[写真あり] 1本の歯に複数の詰め物が存在。予防的にクラウンにすべきか

相談者: dankai1914さん (67歳:男性)
投稿日時:2016-07-31 10:43:08
すばらしいサイトを開設、運営していただいて感謝しています。
今まで見るだけでしたが、今回むずかしい判断を迫られまして初投稿しますのでよろしくお願いします。

現在右下6番(私の一番奥)の歯が、
 1 上部かみ合わせ面・銀歯詰め物
 2 奥側レジン
 3 手前5番との境。レジン
 
以上3か所の詰め物があります。
現在、虫歯歯周病ともありません(治療済み)、また、痛み等の自覚症状もありません。

この歯に対して現在2つの歯科医院から異なる見解が示されています。

●A歯科根管治療が得意)
 今すぐの必要はないが、問題が起きてからだと大きな治療になるので、今のうちに早めにクラウンに変えたほうが良い。
 自費でゴールドまたはセラミッククラウンの提案

●B歯科(この歯の虫歯治療を行った)
 クラウンにするためには、大きく削るのでしないほうが良い。
レジンでも定期検査をきちんとしていれば大丈夫


本サイトの中に「大きな虫歯の場合、クラウン」というような記述があったと思いますが、判断に迷っています。

アドバイスよろしくお願いします。


 なお、A歯科は根管治療で有名なな保険歯科医、3年前にここで1年かけて2本(右上4番メタルボンド、左上2番セラミッククラウン)の根管治療を行い、その後ノートラブルで、治療技術的には信頼がおけます。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2016-07-31 10:57:24
歯科治療は殆どが不可逆的処置です。
個人的には削る治療は好きではないのでB歯科の方が好みですが、dankai1914さんはA歯科を信頼しているように思います。

最終的には医療は信頼している処で受ける方が良いと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-07-31 12:08:52
ケースバイケースですが、MODのインレーも考えてみてはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dankai1914さん
返信日時:2016-07-31 20:37:31
細見先生、柴田先生

迅速なご回答ありがとうございました。
「信頼している処」に関してですが、A歯科に関しては根管治療クラウンの「治療技術的」には優れていると思いますし、技工士2名かかえているので、クラウンをすると決めたらここにお願いしようと考えています。

がしかし、歯科医師は経営者(院長)のご子息で勤務医でなく、経営的に早めに提案することもあるのではないかと推測しています。

 また、根管治療後にクラウンをかぶせるために大きく削られた歯を見たとき、とても悲しい思いがしました。

 やはり「不可逆的処置」は極力避けたいと思います。
ですので、現時点ではクラウンにはせず、B歯科(虫歯知覚過敏等の一般歯科でかかりつけ)の意見にしたがって、定期検査をしっかりやっていくことにしたいと考えています。

柴田先生のMODインレーもクラウンよりはずっと削りがすくないと考えられますので、現状、奥ー咬合面ー手前の3か所詰め物を一体のゴールドインレーに変えるというのも十分考えられます。
いずれはそれも選択肢にはなろうかと思います。
今すぐではないので、他の歯科医師の意見も聞きながら、最良の選択をしたいと思います。

あさって別の歯科医院歯内療法専門家)を受診、「治療なしの診察」(セカンドオピニオン)をお願いしています。

その結果が出ましたら、最終の返信を差し上げます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dankai1914さん
返信日時:2016-08-03 23:30:50
昨日セカンドオピニオンS歯科(正確には、治療しない診察)に行ってきましたので報告と関連して追加の質問をしますので、よろしくお願いします。
図面をアップしましたので参照されて下さい。

3つの歯科の主張

●B歯科(この歯の虫歯治療担当)・・・現状維持
●A歯科(別の歯の根管治療担当)・・・早期・予防的にクラウン
               (自費セラミックまたはゴールド)
●S歯科(セカンドオピニオン) 
  咬合面から奥下端まで一体のメタルアンレー(MOアンレー?)
  保険治療

なお、クラウンに関しては、できるだけ削らないという観点から、私は現時点では回避します。
 
ただし、B歯科とS歯科とで大きく見解が異なる点が出てきましたので、関連事項として追加で質問させていただきます。
下記の両歯科の見解についてコメントをいただければ幸いです。
よろしくお願いします。


 <S歯科)
(1)担当医・・・昨年まで大学病院歯内療法科医長、保存学で博士、今年から当院の雇われ院長。説明は明確でわかりやすい。

(2)見解・・・奥歯の奥の下端はレジンが非常に難しく、2次カリエスを生じやすいので、早期にメタルでMOアンレーにすべき。
 対向歯がすでに銀歯インレーなので、ゴールドにする意味はない。
 それゆえ保険で銀歯のアンレーを製作する。

 <B歯科>
(1)担当医・・・若い女性勤務医。当院は矯正に力を入れているので、もしかすると歯の力学的なことは得意かもしれない(私の想像です)。
 また、当院はTCHの指導はプリントを渡してしっかり説明するところ。
 ただし、根管治療やクラウンに関する技術は定かではない。

(2)見解・・・右下6番(一番奥)の下端の虫歯の原因はプラークコントロールというより、歯に力がかかって一部が欠けそこから虫歯になったものである。
 ですから、2次カリエスの心配からならアンレーやクラウンの意味はあるが、力のかかり方は、レジン、クラウン、アンレーいずれも同じなので、レジンでよいと思う。
 また、レジンでも2次カリエスに関してはしっかり定期検査をすれば大丈夫である。



 ***** 追加質問のポイント ******

特にB歯科の「クラウン、アンレー、レジンとも力のかかり方は同じ」という考えは正しいでしょうか。
私としては、力学的にはそう考えられなくもないですが、直感的には、メタルのアンレーやクラウンのほうがやはり歯の保護、維持という観点からは良いのではないかと考えています。

以上、よろしくお願いします。

画像1画像1
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-08-04 09:19:38
ご相談ありがとうございます。

これはとても高度でかつ複雑な難しい状況です。

計画としては、歯を守るためになぜこうなったのかという原因と、具体的な対策のメリット・デメリットを全部列挙して相談することになるでしょう。

また単純に6番1本だけではなく7番がないのであればその影響も考慮が必要だからです。
妥協的に始めると後悔につながりやすい分かれ道です。
よく相談しましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dankai1914さん
返信日時:2016-08-04 09:42:13
さがら先生、早速のご回答ありがとうございます。

>7番がないのであればその影響も考慮が必要

実は、6番の歯は、ずいぶん昔に大学病院矯正科で、5番が内側に傾いていたために、6番を奥のほほ骨に立てたタップからワイヤーで引っ張ってすきまをあけて5番を起こしたという経緯があります。

そのため右下6番は、右上6,7の間に位置しており、上2本の歯を受けるようになっています。
B歯科では、そのことも一因で、下6番に力がかかり過ぎており、そのため歯の一部が欠けて虫歯になったという説明でした。


>複雑な難しい状況
>妥協的に始めると後悔につながりやすい

歯の力学的な問題を考えると、妥協的に始めると本当に後悔しそうです。

今しばらく時間をかけて複数のセカンドオピニオンを受けながらじっくり取り組んでいこうと考えています。



タイトル [写真あり] 1本の歯に複数の詰め物が存在。予防的にクラウンにすべきか
質問者 dankai1914さん
地域 非公開
年齢 67歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
詰め物、インレーその他
クラウン(差し歯・被せ)その他
補綴関連
その他(写真あり)
回答者




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