左上7番、根っこに膿がある歯は抜歯するべきでしょうか?
相談者:
おつまみさん (32歳:男性)
投稿日時:2016-08-10 02:29:57
今回初めて投稿させて頂きますが、もしかして不備があるかもしれませんが宜しくお願いします。
先週の土曜日、左の上の一番奥の歯(7番)が痛み出したのですが、その次の日今度は歯肉が腫れだしました。
そこで昨日、現在通っている歯医者に診察してもらいましたら、現在通っている歯医者に通う前に通っていた歯医者で神経を抜いてセラミックを被せた歯の根っこに膿が出来てると言われました。(10年程前)
レントゲンで観た結果、膿も結構大きく、完治するまで少し時間がかかるのと完治出来る保証は出来ないという事でした。
後完治したところで数年後、又同じ症状も出る可能性もあるとも言われました。
そういうデメリットを避けたいなら、この歯なら無くなってもそう困らないし、そんなに抜くのに大変な歯じゃないから抜歯してしまう方法もあると言われました。
そういう訳でして、来週通うまでに抜歯するか、それとも治療してまたセラミックを被せて今まで通り使える状態にするか、決めなければならないのですが、どちらにした方がいいと思いますか?
先週の土曜日、左の上の一番奥の歯(7番)が痛み出したのですが、その次の日今度は歯肉が腫れだしました。
そこで昨日、現在通っている歯医者に診察してもらいましたら、現在通っている歯医者に通う前に通っていた歯医者で神経を抜いてセラミックを被せた歯の根っこに膿が出来てると言われました。(10年程前)
レントゲンで観た結果、膿も結構大きく、完治するまで少し時間がかかるのと完治出来る保証は出来ないという事でした。
後完治したところで数年後、又同じ症状も出る可能性もあるとも言われました。
そういうデメリットを避けたいなら、この歯なら無くなってもそう困らないし、そんなに抜くのに大変な歯じゃないから抜歯してしまう方法もあると言われました。
そういう訳でして、来週通うまでに抜歯するか、それとも治療してまたセラミックを被せて今まで通り使える状態にするか、決めなければならないのですが、どちらにした方がいいと思いますか?
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2016-08-10 07:52:09
あまり影響がないかどうかは主治医が判断されてますが、個人的には残して保険の銀歯でいいのではないかと思います。
個人的にはなぜ左上の一番奥にセラミックを入れたかが疑問です。
普通の人ならばまず他人に見えない部分ですので、セラミックの必要性が低いと思います。
個人的にはなぜ左上の一番奥にセラミックを入れたかが疑問です。
普通の人ならばまず他人に見えない部分ですので、セラミックの必要性が低いと思います。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-08-10 08:24:39
ご相談ありがとうございます。
膿は病気がある印です。
病気を治せば、膿が止まります。
膿を止めるために抜歯も選択肢ですが、膿を止めて歯を残す選択肢もあります。
学問的には、7番はとても重要な歯です。
もともと人間の体には無駄な部分はありません。
とくに奥歯は重要であり、また7番に代わる他の歯はありません。
間に合えば治して使うほうが、これから長い一生の健康な生活には有利です。
柴田先生も回答しているように、7番にセラミックを入れる理由もよく検討するべきです。
膿の出た原因を治せばふつう歯は使えるはずです。
もし残せる歯を安易に抜歯と断定しているだけなら問題です。
検査・診断が必要です。
健康を目指している歯科医師だけに相談しましょう。
膿は病気がある印です。
病気を治せば、膿が止まります。
膿を止めるために抜歯も選択肢ですが、膿を止めて歯を残す選択肢もあります。
学問的には、7番はとても重要な歯です。
もともと人間の体には無駄な部分はありません。
とくに奥歯は重要であり、また7番に代わる他の歯はありません。
間に合えば治して使うほうが、これから長い一生の健康な生活には有利です。
柴田先生も回答しているように、7番にセラミックを入れる理由もよく検討するべきです。
膿の出た原因を治せばふつう歯は使えるはずです。
もし残せる歯を安易に抜歯と断定しているだけなら問題です。
検査・診断が必要です。
健康を目指している歯科医師だけに相談しましょう。
相談者からの返信
相談者:
おつまみさん
返信日時:2016-08-10 15:49:08
少し質問を補足させて下さい。
まず、さがら先生と柴田先生の解答本当に有難う御座います。
まず銀歯じゃなくセラミックにした理由なのですが、それは私が生まれつきのアトピーのアレルギー体質と肌が弱い体質であるため、銀歯では金属アレルギーの問題がある為です。
始めは銀歯にする予定だったのですが、帰宅してから母親(元歯科医)に報告したら
「あんたは肌が弱いしアレルギーもあるから銀歯は駄目、お金かかってもいいからセラミックにしてもらいなさい」
と言われたので変更しました。
実は悩んでいるのはこういったこれからの金銭面での不安もあります。
治療から10年かかってこのような症状が出たという事は、また10数年立てば同じ症状になり同じ医療費を支払わなくてはならないという事になるんじゃないのかと、つまりこれからの人生、定期的な期間で高額の医療費を用意しなくはいけないんじゃないかと。
実は担当した医者の方もお二方の返答通り、使えるなら治した方がいいし、5年間は保証付きで再発してもセラミックは無料でいいという事ですが、それ以上経って再発すれば、又同じ金額を支払ってもらわなくてはならないから、その辺をよく考えて判断して来て欲しいという事でした。
後、医師は奥歯は抜歯しても噛み合わせは少し変わるけど、無くなってもそう問題はないし苦痛も比較的楽な歯と仰ってましたが、これは間違ってるのでしょうか?
結構お世話になってる歯医者さんですのであまり疑いたくし変更したくないのですが。
こういう判断する歯医者さんは危険なのでしょうか?
この補足の上で改めてアドバイスを頂きたいのですがやっぱり抜歯しない方がいいでしょうか、後私みたいな立場の人はどう判断するケースが多いでしょうか?
宜しくお願いします。
後、いい機会だから質問したいのですが、母が言ってたように私みたいなアレルギー体質で肌が弱い人は銀歯は危険なのでしょうか?
テレビでもよく銀歯の金属アレルギーが原因で、肌がボロボロになったり脱毛してしまう人をよく見ますが、どう思いますか?
まず、さがら先生と柴田先生の解答本当に有難う御座います。
まず銀歯じゃなくセラミックにした理由なのですが、それは私が生まれつきのアトピーのアレルギー体質と肌が弱い体質であるため、銀歯では金属アレルギーの問題がある為です。
始めは銀歯にする予定だったのですが、帰宅してから母親(元歯科医)に報告したら
「あんたは肌が弱いしアレルギーもあるから銀歯は駄目、お金かかってもいいからセラミックにしてもらいなさい」
と言われたので変更しました。
実は悩んでいるのはこういったこれからの金銭面での不安もあります。
治療から10年かかってこのような症状が出たという事は、また10数年立てば同じ症状になり同じ医療費を支払わなくてはならないという事になるんじゃないのかと、つまりこれからの人生、定期的な期間で高額の医療費を用意しなくはいけないんじゃないかと。
実は担当した医者の方もお二方の返答通り、使えるなら治した方がいいし、5年間は保証付きで再発してもセラミックは無料でいいという事ですが、それ以上経って再発すれば、又同じ金額を支払ってもらわなくてはならないから、その辺をよく考えて判断して来て欲しいという事でした。
後、医師は奥歯は抜歯しても噛み合わせは少し変わるけど、無くなってもそう問題はないし苦痛も比較的楽な歯と仰ってましたが、これは間違ってるのでしょうか?
結構お世話になってる歯医者さんですのであまり疑いたくし変更したくないのですが。
こういう判断する歯医者さんは危険なのでしょうか?
この補足の上で改めてアドバイスを頂きたいのですがやっぱり抜歯しない方がいいでしょうか、後私みたいな立場の人はどう判断するケースが多いでしょうか?
宜しくお願いします。
後、いい機会だから質問したいのですが、母が言ってたように私みたいなアレルギー体質で肌が弱い人は銀歯は危険なのでしょうか?
テレビでもよく銀歯の金属アレルギーが原因で、肌がボロボロになったり脱毛してしまう人をよく見ますが、どう思いますか?
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-08-10 18:57:06
ご返信ありがとうございます。
>これは間違ってるのでしょうか?
>こういう判断する歯医者さんは危険なのでしょうか?
歯科医療に絶対はありません。
どのような選択肢にも、必ず良し・悪しがあります。
そう考える根拠と、その選択肢のデメリットなどを聞いて選択しましょう。
>やっぱり抜歯しない方がいいでしょうか、後私みたいな立場の人はどう判断するケースが多いでしょうか?
歯は歯、カラダはカラダ、と分ける考えもあり、あるいは歯と心身は切り離せないと考える選択肢もあり、どちらも大事にしたいけどどれを優先するかという考えもあります。
ふつう森を見て木を見る考えであれば、カラダの健康があっての歯の健康という順序もあり、またカラダの健康にもさらに勝る順位は心の健康という考えもあります。
また目先の利益と将来も含めた長期的な利益とどちらを優先するかという考えもあります。
それによって判断は変わります。
そして歯の治療とは決して元通りには戻らず、不通の場合でも、健康を目指せば極めて高度で困難な治療が待っています。
しかし、優先順位が下がった治療については妥協を強いられますから、その特質をしっかり把握して、質の定価を極力落とさないようにと考えることもできます。
この考えは予防医療とも言えます。
ご自身に当てはまる選択をするお手伝いができる専門職が歯科医師です。
よく相談しましょう。
>私みたいなアレルギー体質で肌が弱い人は銀歯は危険なのでしょうか?
もし可能なら、原因を突き止めるための検査を受けましょう。
銀歯といっても、保険の中でも金属の種類がたくさんあります。
>テレビでもよく銀歯の金属アレルギーが原因で肌がボロボロになったり脱毛してしまう人をよく見ますが、どう思いますか?
テレビで見たことはありませんがありえることです。
でも他人と同じとは限りません。
ご自身の原因を調べましょう。
ちなみに、歯科領域において、健康体を損なう原因は金属だけではありません。
神経をとった歯は感染していますが、それが全身に多くの重篤な病気を起こすことは約100年前にそれ以上はできないほど大々的な証明がすでに尽くされています。
もう神経を失わないようにしましょう。
>これは間違ってるのでしょうか?
>こういう判断する歯医者さんは危険なのでしょうか?
歯科医療に絶対はありません。
どのような選択肢にも、必ず良し・悪しがあります。
そう考える根拠と、その選択肢のデメリットなどを聞いて選択しましょう。
>やっぱり抜歯しない方がいいでしょうか、後私みたいな立場の人はどう判断するケースが多いでしょうか?
歯は歯、カラダはカラダ、と分ける考えもあり、あるいは歯と心身は切り離せないと考える選択肢もあり、どちらも大事にしたいけどどれを優先するかという考えもあります。
ふつう森を見て木を見る考えであれば、カラダの健康があっての歯の健康という順序もあり、またカラダの健康にもさらに勝る順位は心の健康という考えもあります。
また目先の利益と将来も含めた長期的な利益とどちらを優先するかという考えもあります。
それによって判断は変わります。
そして歯の治療とは決して元通りには戻らず、不通の場合でも、健康を目指せば極めて高度で困難な治療が待っています。
しかし、優先順位が下がった治療については妥協を強いられますから、その特質をしっかり把握して、質の定価を極力落とさないようにと考えることもできます。
この考えは予防医療とも言えます。
ご自身に当てはまる選択をするお手伝いができる専門職が歯科医師です。
よく相談しましょう。
>私みたいなアレルギー体質で肌が弱い人は銀歯は危険なのでしょうか?
もし可能なら、原因を突き止めるための検査を受けましょう。
銀歯といっても、保険の中でも金属の種類がたくさんあります。
>テレビでもよく銀歯の金属アレルギーが原因で肌がボロボロになったり脱毛してしまう人をよく見ますが、どう思いますか?
テレビで見たことはありませんがありえることです。
でも他人と同じとは限りません。
ご自身の原因を調べましょう。
ちなみに、歯科領域において、健康体を損なう原因は金属だけではありません。
神経をとった歯は感染していますが、それが全身に多くの重篤な病気を起こすことは約100年前にそれ以上はできないほど大々的な証明がすでに尽くされています。
もう神経を失わないようにしましょう。
タイトル | 左上7番、根っこに膿がある歯は抜歯するべきでしょうか? |
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質問者 | おつまみさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:7番(第二大臼歯) 根管治療の治療法 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。