歯根と上顎洞の間に骨があっても炎症が上顎洞に及ぶことがある?
相談者:
strawberryさん (51歳:女性)
投稿日時:2016-07-31 02:01:20
3年前から上顎洞炎(CT検査では昨年までは主に右側が詰まっていましたが今年に入ってからは両側が詰まっています)で、病院の耳鼻科に通院しています。
初めに行った病院では、好酸球性副鼻腔炎と診断され手術を勧められていましたが、昨年転院した近くの病院での先月の診察では、
「好酸球の数値が高いので、好酸球性も少しあるかも知れないが、歯根の病巣から細菌が上顎洞に行って炎症を起こしている可能性が高いので、いずれは炎症を引き起こしている歯を抜歯しなければならない」
と言われました。
その理由は
1)副鼻腔に出ている膿は白い膿でムチン質ではない。
好酸球性の場合はねばねばしたガムのような膿が出る。
常に出ている後鼻漏も黄色のごく普通の痰
2)詰まりが始めは両側ではなかった。今も右の方が炎症域が少し広い。
好酸球性の場合は最初から両側に炎症が出る。
通院している歯科医院でその事を話すとそこで撮ったCTを見せながら
「歯根と上顎洞の間には骨がしっかりあり上顎洞に交通していないので、細菌が上に行く事はあり得ない。
また歯根の病巣はあってもこれくらいで抜歯する必要はない」
と説明してくれました。
質問
1)歯根と上顎洞との間に骨が(溶けずに)ちゃんとあっても、細菌が歯根から上顎洞に行き上顎洞が感染することがあるのでしょうか?
2)もしそうだとしたら内視鏡の手術(ESS)をして上顎洞を洗浄しても、また歯根から感染して膿が溜まる事があるのでしょうか?
3)細菌による副鼻腔炎なら抗生剤内服で治る可能性があるのでしょうか?
2年前にクラリス錠を3ヶ月飲みましたが効果なかったようですが、他の薬も試してみた方がいいですか?
ご回答よろしくお願いします。
尚、7年前に好酸球性肺炎を発症し、以来内科で好酸球の数値をみながらプレドニンを処方してもらっています。
初めに行った病院では、好酸球性副鼻腔炎と診断され手術を勧められていましたが、昨年転院した近くの病院での先月の診察では、
「好酸球の数値が高いので、好酸球性も少しあるかも知れないが、歯根の病巣から細菌が上顎洞に行って炎症を起こしている可能性が高いので、いずれは炎症を引き起こしている歯を抜歯しなければならない」
と言われました。
その理由は
1)副鼻腔に出ている膿は白い膿でムチン質ではない。
好酸球性の場合はねばねばしたガムのような膿が出る。
常に出ている後鼻漏も黄色のごく普通の痰
2)詰まりが始めは両側ではなかった。今も右の方が炎症域が少し広い。
好酸球性の場合は最初から両側に炎症が出る。
通院している歯科医院でその事を話すとそこで撮ったCTを見せながら
「歯根と上顎洞の間には骨がしっかりあり上顎洞に交通していないので、細菌が上に行く事はあり得ない。
また歯根の病巣はあってもこれくらいで抜歯する必要はない」
と説明してくれました。
質問
1)歯根と上顎洞との間に骨が(溶けずに)ちゃんとあっても、細菌が歯根から上顎洞に行き上顎洞が感染することがあるのでしょうか?
2)もしそうだとしたら内視鏡の手術(ESS)をして上顎洞を洗浄しても、また歯根から感染して膿が溜まる事があるのでしょうか?
3)細菌による副鼻腔炎なら抗生剤内服で治る可能性があるのでしょうか?
2年前にクラリス錠を3ヶ月飲みましたが効果なかったようですが、他の薬も試してみた方がいいですか?
ご回答よろしくお願いします。
尚、7年前に好酸球性肺炎を発症し、以来内科で好酸球の数値をみながらプレドニンを処方してもらっています。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2016-07-31 07:02:19
他の歯科医院を自主的に受診して相談してみる、或いは、CTのデータを借りるなどしてセカンドオピニオンを求めてみる等を検討してみてはいかがでしょう。
「歯根と上顎洞の間には骨がしっかりあり上顎洞に交通していない」という辺りについて、よく判断していただくことが望ましいように思います。
「歯根と上顎洞の間には骨がしっかりあり上顎洞に交通していない」という辺りについて、よく判断していただくことが望ましいように思います。
相談者からの返信
相談者:
strawberryさん
返信日時:2016-07-31 21:56:57
小林先生、コメント有り難うございました。
実は通院している病院の耳鼻科で、8月のお盆休みに内視鏡の手術をすることになっています。
昨年も勧められましたが決心がつかず今年になりました。
今回はすることにしていましたが、先月の診察で本当に手術をした方がいいのかどうか不安になり歯チャンネルに投稿した次第です。
というのは、以前は好酸球性副鼻腔炎と診断されていたのですが、先月の診断でCTを見せながら
「好酸球が原因という事も少しはあるかも知れないが、右左共にお奥歯の歯根から細菌が上顎洞に行き上顎洞が炎症を起こしている可能性の方がが高い」
と言われ、通院している歯科医院にその事を言うと
「上顎洞の間に骨があるのでそれはあり得ない」
と言われたからです。
他の歯科医院にも耳鼻科にも行ってみましたが、どちらも
「歯が原因ではないと思う」
と言われ、耳鼻科(開業医)ではCTを見て上顎洞、前頭洞共に全部白くなっているので、どちらにしても手術はした方がいいとも言われました。
病院の耳鼻科の先生が言われたことの可能性があるのか、他の先生の意見もお聞きしたいです。
実は通院している病院の耳鼻科で、8月のお盆休みに内視鏡の手術をすることになっています。
昨年も勧められましたが決心がつかず今年になりました。
今回はすることにしていましたが、先月の診察で本当に手術をした方がいいのかどうか不安になり歯チャンネルに投稿した次第です。
というのは、以前は好酸球性副鼻腔炎と診断されていたのですが、先月の診断でCTを見せながら
「好酸球が原因という事も少しはあるかも知れないが、右左共にお奥歯の歯根から細菌が上顎洞に行き上顎洞が炎症を起こしている可能性の方がが高い」
と言われ、通院している歯科医院にその事を言うと
「上顎洞の間に骨があるのでそれはあり得ない」
と言われたからです。
他の歯科医院にも耳鼻科にも行ってみましたが、どちらも
「歯が原因ではないと思う」
と言われ、耳鼻科(開業医)ではCTを見て上顎洞、前頭洞共に全部白くなっているので、どちらにしても手術はした方がいいとも言われました。
病院の耳鼻科の先生が言われたことの可能性があるのか、他の先生の意見もお聞きしたいです。
タイトル | 歯根と上顎洞の間に骨があっても炎症が上顎洞に及ぶことがある? |
---|---|
質問者 | strawberryさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 51歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 上顎洞炎(蓄膿症) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。