FCK除去したら骨の下まで虫歯、歯を引き上げる治療を薦められ不信感

相談者: あきおんさん (50歳:男性)
投稿日時:2016-07-20 14:25:27
20年前に 治療した 左下7番のFCK咬合痛があり、除去しました。

根管内に 異常はなく 動揺もありませんでしたが、骨の位置より 下まで 虫歯になっているので骨を削り かぶせ直すか。
矯正で 歯の位置を上へ引っ張り上げてからかぶせる方法を勧められました。

矯正は 保険が効かないので 金銭面からできませんが、実際 そこまでの 治療を勧めるものですか?
(前回も他の歯の治療で自費を勧められたので 少し不信感を持ってしまいました。)


骨を削る場合 歯周検査をし 6回に分け スケーリングを行い なおかつ 様子見の期間で その後一カ月ほど 間を 開けなければ保険で 歯を削ることはできないと 言われました。

どうして 保険ですぐ治療できないのか疑問を持ったのですが、そういうものなのでしょうか?

また、やはり このまますぐかぶせてもらうより 歯を削ったほうが良いのでしょうか?


ちなみに咬合痛の原因は むしばのところに歯肉が入り込み、歯肉が原因だったのではないかと言われました。 
なので このままかぶせても、またすぐ歯肉がいたくなるので骨を削り 歯肉も下げようと言われました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-07-20 15:38:41
治療内容が過剰に感じられるということですね。
文面から推測するにはおそらくかなり深いむし歯ですし、確かに保険治療の範囲内で考えるなら本来は抜歯を勧めるのが妥当というぐらいの状態だと思います。


矯正エクストルージョン)は保険適用外ですし、もうひとつ提案されている、骨を削る治療(クラウンレングスニング)も本来なら保険適用外になると思います。


ただ重症の歯周病の場合にも似たような手術(歯周外科手術)が保険で出来ますので、

>歯周検査をし 6回に分け スケーリングを行い なおかつ 様子見の期間で その後一カ月ほど 間を 開けなければ

という手間をわざわざかけて、カルテ上「一般的な歯周病治療では治りきらなかった」というストーリーを作り、保険の扱いで行う方法を提案されているのかも知れません。

もちろん実際に拝見している訳ではありませんから、実際に歯周病があるのかも知れません。

色々不思議に感じられるかも知れませんが、保険治療は公的なお金で行う以上合理性や効率を重視したようなルールや制限が多く存在します。



いずれにしてもそのまま無理に被せ物を作るのはフェルールの問題などもありますので、担当の先生がおっしゃる通りお勧め出来る状態ではないと思いますよ。

お大事にして下さい。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: あきおんさん
返信日時:2016-07-20 17:21:05
渡辺先生、早速のご回答ありがとうございます。

たいへん わかりやすいご説明で納得できました。



タイトル FCK除去したら骨の下まで虫歯、歯を引き上げる治療を薦められ不信感
質問者 あきおんさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ クラウンレングスニング(歯冠長延長)
エクストルージョン(歯根廷出)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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