっかりその子が将来悩まなくてよいお顔に導くよう育成矯正を行っておくべきものですが、成人後にご本人がいくらお悩みになっても簡単には治せないものです。
もしも、現時点から少しでも口元や顎の劣成長を修正したいと強くお考えなのでしたら、美容整形や外科矯正も含めた歯列矯正治療によって、咬合再構成を行いながら筋肉や顎の位置を修正していくしかないでしょう。
審美的な要求からということになりますし、矯正治療であれば、自費治療ですからかなり高額で長期間の治療期間が必要ということになります。
また外科を併用する場合は大変なご苦労を強いられる期間が必要です。
お子さんの成長をよい方向にもっていく努力と知識が日本にちゃんと定着して、アデノイド顔貌というような否定的な言葉だけが流行るということがないように、歯科は今後もっとしっかり啓蒙活動をおこなっていく必要があると思っています。
相談者からの返信
相談者:
こあめさん
返信日時:2016-07-10 21:55:09
お返事ありがとうございます。
そうですね、きちんとした育成知識の情報が入って来なかった、と言うのはもう過ぎた事とはいえ、今後の日本における課題なのかもしれませんね。
美容的なものになってしまうと難しいですよね…
なので、まずは外科的な治療で解決出来ないか、小林先生が教えて下さった医療機関を受診してみようと思います。
ふなちゃん先生がおっしゃるように外科的治療の選択となれば、大変かもしれませんが、ICをしっかり聞いてきちんと自分に後悔のない選択をしたいと思います。
ご回答、ありがとうございました。
そうですね、きちんとした育成知識の情報が入って来なかった、と言うのはもう過ぎた事とはいえ、今後の日本における課題なのかもしれませんね。
美容的なものになってしまうと難しいですよね…
なので、まずは外科的な治療で解決出来ないか、小林先生が教えて下さった医療機関を受診してみようと思います。
ふなちゃん先生がおっしゃるように外科的治療の選択となれば、大変かもしれませんが、ICをしっかり聞いてきちんと自分に後悔のない選択をしたいと思います。
ご回答、ありがとうございました。
タイトル | [写真あり] アデノイド顔貌の治療について |
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質問者 | こあめさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
口腔外科関連 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。