犬歯を抜いてはいけない理由は?矯正で犬歯を抜歯予定です
相談者:
アンキさん (26歳:女性)
投稿日時:2016-08-05 10:37:04
本日、矯正のため3番の犬歯を抜歯することになりました。
他の3本は全て4番の歯を抜いてきましたが右上の犬歯が成長が未発達なのか、先生もわからないらしいのですが、左の犬歯に比べて半分ちょっと程度しか露出しておらず、おまけにアンキローシスの可能性を疑われました。
まだアンキローシス確定ではないが、怪しい。
それを確かめるにはアンカースクリューを使用する必要があるが打ちたい場所には歯根が密集しており、非常に困難で時間もかかるしリスクが大きいそうです。
私は結婚式を10月上旬に控えていているのですが、この方法を試すなら確実に間に合わないと言われました。
歯も大切だけど結婚式も一生に一回だよと背中を押され犬歯を抜歯する方向になりました。
犬歯は本来抜かないが例外もあるから大丈夫と言われました。
犬歯は本来なぜ抜いてはいけないのですか?
先生は歯に力が入りにくくなったり、将来4番がぐらつくかもしれないと言っていたので本当に抜いても大丈夫なのかと心配になりました。
私の4番の歯は歯茎が下がってきていて知覚過敏があります。
先生にはこれくらい心配いらないと言われましたが気になります。
また、片方はきちんと犬歯があってもう片方は犬歯ではない歯が犬歯の役割をするにあたって何か不利はありますか?
昨日から考えすぎて抜歯が不安になってきました。
結婚式があるから先生はこの方法をおすすめしたのであれば、焦って犬歯を簡単に抜こうと考えてはいけないのではともう夕方には抜歯なのに、もやもやがとまりません。
矯正歯科が今日はお休みのため質問できません。
噛み合わせのことや、見た目も変になるのではないか気になります。
犬歯がなくても大丈夫という勇気がほしいです。
今更ですがリスクがあっても結婚式に間に合わなくてもアンキローシスかどうか試して、きちんと確認するべきでしょうか。
他の先生方の意見が聞きたいです。
よろしくお願いします。
他の3本は全て4番の歯を抜いてきましたが右上の犬歯が成長が未発達なのか、先生もわからないらしいのですが、左の犬歯に比べて半分ちょっと程度しか露出しておらず、おまけにアンキローシスの可能性を疑われました。
まだアンキローシス確定ではないが、怪しい。
それを確かめるにはアンカースクリューを使用する必要があるが打ちたい場所には歯根が密集しており、非常に困難で時間もかかるしリスクが大きいそうです。
私は結婚式を10月上旬に控えていているのですが、この方法を試すなら確実に間に合わないと言われました。
歯も大切だけど結婚式も一生に一回だよと背中を押され犬歯を抜歯する方向になりました。
犬歯は本来抜かないが例外もあるから大丈夫と言われました。
犬歯は本来なぜ抜いてはいけないのですか?
先生は歯に力が入りにくくなったり、将来4番がぐらつくかもしれないと言っていたので本当に抜いても大丈夫なのかと心配になりました。
私の4番の歯は歯茎が下がってきていて知覚過敏があります。
先生にはこれくらい心配いらないと言われましたが気になります。
また、片方はきちんと犬歯があってもう片方は犬歯ではない歯が犬歯の役割をするにあたって何か不利はありますか?
昨日から考えすぎて抜歯が不安になってきました。
結婚式があるから先生はこの方法をおすすめしたのであれば、焦って犬歯を簡単に抜こうと考えてはいけないのではともう夕方には抜歯なのに、もやもやがとまりません。
矯正歯科が今日はお休みのため質問できません。
噛み合わせのことや、見た目も変になるのではないか気になります。
犬歯がなくても大丈夫という勇気がほしいです。
今更ですがリスクがあっても結婚式に間に合わなくてもアンキローシスかどうか試して、きちんと確認するべきでしょうか。
他の先生方の意見が聞きたいです。
よろしくお願いします。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-08-05 13:00:41
こんにちは。
犬歯を残して歯列に入れるか抜歯するかですが、ほとんどの場合犬歯を残します、個人的には矯正治療を進めるにあたって犬歯を抜歯するメリットが大きい場合は抜歯も選択肢の一つだと思います。
抜かないほうがいいという理由として犬歯が下顎側方運動をガイドするために抜歯してはならないとよくいわれますが反対咬合の人や上顎前突の人はガイドしていないことはよく見受けられます。
極端な例としては無歯顎の人が当てはまります、しかしそれで問題があるということは私の場合見たことはありません。
>将来4番がぐらつくかもしれないと言っていたので本当に抜いても大丈夫なのかと心配になりました。
歯周組織が健全ならぐらつくことはないと思います。
>私の4番の歯は歯茎が下がってきていて知覚過敏があります。
これはオーバーブラッシングの可能性が高いと思います。
オーバーブラッシング http://www.yamadashika.jp/prevent08.html
歯肉の退縮
>片方はきちんと犬歯があってもう片方は犬歯ではない歯が犬歯の役割をするにあたって何か不利はありますか?
個人的には見た目以外に不利はないと思います、ただ4番の舌測咬頭が干渉しないか確かめる必要はあるでしょう。
>アンキローシスかどうか
アンキローシスなら抜歯は難しいと思います。
犬歯を残して歯列に入れるか抜歯するかですが、ほとんどの場合犬歯を残します、個人的には矯正治療を進めるにあたって犬歯を抜歯するメリットが大きい場合は抜歯も選択肢の一つだと思います。
抜かないほうがいいという理由として犬歯が下顎側方運動をガイドするために抜歯してはならないとよくいわれますが反対咬合の人や上顎前突の人はガイドしていないことはよく見受けられます。
極端な例としては無歯顎の人が当てはまります、しかしそれで問題があるということは私の場合見たことはありません。
>将来4番がぐらつくかもしれないと言っていたので本当に抜いても大丈夫なのかと心配になりました。
歯周組織が健全ならぐらつくことはないと思います。
>私の4番の歯は歯茎が下がってきていて知覚過敏があります。
これはオーバーブラッシングの可能性が高いと思います。
オーバーブラッシング http://www.yamadashika.jp/prevent08.html
歯肉の退縮
>片方はきちんと犬歯があってもう片方は犬歯ではない歯が犬歯の役割をするにあたって何か不利はありますか?
個人的には見た目以外に不利はないと思います、ただ4番の舌測咬頭が干渉しないか確かめる必要はあるでしょう。
>アンキローシスかどうか
アンキローシスなら抜歯は難しいと思います。
回答2
矯正歯科入江クリニック(岐阜市)の入江です。
回答日時:2016-08-05 13:57:32
こんにちは。
岐阜市で矯正歯科を開業しています入江です。
お悩みのご様子、大変なことと拝察致します。
犬歯の抜歯につきまして、歯科矯正の教育では極力抜かない方向で治療方針を検討するとされています。
前の山田先生もお示しいただいた理由です。
アンキローシスについては、レントゲンで簡単にわかるような診査方法が確立されていないので悩ましいところです。
一般論としては、歯根先端が上部の鼻の空洞に突き出て引っかかって降りてこないこともありますが、きっと検討済みのことと思います。
迷っていらっしゃって、主治医の矯正の先生と連絡がとれないのであれば、抜歯を担当される先生にその旨伝えて処置を延期し、改めて納得された上で抜歯されるのも、同じ治療を受けるにしても心情的にスッキリするかもしれません。「もやもやされているのであれば・・・。」
大学の矯正歯科に在籍中、私の担当患者様では犬歯抜歯症例はありませんでしたが、矯正歯科全体としては犬歯抜歯症例もありましたので決して間違えた治療方針ではないと思います。
元々、犬歯の無い方は担当した経験がありますが、特に不具合なく治療が完了した記憶があります。
繰り返しになりますが、「もやもや」を解消する方法を考えてみられてはいかがでしょうか?
岐阜市で矯正歯科を開業しています入江です。
お悩みのご様子、大変なことと拝察致します。
犬歯の抜歯につきまして、歯科矯正の教育では極力抜かない方向で治療方針を検討するとされています。
前の山田先生もお示しいただいた理由です。
アンキローシスについては、レントゲンで簡単にわかるような診査方法が確立されていないので悩ましいところです。
一般論としては、歯根先端が上部の鼻の空洞に突き出て引っかかって降りてこないこともありますが、きっと検討済みのことと思います。
迷っていらっしゃって、主治医の矯正の先生と連絡がとれないのであれば、抜歯を担当される先生にその旨伝えて処置を延期し、改めて納得された上で抜歯されるのも、同じ治療を受けるにしても心情的にスッキリするかもしれません。「もやもやされているのであれば・・・。」
大学の矯正歯科に在籍中、私の担当患者様では犬歯抜歯症例はありませんでしたが、矯正歯科全体としては犬歯抜歯症例もありましたので決して間違えた治療方針ではないと思います。
元々、犬歯の無い方は担当した経験がありますが、特に不具合なく治療が完了した記憶があります。
繰り返しになりますが、「もやもや」を解消する方法を考えてみられてはいかがでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
アンキさん
返信日時:2016-08-06 00:39:41
タイトル | 犬歯を抜いてはいけない理由は?矯正で犬歯を抜歯予定です |
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質問者 | アンキさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 抜歯:3番(犬歯) 歯列矯正の治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。