[写真あり] 右上2番、歯髄炎の様な痛みが消えた歯のレジン再充填

相談者: ながせさん (24歳:男性)
投稿日時:2016-08-11 22:55:18
はじめて相談させて頂きます。

右上2番についてです。
まずこの歯の経過を書きます。

10年以上前に1番との間に虫歯ができ、小さく削ってレジン充填
2年前に、レジンの下から虫歯が拡がっているとのことで、再治療しレジン充填しました。
(写真:1番に接する面から、歯の側面〜裏側を削って、三角形にレジンが充填されています。)

この時神経のギリギリまで削ったようで、歯科医師の方からは次にこの歯が虫歯になったら抜髄になるという説明をうけました。

この治療の直後、1か月ほど海外で滞在していたのですが、治療後1-2週間で熱いものを口に含んだのをきっかけに激しい痛みが生じました。
熱いもの、冷たいもの、空気がしみて、夜間も鎮痛剤を飲むような状況でした。

この時は日本にいなかったので歯科にかからなかったのですが、治療合併症としての歯髄炎が疑わしいと思いました。
ところが、さらに1-2週間痛みを我慢しているうちに、痛みは消えて何の症状も呈さなくなりました。

以来2年間、痛みはありません。
自分の歯の部分の色の変化もありません。

しかし最近、レジンの変色が気になって、また充填の形が元の歯と異なっているのが不満で(治療してくださった方ごめんなさい)、できれば自費の材料を使って再充填をしたいと思っているのですが、

もしやこの歯の神経は既に死んでいるのか? (抜髄が必要?)

あるいは、もう一度削ると今度こそ取り返しのつかない歯髄炎を起こして抜髄に至るリスクが高いのでは?ということを危惧しています。

一度このように歯髄炎のような状態になってリカバリー?した歯に対して、もう一度レジンを再充填することはどれくらい危険なことでしょうか?

歯の寿命を重要視すれば、審美的な理由で手を付けない方がいいのでしょうか?


慣れない投稿で読みづらい点があるかもしれませんが、よろしくお願いします。

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回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2016-08-12 09:12:16
>できれば自費の材料を使って再充填をしたいと思っているのですが

材料よりも歯科医の技術の方が遥かに重要です。


>一度このように歯髄炎のような状態になってリカバリー?した歯に対して、もう一度レジンを再充填することはどれくらい危険なことでしょうか?

再治療を行えば御自身の歯は多かれ少なかれ削る事になるかも知れません、歯を削ればそれなりのダメージを神経は受けます。

後は歯科医の診断力と技術です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ながせさん
返信日時:2016-08-12 11:18:57
細見先生、ご回答ありがとうございます。

やはり再治療をすることで神経がさらにダメージを受ける可能性があるのですね。

そして歯科医の診断力や技術が大切とのこと。
こうきっぱり言い切ってくださると、治療する側として責任をもってくださっていることが伝わります。

細見先生のような歯科医の方が近くにいればありがたいのですが、あいにく未だ出会っておりません。(苦笑)

ご助言はありがたく頂戴します。


私が自費がいいと考えているのは、レジンの素材の違いにより、同一術者が施術した場合に保険のものより審美面で勝るものができるだろうという期待からです。(持続性も含めて)

また、歯科医の技術は治療を受けるまでわかりません。
治療を受けてから、あの歯医者にかからなければよかった、と思うことが残念ながらあります。

しかし、違う歯医者にかかったところで、もっといい治療を受けられたという保証もありません。

良い歯科医を探すことは最も重要なことの一つとして認識しておりますが、現実的に、最も難しいことの一つでもあると考えています。

そうした中、自分で歯科治療に納得するには、せめて設備と材料はできるだけ良いものを使用しているのがよいと思います。

治療の結果不満が残っても、設備や材料さえ良ければもっとうまくいったかもしれない、という後悔を避けるための私なりの防衛です。

素人が生意気を申し上げてすみません。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-08-12 14:47:53
>もう一度レジンを再充填することはどれくらい危険なことでしょうか?
>歯の寿命を重要視すれば、審美的な理由で手を付けない方がいいのでしょうか?

細見先生が書かれているように「細心の注意を払って治療すればできないことは無い」と思いますが、それは歯科医の技術が大きくものをいうでしょうね。


保険のものより審美面で勝るものができるだろうという期待からです。(持続性も含めて)

持続性は変わらないと思いますよ。


>せめて設備と材料はできるだけ良いものを使用しているのがよいと思います。

まあ、一般的な患者さんからすれば、客観的にはそのくらいしか判断の材料にはならないかもしれませんね。

キーワードとしては「マイクロスコープ」または「4倍以上の強拡大ルーペ」、「審美的レジン修復(ダイレクトボンディング)」になるでしょうかね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ながせさん
返信日時:2016-08-12 17:16:45
櫻井先生、回答ありがとうございます。

まずは、ご指摘の件

>>保険のものより審美面で勝るものができるだろうという期待からです。(持続性も含めて)
>持続性は変わらないと思いますよ。

そうだったのですね、失礼いたしました。

やはり、歯科医の技術が大事なのですね。

「絶対に失敗しない治療」は無理でも、「技術面では信用を持てて、信頼関係を築ける歯科医による治療」を受けたいものです。

並べて頂いたキーワード、今後参考にさせて頂きます。



タイトル [写真あり] 右上2番、歯髄炎の様な痛みが消えた歯のレジン再充填
質問者 ながせさん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
詰め物、インレー治療後の痛み
その他(写真あり)
詰め物、インレーの変色・着色
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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