初めての虫歯治療で院内感染対策が気になり通院先を迷います

相談者: サンライフさん (29歳:女性)
投稿日時:2016-07-27 22:17:49
初めての虫歯治療にあたり、院内感染が気になり、通院先を迷っています。

「外来環」加算がある病院は最低限の対策をしているとは思いますが、タービンの中の滅菌をしない限りは、肝炎、エイズ、ノロウイルスなどの感染を防ぐことはできないのでしょうか?

タービンをクラスBの機械で滅菌している病院は、費用も他より高いでしょうか?

通院先を以下で迷っています。
何を基準に選ぶのが一番いいでしょうか?

@歩いていける診療所 「外来環」加算あり
腕が良いと母の口コミあり

A電車で一時間のクリニック タービンの滅菌 クラスB
口コミなし

B電車で二時間の大学病院

お忙しい中沢山質問して申し訳ありません。

どれか一つでもご回答頂けたらありがたいです。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-07-27 23:01:45
ご相談ありがとうございます。

>「外来環」加算がある病院は最低限の対策をしているとは思いますが

そうとも限りません。
これは保険規則上の話で、一つの形式だからです。
加算がなくても、対策をしているところもあるからです。


タービンの中の滅菌をしない限りは、肝炎、エイズ、ノロウイルスなどの感染を防ぐことはできないのでしょうか?

そうとも限りません。
感染経路はタービンからだけはなく、対策はそれも含む全体のシステムだからです。

保険の規則にでは決められていないことですが、もちろんタービンの中の滅菌まで考えているところは、形式にとらわれずに実行していることから、そうでないところよりも感染対策への関心は高いといえます。


>タービンをクラスBの機械で滅菌している病院は費用も他より高いでしょうか?

ふつうはそうではないはずです。
ただ感染対策全般はコストが掛りますから、どこかでその負担をしなければなりません。


>何を基準に選ぶのが一番いいでしょうか?

そういった目に見える物ではなく、感染対策を職員全員が実行しているかどうかが大事です。
道具があっても正しく使えていないことが少なくないからです。

医院全体の体制が大事です。


一つの基準は2つのキーワードです。

一つは世界標準である、スタンダードプリコーションつまり標準予防策を採用していることです。
日本では医科の大病院は採用していますし、徹底している病院ならば、職員に聞けばすぐそう答えてくれるでしょう。


そしてふたつ目はスポルディングの分類。

クラスBの機械があることもさることながら、それを使用しなければいけない滅菌と、それをしないでいい消毒とに関して、毎日の衛生を行う職員がスポルディングの分類に従って感染対策をしているかどうかです。


そして感染対策の重要な基本は手洗いです。

患者さんお一人ずつの治療や予防を始めるときに、全職員が手洗いをしているか、グローブを使い捨てにしているか、はキーポイントです。

このように設備があるかだけではなく、感染対策を、毎日、誰にでも、分けへだてなく、実行しているかどうかを確認することです。

むしろ、感染対策を全職員で研究しているところであれば、設備に不足があっても、むしろ安全です。


確認方法は簡単です。

医院の受付とか、歯科助手とか、歯科衛生士とか、に感染対策はどういう基準でしていますか?
と電話でも聞いてみればわかります。

ただし、、肝炎、エイズ、ノロウイルスなどは、不潔な歯科医院以外では、ふつう感染の危険はほとんど心配ありません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: サンライフさん
返信日時:2016-07-28 07:59:23
色々教えて頂きありがとうございます。

加算があるから安心ではないのですね。
反対に加算がなくても対策している病院もあるとは知らなかったです。

対策はタービンだけではなく全体的にみる必要があるのですね。
ネットには、タービンの滅菌をすれば対策の7割、みたいな記述がありましたので。


費用はどこかで負担しないと経営できなくなってしまいますよね。

道具があっても職員全員が実行していない可能性があるのは盲点でした。
自分の職場を考えてみれば納得です。

標準予防策、スポルティングの分類よりも手洗いは基本的ですが一番大事ですね!

病院に聞くのもどう聞いたらいいかわからないので、聞き方まで教えて頂き大変助かります!

ネットで調べても、実際に治療した経験がないとイメージがわかなかったもので…。

普通は感染の危険はほとんどないのですか?

普通にしてても相当対策しない限りは防げないのかと思いました。
ネットでは歯医者は感染天国だ、くらいに不安をあおる内容がありましたので。

ネットの情報ではわかなかったことを色々教えて頂き認識が変わりました。
ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-07-28 08:25:13
ご返信ありがとうございます。

常識的に考えれば納得できることが、歯科医院の真実です。

医療として歯科の仕事をしていれば、我々はプロとして病気の感染予防はごく基本の当たり前だからです。
もっとも、もし仮に商売として歯科の仕事をしている所があれば用心が必要です。

なぜならば、他の業界を考えてみれば分かるかもしれません。

食品等販売、飲食店、美容整形など、もし仮に商売優先の会社は儲け優先で健康被害を出してますが跡を絶ちませんね。
またお隣の大国から輸入されているそれらの商品はとても安いけど、日本製と同じには考えませんよね。


他の業界はいざしらず、歯科のことは何なりとおたずねください。
私の専門分野ですから、分かる範囲にはなってしまいますが、いつでも回答いたします。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-07-28 09:15:15
>肝炎、エイズ、ノロウイルスなどの感染を防ぐことはできないのでしょうか?

肝炎、エイズは血液が直接体内に持ち込まれないと感染しませんので、血の付着した器具を直接使用しない限りは、まず感染は成立しないと考えられます。

歯科で可能性が高いのは注射針、注射液、根管治療の器具くらいです。
タービンはかならず水を併用しますし、傷口にいきなり使用することはありませんので、たとえ滅菌していなくても感染のリスクはかなり低いはずです。

それから、ノロウイルスはおそらく大丈夫だと思いますが、肝炎やエイズと比べると若干リスクはあるんじゃないかと推測します。
ノロウイルスに関しては、器具の滅菌とはほとんど無関係の感染経路が想定されますので、対策は簡単ではないかもしれません。

あと、記載にはありませんが、インフルエンザウイルスはかなりやっかいです。
完全個室、1日数名程度の患者数、待合室に患者さん0人(待ち時間0)といった感じの自費専門の医院でないと対応は困難かと思います。

ちなみにクラスBはBSE対策には必要ですが、歯科医院においてはその対策が必要なケースはごくごく限られますので、あまり必要な器具であるとは考えられず、歯科医院に限れば感染対策の目安にはならないと考えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: サンライフさん
返信日時:2016-07-28 11:44:22
さがら先生、ご丁寧に返信して頂きありがとうございます。

商売優先かどうか、他の業界と同じように考えるととてもわかりやすいです。

早速病院に聞いてみました。
手洗いやグローブ、タービンの滅菌もそのつどしているとのことでした。

あまり深く気にしすぎる必要はないのかな、と思いました。

おかげさまで気持ちを切り替えて治療にのぞめそうです。

今後治療して万が一痛みとかありましたらお世話になるかもしれません。
そのときはよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: サンライフさん
返信日時:2016-07-28 19:40:33
森川先生、色々教えて頂きありがとうございます。

タービン感染の可能性が高いものではないとは知りませんでした。
肝炎やエイズは血液感染のイメージはありましたが、器具に直接血液が付着、というのが感染経路になるのですね。

ノロウイルスは器具よりは別の感染経路を考えたほうがいいのですね。

インフルエンザは考えてなかったですが、流行期は要注意ですね。
自費診療で完全個室なら万全ですが、そうでないと対策はかなり困難ですよね。

クラスBは感染対策の目安にはならないのですね!
「クラスBかどうか」が重要な基準なのかと思っていました…。
どおりでネットでもBSEと書いてあったはずですね。

教えて頂けて良かったです。とても助かりました。

ネットの情報に振り回されてはいけないですね。

ありがとうございました。



タイトル 初めての虫歯治療で院内感染対策が気になり通院先を迷います
質問者 サンライフさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(歯科治療関連)
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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