3ヶ月毎の定期健診で虫歯の見落とし。神経近くまで進行していた歯も

相談者: さくれ028さん (26歳:女性)
投稿日時:2016-07-26 13:35:58
こんにちは。はじめて質問させていただきます。

私はかかりつけの病院に3か月ほどのスパンで定期的に通っているのですが、クリーニングを行った際に、2本ほど虫歯が出来ていると言われました。

そのうち一本はインレーをしなければならないと。
その時点でかなり驚いたのですが(検診にきているのにそんなに大きな虫歯ができていたことがショックでした)、次の予約の1週間前からつきつきと右側の第二大臼歯が痛んでいる感覚が出てきました。

もうすぐ予約の時期だからもうちょっと我慢しようと、一週間後の診察に窺ってみてさらにびっくり。
前回虫歯だと言われた歯は痛んでいる歯ではなかったのです。

今日は左側の上の歯を治療しますね。
と言われた際に、右側の一番奥が痛むのですが…と伝えてレントゲンをとっていただきました。
その状態でも先生は、特に虫歯はみられないとのこと。
全体のレントゲンも部分的なレントゲンもとってくれましたが、先生は痛みに首をかしげていました。

実際には、歯と歯の間に虫歯ができており、なんと神経の近くまで進行していたというありさまでショックが大きいです……。
こういう虫歯は定期健診に通っていても見落とされ、なおかつ痛みが出るまで分からないものなのでしょうか……?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-07-26 15:12:04
こんにちは。

3か月に一度定期検診に通っていて歯髄に近接したむし歯が見つかったわけですね、個人的には長い間見逃していたのではないかと思いますが。


>こういう虫歯定期健診に通っていても見落とされ、なおかつ痛みが出るまで分からないものなのでしょうか……?

小さなむし歯ならいざ知らずそのような大きなむし歯を見逃すのは個人的には考えられません、ましてやレントゲンもとったようなので不思議ですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さくれ028さん
返信日時:2016-07-26 15:39:46
山田先生、返信ありがとうございます。

やはり一般的にはあまり考えられないことなのですね。
貴重なご意見ありがとうございます。
私自身も少し首をかしげる診察結果でした。

いずれにせよ、今の医院の定期検診やクリーニングでは先の虫歯も防ぎようがないことなのかもしれないと感じました。

定期的な検診・クリーニングを行っていただける医院に転院しようと思います。

ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-07-26 16:17:29
こんにちは。

>今の医院の定期検診やクリーニングでは先の虫歯も防ぎようがないことなのかもしれないと感じました。

定期検診ではむし歯は防げません、むし歯ができるにはそれなりの理由があります、したがってむし歯の原因を取り除かなければいくら頻繁に定期検診に行ったところで小さなむし歯が見つかるだけです。

むし歯の原因はおさとうの過剰摂取です、つまりお菓子の食べ過ぎです、むし歯ができないお菓子の量にしてあとはそれなりに歯磨きができればそう簡単にはむし歯はできません。

定期検診についての山田歯科の考え方 http://www.yamadashika.jp/check.html
むし歯のできないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html

参考になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さくれ028さん
返信日時:2016-07-26 19:58:48
ありがとうごさいます。
参考にさせていただきます。

お菓子については糖質制限をしている身ですので、ほぼ口にしていないといっても差し支えありません。

きっと私自身の予防歯科に問題があるのでしょうね。
ブラッシング等の指導も改めてしてもらおうと思います。
もちろん定期検診やクリーニングのみで虫歯が防げるとは思っていません。


私が問題にしていた点は、大きな虫歯をここまで放置されるということが、3ヶ月に一度、状態を見せにいってもあるのかどうかということです。
小さな虫歯はわたしの予防歯科の仕方にも問題があるでしょう。
しかし痛みを伴うほどにまで進行した虫歯を1年以上通っていて見落とされることがありえるのかどうかということが疑問なのです。

そういう意味では今通っている医院での定期検診に意味があるとは到底思えません。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-07-27 09:52:39
まず、むし歯に絶対ならない方法は存在しません。
当然、むし歯ができない砂糖の量などというものもありません。

これを踏まえて考えると、定期健診なしにむし歯を早期に発見する手段はないことはご理解いただけると思います。

レントゲンも含めて健診の精度は医療機関においてバラつきがあるのは確かにそうかと思います。

ただ、たとえばブリッジ2次カリエスなどは発見が難しく、自覚症状が出てから見つかることも少なくないです。

むし歯の予防、診断があたかも簡単なように発言されている先生もおられるようですが、それは簡単なケースに限定したものであって、すべての人、すべての歯を確実に、と考えると簡単なことではないと気づくはずなんですけどね。

ですので、今回のケースだけでかかりつけの先生にダメだしするのが正しいのかどうかはわかりません。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-07-27 10:32:23
ご相談ありがとうございます。

>そういう意味では今通っている医院での定期検診に意味があるとは到底思えません。

回答

定期検診や予防の考えが統一されていないために、混乱していることが考えられます。
混乱を招いていることは我々歯科業界の責任です。
申し分ありません。


一般的には、目的が2つに別れます。

一つは、学校の歯科検診と同じで、定期的に虫歯になるの待ち病気を発見して治療することが目的、
もう一つは健康のため、虫歯という病気にしない予防医療で健康を先に達成しておいて、その結果の健康度合いを調べる目的です。

前者は、早期発見早期治療という考えです。
後者は、削ってしまうと元通りにならないことから、病気の治療をしないために、病気にならないように健康を維持増進するという考えです。

簡単にいえば、前者は削るための検査、後者は削らないための検査とも言えます。

前者はあえて言えば前世紀までの予防の考えです。


歯科の世界で、その2つがあやふやなままに行われているのが実情でありご心配をお掛けして申し分ありません。

これからはご自身の目的をはっきりお話して、それに合う内容か、そしてその実績はあるのか、確認して受けましょう。
どちらもくり返していけば、ゴールの結果は天地の差ほど大きく違ってくるからです。




タイトル 3ヶ月毎の定期健診で虫歯の見落とし。神経近くまで進行していた歯も
質問者 さくれ028さん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
その他(歯科検診・デンタルドック)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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