顎関節症の治療法の選択について
相談者:
バナナブレッドさん (40歳:女性)
投稿日時:2016-08-05 01:10:51
二十年くらい前から右の顎関節の具合が悪く悩んでいます。
具体的には右顎関節が引っ掛かったような感じがあり会話がしにくいこと、右顎関節から首筋右肩にかけてのこわばり感が気になっています。
今まで歯科矯正、マウスピースを使っての治療、咬合調整、筋膜マッサージ、薬物療法などの治療を受けてきましたが、効果がありませんでした。
原因については歯を噛みしめることや姿勢やストレスが原因と言われました。
最近、ある歯科病院の顎関節症科を受診したところ右側の関節円板が少し前にずれていると言われました。
治療法としてはマウスピースを歯にはめて治療をする。
マウスピースを使って治療をした場合、歯の噛み合わせが変わる場合があるのでそのようなときは歯を削って歯の高さを調節するようになると説明をうけました。
以前にもマウスピースを使っての治療をしたことがあるのですが、マウスピースをはめただけで顎関節のこわばり感が強くなり余計に症状が悪くなりました。
そのことを歯科医師に説明したところ、このまま治療をしないで様子を見る方法もあると言われました。
最終的には治療をせず様子を見ることを選んだのですが、後になってからもう一度マウスピースを使った治療を試してみた方が良かったのではないかと思い悩んでいます。
その反面また前と同じような結果になるのではないか、歯を削られて余計に具合が悪くなるかもしれないという不安もあります。
そこでほかの歯科医師の先生のご意見を伺いたいと思い、こちらに投稿させていただきました。アドバイスをよろしくお願いします。
具体的には右顎関節が引っ掛かったような感じがあり会話がしにくいこと、右顎関節から首筋右肩にかけてのこわばり感が気になっています。
今まで歯科矯正、マウスピースを使っての治療、咬合調整、筋膜マッサージ、薬物療法などの治療を受けてきましたが、効果がありませんでした。
原因については歯を噛みしめることや姿勢やストレスが原因と言われました。
最近、ある歯科病院の顎関節症科を受診したところ右側の関節円板が少し前にずれていると言われました。
治療法としてはマウスピースを歯にはめて治療をする。
マウスピースを使って治療をした場合、歯の噛み合わせが変わる場合があるのでそのようなときは歯を削って歯の高さを調節するようになると説明をうけました。
以前にもマウスピースを使っての治療をしたことがあるのですが、マウスピースをはめただけで顎関節のこわばり感が強くなり余計に症状が悪くなりました。
そのことを歯科医師に説明したところ、このまま治療をしないで様子を見る方法もあると言われました。
最終的には治療をせず様子を見ることを選んだのですが、後になってからもう一度マウスピースを使った治療を試してみた方が良かったのではないかと思い悩んでいます。
その反面また前と同じような結果になるのではないか、歯を削られて余計に具合が悪くなるかもしれないという不安もあります。
そこでほかの歯科医師の先生のご意見を伺いたいと思い、こちらに投稿させていただきました。アドバイスをよろしくお願いします。
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2016-08-05 12:32:29
個人的にはかみ合わせが変わるようなマウスピースは使うべきではないと思います。
その上歯を安易に削る方針には賛成しかねます。
>原因については歯を噛みしめることや姿勢やストレスが原因と言われました。
こういう原因の場合はその対策が必要ですが、どうされてますか?
あと矯正などもされているようですが、お口が開きにくいかむと痛いなどの症状があり大変日常生活に不自由されているのでしょうか?
あまり不自由でなければ症状を受け入れて日常生活を送っていくというちょっと消極的にみえる選択肢がよいと個人的には思います。
その上歯を安易に削る方針には賛成しかねます。
>原因については歯を噛みしめることや姿勢やストレスが原因と言われました。
こういう原因の場合はその対策が必要ですが、どうされてますか?
あと矯正などもされているようですが、お口が開きにくいかむと痛いなどの症状があり大変日常生活に不自由されているのでしょうか?
あまり不自由でなければ症状を受け入れて日常生活を送っていくというちょっと消極的にみえる選択肢がよいと個人的には思います。
相談者からの返信
相談者:
バナナブレッドさん
返信日時:2016-08-05 16:23:08
回答していただきましてありがとうございます。
噛みしめ、姿勢に対しては気を付けるようにしています。
ストレスに対しては心療内科に通って治療を受けています。
今通っている心療内科では一年ちょっと前から治療を受けているのですが、治療の効果がないため口腔顔面痛外来のある精神科へ転院しようかと考えているところです。
口があきにくい、噛むと痛いなどの症状はありません。
ただ会話をするときに顎が動かしにくいせいか発音が不明瞭になってしまうことがとても気になっています。
噛みしめ、姿勢に対しては気を付けるようにしています。
ストレスに対しては心療内科に通って治療を受けています。
今通っている心療内科では一年ちょっと前から治療を受けているのですが、治療の効果がないため口腔顔面痛外来のある精神科へ転院しようかと考えているところです。
口があきにくい、噛むと痛いなどの症状はありません。
ただ会話をするときに顎が動かしにくいせいか発音が不明瞭になってしまうことがとても気になっています。
相談者からの返信
相談者:
バナナブレッドさん
返信日時:2016-08-09 00:28:12
再度ご質問させていただきます。
このまま治療をせず関節円板がずれたままにしておいても大丈夫なのでしょうか。
よろしくお願いします。
このまま治療をせず関節円板がずれたままにしておいても大丈夫なのでしょうか。
よろしくお願いします。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-08-09 08:19:31
ご相談ありがとうございます。
>このまま治療をせず関節円板がずれたままにしておいても大丈夫なのでしょうか。
特に支障がなく生活している健康な人達は、関節円板がずれたままの人が多いくらいです。
つまり、最新の知見では関節円板の位置は診断基準にならないと言われています。
>マウスピースをはめただけで顎関節のこわばり感が強くなり余計に症状が悪くなりました。
その通りです。
それは支持される研究がなく、かなりリスクを伴う治療方法と分かったうえで慎重にしないと、その後が大変と言われています。
>歯の噛み合わせが変わる場合がある
その通りです。
とても困ることになると、すでに20世紀に言われています。
>歯を削って歯の高さを調節するようになると説明をうけました。
削ると二度と元に戻せません。
取り返しがつかない方法は、事前に、効果があると証明されているのか、もし悪化した場合の対処は決まっているのか、と確認しましょう。
>このまま治療をせず関節円板がずれたままにしておいても大丈夫なのでしょうか。
特に支障がなく生活している健康な人達は、関節円板がずれたままの人が多いくらいです。
つまり、最新の知見では関節円板の位置は診断基準にならないと言われています。
>マウスピースをはめただけで顎関節のこわばり感が強くなり余計に症状が悪くなりました。
その通りです。
それは支持される研究がなく、かなりリスクを伴う治療方法と分かったうえで慎重にしないと、その後が大変と言われています。
>歯の噛み合わせが変わる場合がある
その通りです。
とても困ることになると、すでに20世紀に言われています。
>歯を削って歯の高さを調節するようになると説明をうけました。
削ると二度と元に戻せません。
取り返しがつかない方法は、事前に、効果があると証明されているのか、もし悪化した場合の対処は決まっているのか、と確認しましょう。
相談者からの返信
タイトル | 顎関節症の治療法の選択について |
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質問者 | バナナブレッドさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
顎関節症 顎関節症用マウスピース・ナイトガード |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。